さぼり父さんの戦略日記

2010/01/20(水)21:40

JALが倒産?!本業の価値と意味

社会(2)

JALが今日20日午前中の経営破綻して、巷ではこの話で持ちきりだ。株も最安2円になった。大きな会社だし、公共の乗り物である航空会社が倒産するだなんて、ちょっと前には考えられないことだった。だけど、今の世の中一歩先は何が起こるか分からない。JALと言えば、仕事の関係で、へんぴな所に出張をよくするのだけど、だいたいそんなところに飛んでいるのは、JALだった。今回の経営破綻で、そんな地方の路線もかなり縮小されるようだから、とても不便になりそうだなと心配している。まあ、高速道路もあるし、電車もある。狭い日本なんとかなるとは思うが。そいえば、JALに乗ると楽しみだったのが、飛行機の中にある、JALの広報を兼ねた雑誌。名前は忘れたが、構成も、文面もなかなかしっかりとした造りで、読むのがたのしみだった。中に、浅田次郎のエッセイがあり、流行作家の、こなれた言葉で読ませる日常のそれが、実に愉快で、豊かで、とても贅沢に感じられ、飛行機のから望む青空と共に、得した気分にさせてくれた。しかし、人とは天の邪鬼なもので、楽しみつつ読んでいる、頭の片隅に、経営が厳しいというのにこれだけの内容をつくるのにはお金がかかるだろうなと考えたりした。その雑誌も無くなるのだろうか?新聞はもう無くなったようだから。しかし、最近は副業ばやりで、数年前から週末起業にも関心が高くなっている。ご多分に漏れず、こうして私も何とか副業で、ある程度のお金が入らないかと試行錯誤している。だけど、こんな感じで本業が倒れてしまってはかなりのダメージを受けてしまう。あくまでも副業だから、生活全面を支えることは難しい。やはり、副業の価値が高くなるのは、ある程度本業がやっていけているからだ。厳しいけど、それなりに仕事があって、気持ちを他に分散できているからこそ、副業に集中し、喜びを感じることが出来る。それが、自分が長年、人生と才能を投入した本業が、本当に立ちゆかなくなり、厳しい現実で埋没してしまうかもしれなくなったら、その時に本業の自分にとっての意味や、価値が見えてくる。そして、失う悲しさを感じるだろう。それを考えるに、本業の未来が陽炎のようにかすんでいるなら、自らの勇気と、才能を信じて、もう一歩本業のために、前に出ても良いのではないだろうか。決して、損にはならない。

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