2019/06/09(日)07:48
【常駐ガイド】§随求堂#20。雨降らず/十一重石塔
【2017年9月27日(水)】
清水寺随求堂勤務第20日目。勤務は今日を含めて2回で終わりです。
夕方から雨の予報で、午後から雨がポツリポツリ来たときもありましたが、何とか持ちこたえ雨天対応は不要でした。
清水寺有料拝観エリア手前の見所紹介の続きです。
●十一重石塔
「音羽の滝」から出口に向かって下りてきたところにある「放生池(ほうじょうち)」の近くに十一重石塔が立っています。
初層軸石(じゅくいし)の東正面に「天長地久 御願円満 奉寄進龍塔 所願成就 皆令満足」「寛永十二(1625)年・・・石大工今川」などと刻まれています。「龍塔」とありますが、古代インドから龍は仏教を守護し、とくに仏塔を守るとして崇拝されてきたことを示します。「石大工今川」は、石灯籠を含め、多くの優れた石造品を残した京都・白川の名石匠の一人です。
第二層に四方四仏を浮き彫りされています。寛永再建の清水寺荘厳のため、本堂のすぐ東側に建立されましたが、大正7年に現在地に移されました。
普通は十三重ですので、十一重は珍しいです。地震などで、上端の二重が欠落したのかも知れません。
(以上、「京都清水寺さんけいまんだら」から)
いつもであれば、勤務終了後まっすぐ帰るのですが、今日は夕刻6時から、某講座の委員会があるので、歩いてその会場に向かいました。場所は室町出水上ルの京都YWCA。ここに着く頃から雨が降り始めました。→こちら
(内容再考版。原文は非公開日記に移動済み。)
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