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ワルディーの京都案内

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2016/09/12
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テーマ:京都。(6067)
「京都市内全寺社巡り」2016年9月10日(土)東山区第3日の第1回です。


◆この日の行程、ルート地図、歩行データは投稿済みです。

http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/201609100003/


◆ルート、訪問地プロットのオリジナルは下記の東山区#3です。

https://drive.google.com/open?id=1g8SwpQ6kDUnreV2ZQi6eodH6lYc&usp=sharing


===============================

【東山区第3日 第1回】

東山区第1日、第2日は山科区の続きということで、東山区の東北部分を中心に歩きました。

第3日以降は南から北上していくことにしました。


自宅を出たのは午前10時半過ぎ。五条通を通るバスで京都駅まで行き、そこから東山区まで歩きました。

京都駅出発は、午前11時25分でした。

塩小路通を東に歩いて鴨川を渡って東山区に入ります。

P1160760.JPG

P1160761.JPG

 

 南に向かい、東海道本選の陸橋を渡ります。新幹線のトンネルの手前で、東海道本線も新幹線も両方見ることができるスポットです。全部の列車が京都駅に止まるので、猛スピードの列車を見ることはできませんが。

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 東海道本選に沿って東進して、東山通まで来ます。


●鳥戸野陵・中尾陵参道【道標】

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 [西] 鳥戸野陵 中尾陵 参道
 [東] 昭和四年十二月 大阪皇陵巡拝会
 [北] ←

「鳥辺野稜」(とりべのみささぎ)は藤原定子の墓。藤原定子(ふじわらていし)(977-1001)は、平安時代、一条天皇の皇后。清少納言が仕えた。
「中尾陵」は東山区今熊野宝蔵町の住宅地にある仁明天皇皇后藤原沢子の墓。


この道標の少し南に新熊野神社があります。


●新熊野神社(いまくまのじんじゃ)

永暦元年(1160)に後白河上皇が熊野権現を勧請して、法住寺殿の鎮守となりました。社殿は平清盛の造営。応仁・文明の乱で荒廃後、東福門院和子(まさこ)が社殿を再建しました。現本殿(京都市指定有形文化財)は寛文13年(1673)に聖護院の道寛親王により再建されました。

熊野神社、熊野若王子神社とともに京都三熊野神社の一つ。

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本殿

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影向(ようごう)の大樟(おおくすのき)

 神社創建の際、熊野から運ばれた後白河法皇お手植えのクスノキと伝えられています。
 京都市の天然記念物

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P1160774.JPG 
P1160773.JPG 
P1160772.JPG

 P1160780.JPG



洛陽新熊野大権現道【道標】

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 [北]左 らくやう新くまの大こんけん
     西国十五はんくはんせおん
 [東]右 大ふつ【以下不明】
 [南]正徳二壬辰歳正月吉祥日 帳屋甚兵衛

風化で、ほとんど読めなくなっています。

大樟の近くにありますが、別の場所から移設されたものと思われます。


石柱 

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P1160783.JPG



京の熊野古道

遠くに行かなくても熊野詣ができるという触れ込みです。

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今熊野猿楽碑


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猿楽は,古代宮廷の余興や寺社の祭礼に興行されていたものに,鎌倉期歌舞的要素が付加されたもので,能楽の源流とされています。大和結崎座の観阿弥(1333~84)と子世阿弥(1363~1443)によって,応安7(1374)年,この地今熊野神社の社頭で,室町幕府三代将軍足利義満(1358~1408)の御前能として演ぜられたことにより京中で評判となり,将軍家や武家の後ろ盾を得て発展していきました。この石標は今熊野勧進猿楽を記念するものとして建てられました。

横の扇形の碑には、 由緒を示す昭和五十五年十月十六日付けの文学博士屋辰三郎氏の碑文が刻まれています。

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ご朱印

#07-新熊野神社-.jpg

 

御神鳥の「八咫烏(やたがらす)」の印が押されています。
熊野に係る神社は、摂社・末社を含めると全国に3,000以上あります。その御神鳥が八咫烏です。日本神話に登場する三本足のいカラスです。日本サッカー協会がシンボルマークにしています。

