さぼり父さんの戦略日記

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• 今日はちょっと考えちゃうぞ～。頭ぶっ飛び、つながりま～す。

  昨日はなんとひどい雨風、吹き飛ばされそうでした。あなたは、大丈夫でしたか？私は自転車で、会社からの帰り、とんでもない横風をまともにくらい、そのまま引きずられて車道の方へ、車が来てたら、今日の楽天日記は書けなかったとこです。思わぬところで、大事故とかなりますので、あなたもお気を付けてください。さて、昨日も書きましたが、最近は内勤が続いてますので、どうも新鮮なネタが切れちゃいそうです。でも、世に話のネタは尽きず、と申しますか。細かな心の機微を綴って行けば何とかなりますか。今日も、心を一ひねり。あなたは、もうどれぐらいインターネットで、誰かの書いたことをお読みになってますか？インターネットの草創期からと言う人や、つい最近の人まで、様々な方がおられますでしょう。それに、何かを書いて発信し続けている方も同様におられます。かく言う私は、ずっと読んでばっかりでした。それで十分でしたし、自分で書いて世に出そうなんて、とんでもない暴挙だと、思ってましたから。しかし、たくさんのホームページやメルマガを読んでいると、不思議なもので、私も一度書いてみようと思うようになりました。お恥ずかしいのですが、元々書くこと自体は嫌いではなく、学生時代、ぼんやりと物書きになりたいと思ってました。ちょっと前、インターネットがある程度、市民権を得るまでって、結構面倒でした。世に出そうとすれば、何とか賞とか、かんとか展なんかの公募ってものに出して、偉い先生方に見ていただかないといけなかった。まあ、世に出そうとすれば、コミュニティ紙とか、いろいろ大小方法はあったとは思うんですが、私はこのルートしか思いつきませんでした。今は、ブログなんかあって、私のような駄文でも、いっちょ出してみるか！と、勢いでインターネットの渦に放り込めるのですから。エセ作家の私としては、なんともエキサイティングな時代となりました。こんな感じで、インターネットって、専門の物書く人じゃなくて、現場で生きている人が、直接、考えや、経験、知識を書いている場となりました。たしかに良い、悪い両面はありますが、エキサイティングです。第三者の干渉が無く、直接考えや、経験、知識を本人が、伝えて来るのですから。読んでる私なんかも、書き手の生きた思いに触れて、共感したり、反発したり、同情したり、心のひだが激しく振動します。生の文章はそれほど、生きています。私は、インターネットの面白さと言うか、凄みと言うのは、やっぱり、名も無き「すごい人」の声を聞けることだと、思うんです。TVとかラジオとか、書籍等メディアでは紹介されないけど、ほんの自分の近くに、共鳴し感動出来る人がいる。そして、出会える。すごく、面白い、私は。たまに行くホームページに、糸井重里さんがやっている「ほぼ日刊イトイ新聞」があります。インターネットによる情報発信が、まだそれほど認知されていないときに、新しい場が欲しいと、採算を度外視にして、作ったホームページです。ご存じの方も多いと思います。基本的には、世の有名どころの、芸能人・文化人・漫画家・記者等々が、糸井氏の考えと人柄に、共感して書いているです。これだと、先ほどの私の話と矛盾するのでは？と、ご指摘の声が聞こえそうですが、イトイ新聞の場合、有名な人が、無名な心で書いてます。だから、普段のメディアによる伝わり方ではなく、素のその人なりが、垣間見えて、人間に面白味が感じられるんですよ。とっても。その中でも、無名人が書いていました。ある時、イトイ新聞の一つのコーナーで、おじいさんの人生相談みたいのをやってました。それも、普通の人みたい、いったいこの人は誰だ？不思議に思いながら、読んでいくと。年輪の厚みと言うか、人生の深みというか、書いている内容から、ズッシリとそんなありきたりなんですが、言葉がわいてくるんです。たしかに、流ちょうな文章ではありませんし、語彙も豊富じゃないんですが、一つ一つの単語が、おじいさんの心と一体となった、安心感と力強さが、しっかりとするんですね。読みながら、ある種「覚悟」みたいなものを感じて、ただ、年輪を積み重ねただけではない、不可解さと不思議さを感じたんです。はて、とそのおじいさんの名前とプロフィールを読むと。そこには。「ガン爺」と、書かれてました。そうです、おじいさん実際ガンを患っておられて、余命いくばくも無い方だったのです。その不可解さが理解できました。おじいさんの書いている文章は、全くその悲壮感もなく、かえってこれから生きて行かなくてはならない、私たちに対して、励まし勇気を与えてくれる内容でした。正直泣けました。私は性格が悪いですから、難病で余命いくばくもないとか、その辺の、話は好きではありません。それらに、心を動かされる人間でもありません。しかし、この文章は、死ぬことへの潔さと、生きてきた満足感で、心から楽しい。笑えた。おもしろかった。この、出会いに感謝しました。インターネットと言う場が無ければ、私はおじいさんとの出会いは無かった、おじいさんも死期が迫っているなか、自分自身の人生を残し、伝えるすべが無かった。私とおじいさんはつながった。インターネットはこれからも、多くの人の思いを、無尽蔵に発信し続けると思いますが、名も無き人の美しい人生を、証する事は、忘れずにいて欲しいと願います。それが、本当の役目だと私は考えます。

