4268008 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ワルディーの京都案内

2018/01/26
XML
テーマ:京都。(5814)
カテゴリ:美術・博物館
2018年2月26日(金)】

 粒子線治療後の3ヵ月に一度の大坂府下M病院での経過観察の後(こちら)、京都文化博物館での「至宝をうつす」展を観るため京阪電車で京都に向かいました。

 家内といっしょに加入しているSKYセンター会員の抽選で招待券がペアでいただけたからです。家内は友達とランチなので、それが終わったら京都まで車で来てもらって合流する予定でした。会期が1月28日なのでギリギリのタイミングになってしまいました。

 電車に乗っているとき、家から携帯に電話がありましたが、電車の中で出られず。家内はすでにランチに出ているので、次女からの電話のはずです。博物館最寄りの神宮丸太町駅で降りてから電話。次女が出て「前みたいに、ガスファンヒーターが点かなくなった。」 ひと月まえくらいだったでしょうか、ガスファンヒーターが点かなくなったことがありました。大阪ガスのサービスセンターに電話して、やりとりしながら操作をし、ガスメータのリセットボタンを押して治りました。完全にガスの供給が遮断されたようです。しかし、その方法を正確には憶えてないし、「寒いから早く何とかして欲しい」と次女がいうので、博物館はあきらめて帰ることに。

 家内にも自宅に戻るように言ったので、家に戻ったら家内もすでに戻っていました。ガスメータのリセットボタンを押しましたが治りません。以前、サービスセンターとやりとりをしたことを思い出しながら、一旦、エコウィルのスイッチも切って、リセットボタンを押したら復旧しました。やれやれ。

 時計を見ると、まだ午後3時半くらい。今からでも博物館の開館時間に間に会うので、あまり気の進まない家内を連れだして京都文化博物館に向かいました。


便利堂創業130周年記念「至宝をうつす」~文化財写真とコロタイプ複製の歩み~
 
 写真技術が生まれた近代以降は、文化財を写真撮影し、それをコロタイプという方法で複製しました。明治20年に京都で創業した「便利堂」(今年で創業130年)が、その多くに携わってきました。
 
 今回の展覧会では、その技術や歴史が紹介され、コロタイプで複製された多くの文化財が展示されています。





 私は「コロタイプ」という言葉はどこかで聞いたことがあったのですが、詳しくはどんなものか知りませんでした。もともとフランスで発明されたもので、世界中に広まったのですが、今では日本の「便利堂」のみが実動しているのみのようです。会場では原理を説明したパネルがあったのですが撮影禁止。インターネットに転がっているだろうと思ったら、見つけることができませんでした。それくらい、希少なものになっているのでしょう。止むを得ず、言葉だけでの説明です。

 原理と特徴はこうです。(https://kotobank.jp/word/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%97-66976から)

 厚板ガラスに下引き液を塗布,ゼラチン感光液を引き,乾燥箱に入れて 45~55℃で乾燥。これに反転した写真ネガと合せ焼付ける。このとき特有の小皺ができる。次にガラス板の裏側のふたをはずして 30~40秒露光して焼く。水洗いして乾かし,膜を固定させる。この膜面をグリセリンと水で湿らせると,小皺が水を吸ってふくれ上がり,その度合いがいろいろの調子をつけ,印刷インキをつけると,そのふくれ具合に応じてつきが違ってくる。小皺は肉眼で見えないくらいに微細なので,細部の階調がよく出るうえ網目がないので,写真のように仕上がる。

 カラーは3原色のフィルターで3色のネガを作るとのことでした。そこまでは分かりますが、網目による表現ではないので、それをどうやって重ね合わせて印刷するのか分かりません。また便利堂さんに行ったときにでも聞いてみたいと思います。

 今回の展示品をいくつか、パンフレットからです。

日本書紀神代巻 乾元本(原本:国宝)




左:美術雑誌「国華」 創刊号
右:美術誌 「真美大観」第1巻

いずれも、コロタイプで印刷された宝物写真を収録




法隆寺金堂壁画 (原本:重要文化財)
 焼損前の法隆寺金堂壁画の姿を詳細に伝える写真原板が国の重要文化財に指定されています。




高松塚古墳壁画 (原本:国宝)




表:尾形光琳「風神雷神図」(原本:重要文化財)
裏:酒井抱一「夏秋草図」(原本:重要文化財)

 もとは同じ屏風の表裏でしたが、作品保存のために、別々に仕立て直されました。それが、コロタイプ複製により表裏一体の当時の姿に復元されました。




 コロタイプ複製は本物と全く同一と言っても過言ではないので、研究や単なる作品観賞にはいいのでしょうが、その作品の前に作者がいた、あの古墳の中にこの作品があったという感慨に浸りながらの観賞という向きには物足りないでしょう。

 しかしながら、美術界や文化財保護には多大な貢献をしているのは、間違いありません。「便利堂」さん、あっ晴れです。「便利堂」さんの前は通ったことはあると思いますが、名前が「便利屋さん」みたいだし、何か和風の物を売っているお店程度にしか思っていませんでした。京都に住み、京都のガイドをしながらお恥ずかしい限りです。


 コインパークに戻りましたが、駐車料金2100円にびっくり。15分300円のところに停めていmしました。この近辺でこの時刻なら、30分300円が相場なので、もったいないことをしました。


よろしかったらぽちっとお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 京都旅行へ
にほんブログ村






最終更新日  2019/06/16 12:34:42 PM
コメント(0) | コメントを書く


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール


ワルディー・ヨーリョ

フリーページ

カテゴリ

バックナンバー

日記/記事の投稿

コメント新着

お気に入りブログ

カミーユ・ピサロ … New! ほしのきらり。さん

30万本の花菖蒲を見… New! ローズコーンさん

街が動き出したが・… ケイサン9574さん

新陳代謝 デコちゃん6902さん

もしもし~なんなん… おじ・GGさん

サイド自由欄

2015/05/03 
 届いた離職票の離職コードは「2D」 14683
2015/05/30 
 ボーリング場の数の推移がすごい!!!!  2653
2015年/07/12 
 卵巣がん 麻美ゆまの再出発3 1421
2015/06/03 
 パナ蛍光灯 生産終了?     1316
2014/12/12 
 京都検定勉強 みたらし団子の名の由来は? 4996

カレンダー


Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.