ワルディーの京都案内

2019/06/09(日)07:46

【京都研究】§特別客員研究員の中間発表

京都研究(45)

【2017年9月23日(土)】  今日は、京都産業大学日本文化研究所・平成29年度特別客員研究員の研究中間発表会が、京都産業大学でありましたので行ってきました。  来年の4月の最終発表に向け、中間段階で研究の進捗をアドバイザーの先生方や他の研究員に聞いてただき、意見やアドバイスを得る機会です。  私のテーマは「伏見稲荷大社とその周辺の不思議研究」です。その中でいくつかの想定テーマが考えられましたが、私の意向、担当の先生のアドバイスも踏まえ、「お滝場」をクローズアップして進めてきました。しかし、先日、私と全く同じアプローチで研究をし、かなり細かいところまで分析をしている先行研究があることが分かりました(こちら)。その後、色々と忙しかったこともあり、進捗をしていないので、今日の発表では、 ・テーマ選定の背景 ・その後の研究経過 ・直近の先行研究の発見 ・今後の進め方 という流れで、正直に説明させていただくことにしました。  ガイドの仕事やプライベートでスケジュールがぎっしりで、9月に入ってから昨日までの22日間のうち、18日間が昼間フル外出でした。ですので、実質的には一昨日、昨日、今日と早起きしてでの資料準備になりました。  資料は先生方や他の研究員の方にお渡しする文章中心の資料以外に、プロジェクターで表示する資料も作りました。後者はパワーポイントで作るといいのですが、今使っている手ちのパソコンにはインストールされていないので、ガイドの「紙芝居」と同様エクセルで作成してPDF化して、PDFのフル画面表示で対応することにしました。  何とか今日出発前ギリギリに、配布資料を必要部数印刷し、プロジェクター表示用のデータをUSBに保存することができました。大学のPCを使ってプロジェクターに表示をするのですが、もしうまく動作しないといけないので、荷物が重くなりますが、私のPCも持っていきました。  発表会の集合時間は正午。早めに着いて学食で昼食をとる予定でしたが、バスの乗り継ぎが悪かったり、渋滞で遅れて、コンビニでおにぎりを買って歩きながら食べるという慌ただしさでした。おまけに大学へのシャトルバスが休みで、上賀茂神社から路線バスで大学に行かねばなりませんでした。  会場のある建物に着いたら、建物のドアがロックされていて入れません。今日は休みだからのようです。集まった他の研究員の方も右往左往。ちょうどその建物に入られる大学の方に中に入れてもらいましたが、会議室がロックされています。すでに集合時間になっています。「どうなってるんだ。」と皆さん。そうこうしているうちに、係の方がカギを持ってやってきました。渋滞で遅れたとの弁明。しかし、こういうときは渋滞も想定して早めに来るものです。内心少々憤慨。  係の方がパソコンを準備してきていましたが、トラックポイント式ですごく使いづらいもの。研究員の幹事の方が、「どなたかパソコン持ってきていませんか。」と聞くので、私のPCを提供し動作させようとしましたが、ディスプレイを認識しません。止むなく係の方が持ってきたパソコンで私提供のマウスを使ってでの対応になりました。  会社なら重要な会議でこんな準備不足を露呈すれば即査定に響きます。大学の職員ってこんな失態が許されるんだと少々驚いた次第です。係の人も特に慌てる風情もありませんでした。民間企業ではありえないです。  そんなこんなで、少し予定より遅れて発表会がスタート。最初、日本文化研究所所長のご挨拶、引き続き、9人の研究員のうち今日出席の8人の発表が、それぞれ持ち時間20分で行われました。発表時間は13分、質疑応答が7分という設定です。  質疑応答がそれほど時間をとらないので、途中でスタートが遅れた分を取り戻しました。先生方は、所長以外に2名の方が出席。全部で所長含め8人の先生が方がご担当ですが、お休みの日とはいえ、3人のみのご出席は淋しいです。私のご担当のM先生はご出席で、最後の全体講評もしてくださいました。 プログラム 私の配布資料 私のプロジェクターでの表示資料  私の発表は、13分で話し切るには、盛りだくさんの内容で、早口で分かりにくい説明になってしまいました。反省です。でも先生や他の研究員の方々には内容を理解していただけたのではないかと思います。私は、先行研究に直面して、もがいているのですが、他の方も、まず本を読んでみました、先行研究を見つけて困っていますなど、私の状況とあまり変わらない状況で、ちょっと安心しました。  ほぼ予定通り、発表会が終わり、「がんこ二条苑」での懇親会に向かいました。 ------------------------------------------------------------------- よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村

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