テーマ:京都。(6067)
カテゴリ:研修会
【2017年3月23日(月)】
ガイド会のエリア研修会で、京都迎賓館の見学でした。 事前予約ありの団体が入場できる時間帯と、事前予約ありの個人が入場できる時間帯が別になっています。予約がなくても、当日10時から整理券が配布されるので、当日入場が可能です。水曜日は休館日です。時期によってはガイド付きのツアーもあるようですが、この期間は自由観覧方式でした。 去年のGWに京都迎賓館の試験公開(入場無料)があり、家内と行ってみたことがありますが、すごい人出で、整理券が早いタイミングで無くなってしまい、入れず仕舞いでした(こちら)。その後、有料での一般公開が去年7月に始まり、行こう行こうと思っていたのですが、結局行けず仕舞い。私はこの日が初見学となりました。 堺町御門を入ったところの鷹司邸跡の「黒木の梅」がきれいでした。 入場券 概要 門を入って、地下の駐車場に降ります。賓客があるときは、玄関で降ろした後、車はこの地下駐車場に止めることになるようですが、見学時には見学者の入り口になります。空港のような探知機による荷物チェックがあり、ある大きさ以上の荷物はコインロッカーに預けます(お金はあとで戻ってきます)。見学場所に入ると、見学者が使えるトイレはありませんので、ここでトイレは済ませておく必要があります。 再び地上に上がり、正面玄関両側の靴箱に履物を入れて、靴箱のスリッパで中に入ります。賓客があるときは、この靴箱は撤去されるのだと思います。 ●正面玄関 ●聚楽の間 伊砂利彦氏 型絵染 「さくら」 ●夕映えの間 日本画家の箱崎睦昌(はこざきむつまさ)氏の下絵を基に綴織り技法を用いて製作された織物 東側:比叡月映(ひえいげつえい) 西側:愛宕有照(あたごゆうしょう) ●藤の間 日本画家の鹿見喜陌(しかみきよみち)氏の下絵を基に綴織り技法を用いて製作された織物 39種の花が描かれていることを示すパネル 人間国宝の故・江里佐代子氏作の截金(きりがね)細工による舞台扉装飾 「響流光韻(こうるこういん)」 食器類 銀メッキ食器:ノリタケ 洋食器:大倉陶苑 グラス:HOYA ●和厨房 ●桐の間 全長12メートル、漆の一枚仕上げの座卓 座椅子の背面の蒔絵は「五七の桐」。明治時代から日本国政府の紋章。 京都迎賓館の紋章でもある。 蒔絵作者はサービス台のも含めて、下出祐太郎氏。 ◆床の間などの飾り 林駒夫作 「熨斗(のし)飾り」 西陣工業組合 西陣織「源氏物語」 浅野美芳(びほう)作 金工「桐の舟(吊り舟)」 大田佳男作 奈良人形「立雛」 ●庭園 まさに一級品揃いで、見ごたえがありました。 見学後、午後から時間のある同期で、よく行くハートピア近くの「おおたや」さんで昼食しながら、ワイワイガヤガヤ。しかし、ガイド会の会議があったのでしょう、先輩方のグループも昼食中でした。先輩方の噂話もするので、「わざわざ、ここで昼食することもないなぁ。」と一つ賢くなりました。 午後から、京都歩きをする予定でしたが、昼食が終わったら午後2時頃だったので、真っすぐ家に帰りかけましたが、思い直して東山区へ向かいました。歩きの様子はこちら。 (内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。) ------------------------------------------------------------------- よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/08/25 10:21:33 PM
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