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さぼり父さんの戦略日記

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2010.08.01
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カテゴリ:カテゴリ未分類
iPhone4をAppleStoreで直に触り、その質感の良さに胸を打たれました。正直、実物を見るまではiPhone3Gで十分と思っていたのですが、両面の硬化ガラスの美しさ、アンテナを組み込まれた本体を取り巻く銀の枠の効果的なデザイン、さすがスティーブ・ジョブズが認めただけあります。ただ、それが今大きな問題となっているのは周知の事実。美しさを追求する故に、持ち方による電波の受信不良問題が発生し、訴訟沙汰になるほど、世界のあちらこちらで火が噴いています。僕、個人的には、Apple製品に心惹かれるものには、多少の問題は目をつぶる覚悟が必要だし、もっと鷹揚な態度で接する必要があると思います。心地よさとか、美しさとか、小気味良い使い勝手とか、思わずほくそ笑む小動物のような動きとか、多少のことは許してしまう良さがあります。今回の、iPhone4のアンテナ問題も、当分は持ち方を気をつければいいのではと思うし、次には必ず改善されるでしょう。しかし、この問題は開発当初から出ていたようですね。それを、デザインを気に入っていたスティーブ・ジョブズが、GOさせたとのことです。デザインのためなら、多少の技術的問題は押しのけてしまうとは、良くも悪くもAppleらしい。ただ、今回の問題から発する騒動(そう表現して良いのか?)でハッキリしたことがあります。いよいよ、Appleに与えられたルールが変わった言うことです。インテルの元CEOアンドリュー・S・グローブ氏の著書で、私の愛読書「インテル戦略転換」があります。その中で、インテルが製造したペンティアムの欠陥問題による、顛末が書かれていました。1994年、インテルは最新鋭のマイクロプロセッサー「ペンティアム」を発売した。それは、インテルや関係会社を巻き込んだ一大プロジェクトであり、今後の命運がかかっていました。それが、「ペンティアムのFPUにバグ」とフォーラムに書かれ、その内容があれよあれよという間に、関係各所に広がり、ニュースの見出しに[傷もの]、[買うか買わざるべきか]など酷評が載り、最後には「IBM、ペンティアム搭載機を全面出荷停止」と、大きな問題に広がったのです。もちろん、インテルはその欠陥は知っていましたが、その内容を、インテル内では十分研究、検討し、彼らの基準からしてまったく問題の無い結果であり、通常の使用では発生しないものでした。彼らの常識では出荷されるべき製品だったのです。が、世間はインテルのその考えに強烈なNo!を突きつけたのです。それは、なぜか?アンドリュー氏が本書に自身の考えを書いています。その中に上げている原因の一つに、「我が社の急成長だ」と語っています。急速に成長したインテルを、他社は内実はともかく、巨大企業として見るようになり、それ相応の巨大な誠実さをもとめたのです。そのことを、インテルはまったく気がついておらず、小さなベンチャーとしての、冒険的で、挑戦的で、革新的な経営方針のまま進んでいました。彼らの基準では少しばかりの欠陥よりも、世の中を刺激する製品を生み出すことこそが、絶対のルールでした。しかし、巨大になったと世の中に認められたその瞬間。製品に対する、より大きな責任の重圧を受けることとなりました。これは、インテルだけではなく、飛躍するすべての企業に起こりうることだと、アンドリュー氏は締めくくっています。Appleもまさにとうか、とうとう、この瞬間が訪れたのだなと思います。iPhoneやiPadの大ヒットで、Appleを知らなかった多くの人々が触れるようになり、その流れで、MacやMacOSXに興味を持ち、購入する人が増えています。そのことは、とても僕としてはうれしいのです。しかし、Appleが、今までとは違うルールの中で戦うことになる難しい局面に立たされたと言うことになります。斬新的で、先鋭的で、何よりも美しさを優先させた製品を生み出し、多少の犠牲を強いても、それを推し進め、業界にイノベーションを起こす、ある種、ガキ大将の様な企業風土のままでは難しくなります。しかしながら、突然管理の行き届いたマイクロソフトみたいな企業に転換出来るのかと言えば、それは、スティーブ・ジョブズが居る限り無理だろうし、そうしてしまったら、Appleの命は消えるでしょう。その部分の、さじ加減をどう取っていくのか?いよいよこれからがAppleの経営戦略の本領発揮です。なんとか、経営陣には踏ん張って乗り越えて、次々と、魅惑的で、美麗な製品を出し続けて欲しいと願っています。まあ、iPhone4も持っていない僕がこんなことを書いてもあんまり説得力はないのですが。願わくば今年こそiPhone4を手に入れたいと切に思っています。





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最終更新日  2010.08.01 23:45:10
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