  2004.04.28

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• お母さん．．．ぼくのあの○○○○はどこに行ってしまったんでしょうね？確か自転車であの峠を．．．．．．

  う～ん、困った。今日はネタがないな。昨日今日と、外にさぼりに出かけてないので、新鮮なさぼりネタを、仕入れることが出来なかった。う～ん、どうしようか？あなたもそうかもしれませんが、どうしてこう椅子に座り、書こうとすると頭から、ネタが吹き飛んじゃうんでしょうか？ホント、困ってしまいます。反対にどうして一番ネタが出るのが、手も足も出ない、自転車通勤の最中なんでしょうか？これまたいやになってしまいます。ホント！世の中、やっぱりうまく行かないもので、そのうまく行かないものを、それなりにうまく行くようにすると、商売のネタになるんでしょう。たとえば、世の発明品、ろうそくよりも明るくて、長持ちし、安全なものとして、エジソンさんが電球を発明しましたし。誰でも彼でも、自動車が欲しいと思っていたら、フォードさんが量産型の自動車を作り、一般ピープルが手に入るようにしました。我が日本では、ドクター中松が、お母さんを助けようと、灯油用ポンプを作りました。（お分かりになります？灯油ちゅるちゅるです。ほら、いつも見るやつ。）世にアイデアのタネは尽きずです。一説によると、アイデアを出すには、特別な天才的才能が無くとも良いみたいです。（なんだかうれしい！）１，目的をハッキリさせる。　　◆やってやろうと言う、動機がしっかりしていること。　　　出発の原点です。これが後々効いてきます。２，関連知識を、頭の中にたたき込む。　　◆これは、本当に頭の中へぎゅうぎゅうと、詰め込むことが　　　が必要とのことです。うへ～痛そう？（なんじゃそれ？）３，今度は、体を一・二・三だ～！と動かします。　　◆ぱたっと！詰め込み教育をやめて、どころか今までやってい　　　た内容を忘れ去って、体を動かします。　　　運動は球技とかでも、散歩でも、競歩でもいいみたいです。　　　　　　ある方は、サウナに行って、約１０回ぐらい、サウナ＆冷水　　　を、繰り返すみたい。（これは私でも出来そう。）　　　　　　ちなみに、ベートベンさんは、森をしょっちゅう散策して、　　　楽曲を構想しました。「交響曲第３番　田園」なんか　　　そのまんまですね。４，ゆっくりと、待つんだよ。　　◆心地よく疲れた体を、投げ出して、ぼんやりと時の過ぎゆく　　　まま、待つことが大切。ここで、焦ってはいけない！　　　ゆっくりと、頭の中が、発酵するのを待ちます。５，そして、大発見！！かも？　　◆かくして、緊張そして解放の、一人サドマゾを行うと、玉の　　　ような、アイデアが生まれてくるとのことです。　　それから、いつアイデアが生まれてくるかは、神のみぞ知る。と言うものなので、いつでも捉える準備はしておかなくては、いけません。その為に、最適なのはボイスレコーダです。私も、一時期使っていましたが、思った瞬間に録音できて、最高！それに、入力時間が表示されるので、整理とかスケジュール管理に重宝しました。あれ？「一時期使っていた。」今は使ってないの？あなた、なかなか細かなことをつつきますね、そうなんです。この前、どこかで落としちゃって、無くしてしまいました。とほほ・・・・・・・。そのうち買うつもりですが、うちの大蔵省が恐ろしいので、ほとぼりが、冷めてからと考えております。でも、これはすごい発明だと思いますよ。最近読んだ、岩元氏の書籍「情報商人のすすめ」でも、必需品として紹介されてました。今はとりあえずポストイット派でしょうか、手帳の中に貼り付けておいて、思いついたらサッと、書き込んでます。あちこちペタペタと貼れますし、はがすのも可能。だから、整理や文章作りに大変重宝してます。当座はこれかな。さて、ネタ無し状態でしたが、何とか書けたかな？えっ今日は内容無いんじゃないかって、まあ、明日はもっとすごい日記かもしれませんから、楽しみにしておいてください。なんてね！しかしどうして手も足も出ない、自転車の上に限って、これは！と言うネタが、出てくるんだろう？それに、これは良いのが書けるぞ！と、喜び勇んでMacの前に座ると、消えちゃうんだろう？お母さん、私のあの、アイデアどこに行ったんでしょうね・・・・・？

