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カテゴリ:映画
【2021年2月5日(金)】
昨日は、午後、会の関係で電話会議。その準備で午前中は費やしました。 午後会議が終わってから歯医者へ。1月21日の定期メンテで、左上親知らずにヒビが入っており、抜いたほうがいいということになり、今日の臨時通院となりました。ところが、昨日午前中から、右の奥歯(特に上の歯)がじっとしていても痛いくらいになり、ご飯も噛めない状況に。鎮痛剤を飲んで何とか痛みを散らしたうえで歯医者に行きました。先生に状況を説明したところ、「左の歯を抜くのは待って、まず右の歯を治しましょう。」となりました。右の歯を削って噛みあわせを軽くしてもらって、鎮痛剤を処方してもらって帰ってきました。 右の歯は急に痛くなったわけではなく、メンテの直後に痛み出したので、メンテの傷口から雑菌が入って化膿したのかもしれません。家内もそんな経験があると言っていました。メンテは必要だと思いますが、そういうデメリットもあるのかもしれません。 左で噛んでも、右の歯が噛みあうと痛いので、しばらく不自由な生活になりそうです。 録画してあった映画「狂った果実」を、細切れですが見ました。BS日テレが、開局20年特別企画で、石原裕次郎出演の映画5作を連𡑮放映したうちの一つです。 他の4作は「太陽の季節」、「嵐を呼ぶ男」、「銀座の恋の物語」、「夜霧よ今夜も有難う」。「太陽の季節」は先日投稿しました。 狂った果実 監督 中平康 脚本 石原慎太郎 原作 石原慎太郎 出演者 石原裕次郎 北原三枝 津川雅彦 音楽 佐藤勝 武満徹 撮影 峰重義 編集 辻井正則 製作・配給 日活 公開 1956年7月12日 上映時間 87分 言語 日本語 「太陽の季節」の姉妹編で、同様に上流階級をの若者を描いた作品。これもモノクロ映画です。まだモノクロ映画が主流の時代でした。 原作者の石原慎太郎に日活から「映画化したい」という話があり、弟・裕次郎の主演を条件に承諾したとのこと。日活側は裕次郎を弟の春次役に起用し、兄の夏久には三國連太郎を起用しようとしたらしいですが、「役回りが年齢的に自分に合わない」という理由で三國が辞退したため、慎太郎が津川雅彦を抜擢し、裕次郎は夏久役に回ったというわけです。津川の芸名は、この作品に出演した時に慎太郎が自らの小説『太陽の季節』のメインキャラクター「津川竜哉」から命名したといわれています。 石原裕次郎は「太陽の季節」にも出演していますが、端役だったので、この映画が実質的なデビュー作品といえるでしょう。後に結婚に至る北原三枝(=石原まき子)との初共演作品でもあります。北原三枝は90歳超でご存命です。 現代音楽作曲家、武満徹が初めて映画音楽を担当した映画でもあります。 それにしても、この頃の若い役者さんは、台詞がたどたどしいですね。早口で聞き取りにくいし。映画全盛の時代で、カッコよかったら売れた。そんな古き良き時代ですね。そして遠回しな男と女の触れ合い表現が、却ってエロチックさを増強しているような気もします。ストーリーはスリリングで、カメラまわしも面白くて、飽きることはありませんでした。 予告編 よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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親知らず、医院で抜けるのですね。私は、病院へでした。結構根が深いようです。
狂った果実の経過、詳しいのですね。裕次郎の実質的なデビュー作でした。 慎太郎もご存命です。 (2021/02/05 07:39:01 PM)
ケイサン9574さんへ
狂った果実の、エピソードはネットから受け売りです。戦後まで10年くらいしか経ってないときの映画。10年ひとむかしといいますが、明治維新後の10年、太平洋戦争後の10年、日本で最も変化の激しかった10年だと思います、 (2021/02/05 11:00:21 PM) |
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