テーマ:京都。(6067)
カテゴリ:京都案内
【2019年11月28日(木)】
事務所勤務途上、東洞院通沿いの風景シリーズです。レトロ建物を続けます。 ウィングス京都です。東洞院六角下ル東側です。1994年に女性の自立と社会参加の支援を目的に京都市が開設しました。もともとは旧・京都商工銀行本店だった建物です。明治末期に烏丸通りが拡幅されるまでは、東洞院通は洛中と伏見を結ぶ主要道路でした。ですので、道路沿いにはこういった大きな建物が多いのでしょう。 京都商工銀行は、明治41年(1908)年、地域の有力者が共同で設立した商業銀行です。煉瓦造りの建物で、設計は藤森松太郎。銀行のあとは、別の施設として使われていましたが、ウイングス京都の建設に伴い取り壊しが計画されました。しかし、建築学会や有志から建築学的価値が高いとの意見が寄せられ、正面外壁のみだけですが残されることになりました。中京郵便局同様ファサード建築ですが、中京郵便局は見える面全面が残っているのに対し、こちらはごく一部なのが残念です。 中央をイオニア式オーダー(柱)が支え、柱の上部に装飾があります。2階部分には大きく重厚なアーチ窓が連なっています。 よろしかったらぽちっとおねがいします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020/09/15 09:59:18 AM
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