新熊野神社ホームページ:http://imakumanojinja.or.jp/


東山通を少し南下し、東に入ります。

●光瀬寺(こうらいじ)(浄土真宗本願寺派)

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さらに東山通を南下し、泉涌寺道との交差点です。


泉山御陵参道【道標】

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 [西]泉山御陵参道
 [東]和四年十二月 大阪皇陵巡拝会
 [北]←


東山通から泉涌寺道を西に入ります。


●夢の浮橋跡

P1160789.JPG

P1160788.JPG
 

 
 かつて、この地に夢の浮橋が架かっていた。この橋は、四采天皇をはじめ、歴代の天皇、后妃等の垂所が多い泉涌寺(せんにゅうじ)に詣でる本道に架けられた橋であり、古くから大路(おおじ)橋(ばし)若しくは落(おち)橋(ばし)と呼ぱれていた。夢の淳橋という名は、源氏物語・宇治十帖の「夢の浮橋」の名に因み、この娑婆世界の無常の様が、夢のごとく、また浪に漂う淳橋のごとく、はかないものであるという例えからとったと伝えられている。

 川の流れは泉涌寺の後ろの山から出て、今熊野の南を巡り、更に一の橋の下を流れて鴨川に入るが、今は暗渠となり橋は取りはずされている。


泉涌寺道を西進し、東山泉小学校の西側を北に行ったところに浄心寺があります。

●浄心寺(浄土宗西山禅林寺派)

P1160791.JPG 


 その東山泉小学校のグラウンド内に伏見街道第一橋が残されています。後述の石碑の場所から移設されたものと思います。

●伏見街道第一橋

P1160792.JPG



伏見街道を南下します。

●泉湯(銭湯)
   営業しているようです。

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●伏水街道一之橋旧趾


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 一之橋は,伏見街道(本町通)の今熊野川に架けられた橋。愛宕郡と紀伊郡との境界ともされていたが,元来は法性寺内の橋であったらしい。この附近では,東の東福寺附近から何本かの川が街道を横切っており,北から順に二之橋・三之橋もあった。また,もともと附近は一之橋町と称し(明治2年に現町名に改める),小学校も一橋(いっきょう)小学校(今は東山泉小)というように,町名・校区名の由来となっていたが埋めたてられた。

●宝樹寺(浄土宗西山禅林寺派)

P1160799.JPG


 本堂に祀られている薬師如来像は「子そだて常盤薬師」と呼ばれ、常盤御前が、今若・乙若・牛若の成長を祈願した像と伝えられています。

 常盤御前が大和国宇陀(奈良県)の親戚を頼って都を逃れる途中、しばし雪をさけた松があったといわれ、境内墓地に「常盤御前雪除松跡の碑」が建っています。

P1160797.JPG

P1160796.JPG

P1160798.JPG


(続きます)

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最終更新日  2019/08/26 10:43:06 AM
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Re:【京都市内全寺社巡り】東山区#3-1 (09/12)   ケイサン9574 さん
熊野神社は、いつも通るのですが、後2社は知りませんでした。それに、恥ずかしながら、新を、いまと読むのも知りませんでした。3社には、何かつながりが有るのでしょうか。 (2016/09/13 08:11:10 PM)

Re[1]:【京都市内全寺社巡り】東山区#3-1 (09/12)   ワルディー・ヨーリョ さん
ケイサン9574さん
> 熊野神社は、いつも通るのですが、後2社は知りませんでした。それに、恥ずかしながら、新を、いまと読むのも知りませんでした。3社には、何かつながりが有るのでしょうか。
-----
平安後期から末期にかけて、熊野三山へ詣でる熊野詣でが興隆しました。特に後白河法皇は生涯で34度も熊野御幸を行ったそうです。この3社は、いずれも平安末期の後白河法皇ゆかりで、平清盛などが整備に関わったという点で共通点があるようです。
(2016/09/13 09:09:02 PM)

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