  2004.04.27

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• ○○は会議室でやっているんじゃない！上や下への大騒動

  昨日一日出てたせいか、今日は体がきつかった。少し風邪をひいたのかもしれません。体力がだだ下がりなので、気を付けて、この不安定な時期を、乗り越えなければ。人に伝える。人にお願い事をして、願うような結果を出すのって、難しいものです。小心者の私なんかそれでいつも四苦八苦しております。最近は営業に変わったので、あまり機会が有りませんが、ついこの間まで、現場監督とかやってました。一つの工事現場を任されて、頭に立って完成させます。その当時は、日本各地を飛び回り、多いときで、月の３分の２ぐらいはホテル住まいの出張生活でした。だいたい、現場の協力会社さんと一緒に仕事をすることになりますが、初めての方も結構いて、うまくコミュニケーションを取るのが大変です。話は変わりますが、業者さんにも土地柄があって、つきあい方にも一工夫が必要です。だいたいちょっと田舎の業者さんは、おとなしく真面目に働いてくれるから、助かりました。（愛媛とか、岡山とか....その節はありがとう！）それで、一番大変だったのが、言わずとしれた大阪の業者さんですね。いや、これは結構大変でした、もう手より口の方がよく働く人が多いので、一仕事前にすっかりくたびれてしまいます。基本的に関西人は、言うか言うまいか悩むぐらいなら、駄目もとでも言わなそんやんか！と、言う方を選びます。言うのはタダ！それが定番なんです。まあ、私もそうなんですけどね。この経験で、自分の考えを人に伝えて、願う結果を得ることの難しさを、実感しました。それで、私は親会社からの作業指示書を、そのまま工事に使用せず、図を多く入れたり、表現を分かりやすくしたり、工夫して幼稚園児でも分かる工事指示書を目指しました。社内の人間からは、いつも資料ばかり作っているので、何やっているんだ？と、思われてましたが。それで、具体的に売上げが上がったとか、とんでもなく効率のいい工事が出来たかと、言われると「どうかな？」と言うのが正直なところ何ですけど、どうしても私はそのままの指示書を渡したくなかったんですよ。そのままのものは、話が分かって作っているので、もう一歩分かりづらい、不親切なもの多かった、つまり、頭のいい人が作ったものです。時間が勝負の仕事を現場はしているので、まあそんなもの見ないで、仕事をしちゃいます。どこかの刑事ドラマじゃないですけど、工事は会議室で、やっているんじゃない！状態です。だから、監督はそれをうまく取りつくろって、お客様にお渡ししないといけません。気をつかってしまいます。手っ取り早いのは、下へガツンとやっちゃうやりかたです。つまり、金を出している強み、立場が上の強制力で、バカだなんだと、引っ張り回すやり方です。通常監督としてはこれが定番でしょう。インテリ風に言えば、マキャベリズムでしょうか。私はそんなやり方が、ただただ嫌いなので、せめて偉そうに言う前に、精一杯足りない頭と、作図センスを使って、幼稚園児でも分かるようにと、資料を作りました。ほとんど、意地以外なにものでもないですね。それでも具体的にはあんまり変わらないんですけど、たまに、分かりやすくて良かった、とか段取りが分かって仕事がしやすかった、と言われると、うれしいものでした。そういえば、初めてコンピュータをさわったとき、字もきれいに書けるし、図も思うように作れる。それに、表を作って計算も楽。様々な、表現が自由に出来る、これは、最高のコミュニケーションツールだと、感動した覚えがあります。最近は忘れていました。もう一度、人に伝える気持ちを、育もうかなと思います。

