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テーマ:心の病(7311)
カテゴリ:病気のこと
今日は始業式。
いよいよ,2学期のスタートだ。 …で,病院の日だった。 でも,すっかり忘れてた…。 明日,運転免許試験場に行くことで頭がいっぱいで,適性検査(視力検査)で引っかからないように目薬を買いに行った。とにかく視力が落ちている。 適性検査では,ただ両目の視力だけではなくて,中型免許以上を持っている人にはなるものがある。奥行きをちゃんと見極めることができるかどうかの検査だが…。 少なくとも,合格ラインに到達しなければ…。よっぽどのことがない限り大丈夫ではあるけれど,念には念を。 そんなことを考えていて,病院のことを忘れてしまった。 A子から, 「そろそろ病院に行く??」 とメールが来たとき,私は家の近くの薬局にいた。 病院は職場から行くと,我が家と反対方向だ。 「忘れとった。いまからすぐに行く。」 病院の日を忘れちゃうなんて,よっぽどだね。 私が着いたときには,A子はすでに診察室で主治医と話をしていた。 いつも話をするのは別々である。 A子と入れ代わりに診察室に入る。 「なんか,動悸がするみたいなことを奥さんが言ってたけど,大丈夫ですか?」 「はい。ちょっと,緊張してるかなってくらいです。」 「もう,2学期の用意はできてる?」 「とりあえず,実力テストだけはバッチリですけど。授業の方はまだまだですね。」 「あなたは理想が高いみたいだからねぇ…。」 「そんなことはないです。」 「ぼちぼちいってくださいね。」 「はい。」 「他に何か変わったことはありますか?」 「…ちょっと,寝つきがよすぎるくらいコトッと寝てしまうようになりました。」 「ほう,そうですか。じゃ,レボトミンを飲まなくてもいいですよ,きっと。」 「はぁ…。」 「急に止めてしまうのもなんですから,飲んだり飲まなかったりして様子を見てみてください。薬はいつも通りに出しておきますから。…それはよくなっているっていうことですよ。」 「そうですか。」 うれしいような,驚いたような…。 でも,こうして薬が減っていくといいな。 私はA子と分かれて,内科のほうに回った。 そちらでは先日の健診の結果を見せた。 これで,血液検査を1回しなくてすむ。 「…だいたい数値はいいですね。あとは中性脂肪か…。これ,コピーを取らせてください。カルテに貼っておきますから。」 「はい,どうぞ。」 「胃はね,ときどきこんな結果になるんですよね。もう再検査は行かれたんですか?」 「はい,この前行ってきました。3年前に胃カメラをしたところで診てもらいました。何事もなかったです。」 「そうでしょうね。普通は何事もないんです。バリウムか胃カメラか選べるといいんですけどね。」 「私は必ず胃カメラを選びますね。」 「そうでしょう。胃カメラは直接見ることができますからね。確かに一長一短はあるんですけど,私も胃カメラのほうがいいと思いますね。いまは健診ではバリウムって決まっているんでしょう?」 「はい。」 「やっぱり,バリウムのほうが少しお手軽だからかなぁ…。」 少し,四方山話をして, 「じゃ,いつものお薬を出しておきますね。」 「はい。」 病院を出る頃には,診療時間終了の18:00になっていた。 それにしても,病院の日を忘れるなんてなぁ。 朝ちょうど薬が切れたから,病院に行かんばって思ったのに。 悲しいことに,いい加減なものだ。 このくらいの記憶力しかないのね…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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