番外編:函館市旧公会堂
北海道旅行、函館での番外編です。 函館の赤煉瓦倉庫群から基町の坂を上がってきたところに旧函館区公会堂がありました。そのしっとりとした風格ある姿にもううっとりとしてしまいました。 ================================ 函館港を見下ろす高台に建つ旧函館区公会堂は、明治43年(1910年)に建てられた左右対称のコロニアルスタイルとブルーグレーとイエローの色が特徴的な美しい建物です。当時としては最もモダンな建物であった公会堂は今なお基坂の下から見上げる姿は元町のランドマークと呼ばれています。明治44年には大正天皇が皇太子殿下として行啓の際宿舎として使用されており、館内はその貴賓室130坪の大広間など当時の華やかな雰囲気をそのままに残しています。この由緒ある旧函館区公会堂は昭和49年に国の重要文化財に指定されています。 施設概要 ・建築年 明治43年(1910年)9月 ・構 造 本館 木造二階建 桟瓦葺 付属棟 木造一階建 渡廊下付属 桟瓦葺 ・建物総面積 1,900.123平方メートル(575.79坪) ・1・2階面積(車寄含) 1,761.308平方メートル(533.73坪) ・付属棟 138.815平方メートル(42.06坪)