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ワルディーの京都案内

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2020/01/26
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テーマ:京都。(6065)
カテゴリ:京都案内
2020年1月26日(日)】

 「京の冬の旅」光照院勤務の7日目でした。お天気はそこそこよく、京都の最低気温6.1度、最高気温12.8度と今日も暖かく、靴下を二重履きにしたものの、コートも手袋も無しでOKでした。今年は雪を見ないまま、春が来るのかもしれません。日曜日ということもあって、多くの拝観者でした。今日も楽しく過ごさせていただきました。

 今日は常盤会館で檀家総代の方がお話しをされるのを聞くことができました。浄財寄進の返礼品のご朱印帳に書かれている書は、ご住職の書だとのことです。朱印所にはご住職が紐で編んだ虎のお守りがあります。白い虎のも交じっており、それが当たればさらに幸運とのこと。常盤会館は華道未生流の教習所として現在は使われていますが、それでけでなく、講演会などの文化活動にみ使われていること、尼門跡寺院時代は、やはり檀家さんはいなかったなどなど、色々新しく知ることがありました。
 


 光照院正面の門を入る時、右側に「持明院仙頭御所跡」という石碑が建っているのを目にすることができます。







 平安時代の終わり、藤原道長の曾孫の藤原基頼が、現在光照院のある地に持仏堂をもつ屋敷を構え持明院殿と呼んでいました。基頼の曾孫の藤原陳子(ちんし・のぶこ)が後高倉院に嫁ぎ、後堀川天皇が誕生します。そして、第88代後堀川天皇が、里御所として使ったのが、持明院殿だったのです。

 後堀川天皇の2代後の第90代後嵯峨天皇の後、皇統は2つに分かれます。後深草天皇の皇統と亀山天皇の皇統です。最初は、交代のようなかたちで皇位を継承しましたが、やがて対立が激しくなり、並列して天皇が即位することになります。これが南北朝時代です。北朝の初代天皇が光厳天皇、南朝の初代が後醍醐天皇です。

 天皇が退位をして上皇になられたとき使う御所を仙洞御所といいますが、後深草天皇以降150年にわたって、現光照院の場所が仙洞御所として使われました。それで後深草天皇の皇統を持明院統と呼びます。



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最終更新日  2021/01/29 09:51:02 AM
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