2021/06/23(水)11:21
【京都案内】両足院 第3日
【2021年6月16日(水)】
昨日は事務所に一日出頭。終わってから月イチの三味線レッスンへ。レッスン会場は、事務所からは、歩いて1、2分の距離ですが、運悪く事務所を出るとき、雷を伴ったバケツをひっくり返したような大雨に遭遇。雨宿りしていたら間に合わないので、三味線ケースにレインカバーをかぶせて走りました。以前、大型リュック用のレインカバーを買って備えていたので助かりました。
もう一人の小学生の女の子は欠席で、個人レッスンとなり、マンツーマンでのレッスンでした。今まで習ってきた曲を一通りおさらいしました。そして、途中まで楽譜を書いていただいていた、2つめの「津軽曲弾き」を全編完成いただき、指導いただきました。
今日は両足院3日目でした。団体さんが2グループ来られ、1つのグループは案内の要請があったので、両足院のこと、半夏生のことを案内させていただきました。コロナ禍で案内は最小限にということになっているので、常駐案内でこうやってまとまって案内するのは、去年の3月以来です。
両足院の案内の続きです。
唐門前庭園を右に見て、左に折れ、方丈前庭園の南端を進みます。庭園の南東角で、左手に方丈を見ることができます。
方丈
両足院は、室町時代初期の1358年に、建仁寺の第三十五世・龍山徳見(りゅうざんとくけん)により創建されました。方丈は何度か火災に遭遇し、現在の方丈は、幕末嘉永年間に再建されました。再建に際しては、大檀那である、白木屋の創業家大村家の多大なる援助がありました。
続いてお庭の東端を進みます。東山の裾野に位置するため、境内は東に行くに従って高くなっています。お庭もそのゆるやかな傾斜の中にあるため、東端の遊歩道は庭園より高い位置にあり、庭園を見下ろすことができます。
やがて書院東庭が見え、半夏生の群生を俯瞰することができます。
庭園の東端遊歩道からの書院東庭の眺め(書院の左側が方丈)
池は、羽を広げる鶴の形になっています。方丈東庭には亀の形をした築山があり、合わせて「鶴亀の庭」と呼ばれます。
池の右手には、2つのお茶室が見えます。手前が臨池亭、向こうが水月亭です。別の機会に説明します。
右:臨池亭、左:水月亭
庭の東南角からは、書院と方丈、両方を眺めることができます。
左:方丈、右:書院
2つのお茶室の前を通って、書院の前に出ます。半夏生を真近で眺めることができます。
半夏生
小さな門をくぐって方丈東庭に戻ります。
小さな門を潜って方丈東庭に戻る
方丈南側を歩いて、お庭に下りたところに戻り、方丈に上がります。
続きます。
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