7737347 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ワルディーの京都案内

ワルディーの京都案内

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2021/01/03
XML
テーマ:癌(3513)
カテゴリ:癌治療情報
【2021年1月3日(日)】

 だいぶ前ですが、去年11月11日の読売新聞の全面広告に、大阪重粒子センター(公益財団法人 大阪国際がん治療財団)の全面広告が掲載されていました。






 私は片方の腎臓しかない状態で、残った腎臓の後ろに後腹膜悪性腫瘍を発病しました。半年の抗がん剤治療で、病巣は劇的に小さくなったものの完治には至らず、主治医からは透析ができるようにしたうえで、残った腎臓ごと切除することを勧められました。しかし、セカンドオピニオンで重粒子線治療を知り、この治療をすることで、残った腎臓を温存したまま、がんも完治といえる状態に導くことができました。

 当時(2015年)は、関西で重粒子線治療ができるところは、兵庫県たつの市にある、兵庫県粒子線治療センターしかなく、そこに1ヵ月半ほど入院しての治療でした。その後、大阪にも重粒子線治療の施設ができたとの新聞記事が掲載されました。それがこの大阪重粒子線センターです。

住所:大阪市中央区大手前3-1-10(最寄駅は地下鉄谷町線「谷町四丁目」)
電話:06-6947-3210
ホームページ:https://www.osaka-himak.or.jp/


 私が治療をした頃は、すべてのがん種が保険適用ではなく全額自己負担が必要でした。ただし、先進医療に指定されていて、民間医療保険の先進医療特約に入っていれば、保険金が出ました。幸い私の入っていた保険には先進医療がデフォルトで入っていたので、全額ではないですが、半額は保険金が出ました。全額負担なら約300万円負担でしたが、その約半額の負担で済みました。それでも高額でした(もちろん全額保険金が出る契約もあります)。

 しかし、その後、治療の効果が認められたことで、保険適用になるがんが増え、現在では、前立腺がん、頭蓋底腫瘍、頭頸部がん、骨軟部腫瘍が保険適用になっています。私の罹った後腹膜悪性腫瘍は骨軟部腫瘍ですから、今なら保険適用になるはずです(ただし「切除非適応」の場合だけで、私の場合は腎臓が無くなって透析になるけれども切除ができないわけではなかったので、今でも保険適用になるかどうかは疑問です)。そして高額療養制度を使えば、10万円前後の自己負担で済むことになります。ここまで保険適用のがん種が増えたことは大きな進歩です。とはいうものの、まだ保険適用になっておらず「先進医療」の範疇のがん種も多いので、民間医療保険の「先進医療特約」は入っておくことがお勧めです。テレビでもよく宣伝していますが、保険料はそれほど高くなりません。








よろしかったらぽちっとお願いします。

にほんブログ村 病気ブログ がん 闘病記(現在進行形)へ
にほんブログ村





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2021/01/03 11:29:00 AM
コメント(2) | コメントを書く


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ワルディー・ヨーリョ

ワルディー・ヨーリョ

フリーページ

カテゴリ

カレンダー


© Rakuten Group, Inc.