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ワルディーの京都案内

2016/06/29
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テーマ:京都。(5783)
カテゴリ:研修会
 6月28日にあったシニアガイドの新人研修第8日(実地研修は3日目)の続きです。(「その1」はこちら

 北野天満宮の後、座学で同じ机のお仲間お二人と昼食をとって、仁和寺までバスで移動しました。

 お仲間のお一人は、別の同じような団体で観光ガイドをすでにやっておられ、そちらから移ってこられました。すでにノウハウを持っておられ、便利なガイドブックを紹介してもらいました。「電車とバスでめぐる京都アクセス・ガイド」という本で、観光地ごとに、次の観光地に行くにはどのバスや電車に乗ったらいいかが一目でわかる本です。交差点のどの場所に、どの方向に向かうバスのバス停があるかも書いてあります。修学旅行案内で必携だとのことです。ガイドが本格的に始まったら、是非、買い求めたいと思います。


●仁和寺

 最初は拝観自由の境内、後半は拝観有料の御殿を案内いただきました。前回の東寺同様、観光ガイドの研修ということで、有料の御殿のほうも、無料で入らせていただくことができました。話によると、個人的に下見に行くとき、ガイド協会の身分証明を持っていれば、無料で入れていただけるところと、そうでないところがあるようです。


・世界遺産「古都京都の文化財」説明プレート


20160628-世界遺産プレート.jpg

 他の寺社と共通のフォルムなので、案内のときに「このプレートが世界遺産であることを示しています。」と説明すると分かりやすいとのこと。



・境内地図


20160628-仁和寺地図.jpg

 このようなお寺の地図や俯瞰図があるところでは、案内の前に、これを使って全体像やこれから訪れる場所を説明すると分かりやすいとのことです。



・元号寺~年号を寺名にしたお寺

 
  仁和寺の他に延暦寺、建仁寺、寛永寺(上野)など。



・成就山御室八十八箇所霊場

20160628-仁和寺成就山.jpg

 境内の西北にあります。距離は約3キロメートル。山道なので、2時間はかかります。スタンプラリーが年5回開かれています。



・中門

20160628-仁和寺中門.jpg

 東側に東を守る持国天、西側に北を守る多聞天が安置されています。

 持国天~東を守護、増長天 - 南を守護、広目天 - 西を守護、多聞天 - 北を守護。東南西北<とんなんしゃーぺー>、地蔵買うた(持増広多)とすると憶えやすい。



・九所神社


P1160517(仁和寺織部).jpg

 北野天満宮と同じような織部燈籠がここにもあります。下部のマリア像のような彫りはこちらのほうにはありませんでした。



・金堂(国宝)

 いつもは下の写真のように、蔀戸(しとみど)で囲まれています。

20160628-仁和寺金堂.jpg



 昨日まで蔀戸だったのですが、今日は板になっていました。外して修理をしているとのこと。

P1160520(金堂).jpg


 
 軒の垂木は三段に重ねられた三軒(みのき)。二軒は繁垂木、外側は疎垂木です。仏堂では稀有な例で興福寺北円堂などにしか見られません。仏光寺もそうらしいです。

20160628-仁和寺金堂垂木.jpg



 向拝の軒には孔子様のような飾り瓦が載せられています。留蓋(とめぶた)瓦といい,瓦の末端を押えるとともに雨漏りを防ぐのが役割です。この像は、中国の「史記」に出てくる黄石公(こうせきこう)という、秦末の隠士で漢の張良に兵書を授けたという老人。この黄石公の下の亀も「阿吽」のペアになっているようです。