  2004.04.26

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• つながる、つながれば、つながるとき、つながろう、ムムム時代が俺を呼んでいる。

  いや～昨日の日記、タイトルが変！でした。おはずかし～、慌てて書いたら、案の定間違ってました。どうも、吸いません。いや、すいません。それじゃ、気を取り直してっと、今日のお代は？これ！あなたが、いつも言っている定番です。出先での昼は、ファミリーレストランに行くことが結構あります。やっぱり、どこでも同じ味・質・サービスを得ることが出来ますから、とりあえずと急いでいる昼食には最適です。マニュアル産業の最たるものでしょう。従業員の対応も見事に同じで、デジャブーみたいに、この間、別のところで確か聞いたよな？と錯覚を感じる、同じ言葉が繰り返されます。ものごと、良い点、悪い点がありますが、マニュアル化により、どこでも丁寧なサービスを受けることが出来るようになりました。そのおかげで、私はここはどうかな？と、店の前で立ち往生せず、店の名前を聞くだけで、基本メニュー、サービス内容、価格等が分かります。とりあえず食べなきゃと、言うときには考えなくて良いから、助かります。それが、この間入ったファミリーレストランはちょっと味付けが、変わっていました。別に、商品の塩が他店より、多いとかじゃなくて、店員の対応がすこし違うんです。常連さんがいるんですよ。まあ、それだけなら別に特別じゃないんですが、そのおばあさんとおばさんの店員が、親しく会話をし、今日のお薦め料理を、話し合ってました。それに、その店員のおばさん、店の他の従業員にも、仕事の段取りを明るく、説明していました。そのせいか、だたマニュアル通りの不自然な丁寧さが無く、自然な接客動作を感じました。そこにはちゃんとした、人とのふれ合いが生まれてました。マニュアル化により、田舎の真ん中のファミリーレストランでも、実に丁寧で、洗練された、接客サービスを受けることが、出来ます。適当に入った店で、接客態度の悪さに腹をたてる危険性が、非常に少なくなりました。そのことを、非常に気楽に感じ、好んでいた自分がいますが、反面今日のように、もう少し一歩進んで、ふれ合いを感じさせる接客が、新鮮な感動を感じました。これからは、マニュアルを核としながら、人間関係を微妙に近づけ、心理的安心感を相手に与える、意外性が必要じゃないかなと、考えます。前に書いたスターバックスはそのことを取り入れている、最たるものでしょう。「疑似友人」表現は変かもしれませんが、単なる客ではなく、友人として迎え入れる姿勢が大切です。町の商店街や、食堂の雑な部分をどんどん削り取り、洗練された一定の接客・味を目指して、外食産業は発展してきました。そのため、不確かな「人間味」は不必要でした。しかし、ものはあふれて、どこでも、同じものを得ることが出来る時代ですから、人はより深い何かを求めている。それが、一度捨てた「人間味」じゃないでしょうか？最近はレトロブームで、昭和初期の町並みを再現した、店や品物が、多くありますが、それもその流れなんでしょう。そのにある何となくただよう、懐かしさや柔らかさが、訪れる人の心に、人のふれ合いを思い出させるのでしょう。そう言うものから、遠ざかって来たのに、結局また戻ろうとしているのは、面白いものです。やはり、人は人とのふれ合いが、必要なんでしょう。

  2004.04.25

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• おまえの顔をさらけだせって、言われてもな～！

  昨日、いつものように電車で移動中、前に座っている男性に、目が行きました。彼は申し訳ないんですが、表情もそして、身なりもだいぶ、くたびれており、人生に疲れている様子が体全体から、出ていました。それだけならば、あまり気にはしなかったのですが、彼がリュックの中から出した、書類の表紙に次のことが書かれてました。「あなたの夢はこのままで良いのですか？」私は明らかに人生にくたびれてしまった彼が、どの様な気持ちで、その冊子を手に取っているのか、そう思うだけで複雑な気持ちとなりました。それに、冊子をめくりながら、時折もれる大きなため息が、彼の思うように行かない人生と、冊子の中で展開される、夢のような成功物語の亀裂を感じさせて、現実の重さと切実さを知りました。今、どんどん競争社会になって、大きいの小さいの関係無しに、生き残るため行動して行く時代となりました。大企業でさえ、今までの顧客・製品基盤の上に安穏としておれませんし、それにぶら下がって、生きていた小零細企業は否が応でも、新天地を、自ら開拓していく必要になりました。それは、個人の生き方にも色濃く、影を落としています。自分の人生を切り取って、他人に預けていれば、三度の食事が出来、5ナンバーの自家用車が買え、マンションもしくは自宅が購入できる。そんな、依存した生き方が、危うくなっております。その為に、収入の流れを複数にという、考えが徐々に確実に、広がってきております。たとえば、私もセミナーに参加し、今も積極的に、書籍・メルマガ等で情報を得て、関心を高めている、週末起業はその典型です。会社とは別の収入源を確保し、自身の生活を自衛しすることを推奨しています。大きな変革は、飛躍のときです。この様な状況を、暗く落ち込んで受け止めるか、前向きに創造的に、学び、計画し、行動して果敢に挑戦していくかによって、その未来は全く違ったものとなります。勇気を振り絞る一歩が必要です。その為に、時代はインターネットを、私たちに贈り物として与え、無垢な新天地として、目の前に展開させてくれました。（情報商人で有名な岩元氏は、はっきりと神様の贈り物と行っておられます。）そして今、日本でも世界でも、名も無き天才たちが、自身の生きてきた証を、「情報の商品」として発信し、通常のサラリーマンでは、手にすることの出来ない、内外共の成果を上げております。彼らは、メールマガジンを発信し、自身のホームページで、自慢の知識を披露し、ちょっとした隙間の時間を使いながら、好きな商品を販売し、アフェリエイト広告を掲載し、充実した時を過ごしています。私はこれらのことを、自分と関係のない、まるで別世界のことと考えず、挑戦してしています。それが出来る世の中に、流動しているのですから。だからこうして、一人のさぼり男が楽天日記で、曲がりなりでも、世界中に迷惑を考えず、「自分」を発信しています。それが今のところ私が出来る、唯一のことです。自由に生きることの出来る時になりました。そのために一個人としての、しっかりとした考えを全面に出す、つまり自分自身の、汚なろうが醜かろうが顔をさらけ出し、自分の手で、つかみ取るほんの少しの勇気がが必要でしょう。ですから、今日も明日もこの日記を書いて行きます。