P1160518(黄白公).jpg



・五重塔


 内部は胎蔵界の世界。塔の正面には胎蔵界の大日如来をあらわす「アーク」の梵字を額がかかげられている。

20160628-仁和寺五重塔.jpg



・菅公腰掛石


 境内の北西隅にあります。菅原道真公は大宰府に流される途中に仁和寺に立ち寄り、宇多上皇に冤罪を訴えるため、この石に座って待っていましたが結局、上皇には会えなかったといいます。この石の上に安置されrたお不動さんは、一条戻り橋が洪水で流されたときに見つかったもので、お告げにより仁和寺に移されたのだといいます。長い柄杓が置いてあり、不動尊に水を掛けると願いが一つかなうという。この柄杓の柄の長さが半端じゃなく長いので、修学旅行生に喜ばれるそうです。

20160628-仁和寺菅公腰掛石.jpg



・この菅公腰掛石の近くにプレハブの建物を作って、その中でさきほどの金堂の蔀戸の修理をされていました。ベテランの方が、若いお弟子さんを指導しながら修理をしているようでした。

P1160519(蔀戸修理).jpg



本物の四つ葉のクローバーを使ったお守りが人気だとか。

P1160522+(仁和寺お守り).jpg



 その後、御殿を駆け足で巡りました。

 黒書院と白書院の違いは、塗る漆の色の違いとのこと。黒書院の襖絵は堂本印象作。


 バスで金閣寺に移動しました。



●金閣寺

・左大文字を眺めるスポット


20160628-金閣寺左大文字.jpg

 金閣寺の正面の門の信号のところが、左大文字がよく見えるスポットなので、ここで立ち止まって説明したらよいとのことです。


・鬼瓦の眼

 拝観券販売所の横の庫裏の鬼瓦の眼は、特定の場所に立って見ると、眼が透けて見えます。天気のよい日には青い目になるとのこと。

P1160524(金閣庫裏).jpg

P1160523(金閣鬼瓦).jpg



・唐門

 蟇股が「鯉の滝登り」。境内奥にある、龍門の滝・鯉魚石(りぎょうせき)とも対応し、「鯉が滝を登ると龍になる」と言う中国の故事「登龍門」にちなんでいます。

P1160528(鯉).jpg



・イチイガシ

 拝観券発売所の前にあります。京都市指定天然記念物。

P1160526(イチイガシ).jpg



・金閣寺の内部は1層目以外は見えませんが、鏡湖池に沿って北に向かう右手のところに各層の写真パネルがあり、そこで内部の説明をするとよいとのことです。



・富士山型手水鉢

茶室「夕佳亭」のところにあります。足利義政愛用と云われています。
何故、義満でなく義政なのか。義政は銀閣寺(慈照寺)を建てたことで有名ですが、銀閣寺を建てる時に、金閣寺を参考にするために、何度も金閣寺を訪れたと云われています。

P1160529(金閣寺夕佳亭).jpg



・外国語おみくじの自販機

 不動堂の横にあります。英語、中国語、韓国語があります。もちろん、日本語も。

P1160530(金閣寺自販機).jpg



・帰り道

 やはり伏見稲荷同様、平日だというのに、すごい混雑でした。外国人が9割くらいかもしれません。昔とは、人の多さも、人種構成も様変わりです。予想はしていましたが驚きでした。

P1160531(金閣寺混雑).jpg



 今日回った中で、私が7月12日に模擬ガイドをするのは、金閣寺の総門となっているのですが、観光上重要なスポットではないので、総門そのものについて話することはなさそうです。金閣寺に入る前に、金閣寺全体の説明をすればいいのだと思います。

 約12,000歩歩きました(帰って来てからのワンちゃん散歩含め)。前回、八坂神社/伏見稲荷/東寺は14,500歩でしたので、それに比べて少なかったですが、思った以上に歩いていました。ほとんど立ちづめなので、やはり疲れました。だんだんと同期入会の方々とも親しくなっていくのも実感しています。

 帰りにの阪急電車でお仲間の一人と同じでした。驚いたことに、私と同じ住宅地の方でした。以前入られてすでにガイドをやっておられる女性の方も、私の近所におられるので、これで少なくとも3人が、同じ住宅地出身ということになります。他にもいらっしゃるかもしれません。

(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)

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最終更新日  2019/08/25 12:55:43 PM
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