  2004.04.24

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• 今日は病気だ楽しいな！！あれ？

  今日は夕方からとっても寒くなって、びっくりしました。夏のスーツだったので、寒風が身に応えてしまい、風邪を引きそうでした。まあ最近、疲れがたまっていたので、これを機会にこの土、日曜日ゆっくりとして栄気を養おうと思ってます。（反対によけい疲れたりして。）風邪と言えば、あなたは病気で寝込んだ時、どんな気持ちになりますか？ひとりぼっちで、ベッドの上にいる時の気持ちです。やっぱり、寂しいでしょうか？少し悲しいでしょうか？私ですか？私は結構好きなんですよ。それどころか、最高に楽しくてしかたがありません。たしかに、熱が出たり、節々が痛かったりしているときは、もういやだ、早く直りたいと思うんですけど、少しして、熱も下がり、体も多少動ける様になって、落ち着いてきたら、最高に幸せな気持ちになるんです。ちょっとおかしいでしょうか？さっそく、読もうと思っていた本を引っ張り出し、読むのに飽きると、ぼんやりと天井を見ながら、空想をふくらませる。人生の激しい流れの中で、自分だけボッカリ浮かんで、傍観している感じがとっても私に安堵を与えてくれます。それに、とても自由です、まさに地上のあらゆる義務・責任・仕事から解除されますので。なんとまあ、日頃真面目にがんばっておられる方からすれば、何ともふしだらで、許されざることでしょう。それで、少しばかり私のこの気持ちを考えてみたいと思います。さて、ここに二人の天才がいます。いや、お二人とも亡くなって、いるので、おられたと言うことが正しいでしょうか。このお二人の名は、夏目漱石さんとグレン・グールドさんです。夏目さんほ方は、言わずとしれたかの文豪です。「ぼっちゃん」「我が輩は猫である」「こころ」等々その名作は数知れず。対して、グールドさんこの方、もう少しピアノ関係のことで、お詳しい方ならお分かりでしょう。世界的な天才ピアニストで有ります。世界中にファンがおり、日本でも大々的にCDが発売されております。ちなみに、羊たちの沈黙のハニバル・レクター博士も、彼のピアノの愛聴者であり、原作でははっきりとグールドのゴールドベルクと書かれています。このお二人には不思議な因縁がございまして、時代と世界を越えた繋がりと言うのでしょうか。面白いものがあります。まず、グールドさん、夏目さんの小説「草枕」が大好きで、ラジオドラマに自ら脚色して、プロデュースしたほどですし、遺品の中にも一冊大切にありました。また、お二人とも私のさぼりの大先輩と言いますか。社会から完全にドロップアウトをされたんです。夏目漱石さんは、当時現在では想像つかないほどの、地位の高い大学教授立場を捨てて、地位の確立していない小説家になってしましました。（今で言えば、一流企業からネットでSOHOかな？）グレン・グールドさんは32歳の若さで、天才の名を欲しいままにしたコンサートピアニストの立場をすてて、レコーディング専門（人前じゃ演奏しない！）ピアニストになりました。現在でもそうですけど、コンサートをしない音楽家なんて、うまく行くはずがないと思います。案の定周りからは反対されたんですけど、絶対いやだとレコードのみを創作の場としたのです。なんと、偉大なさぼりでしょうか！天才故になされる技でしょうね。私も、明日から会社行かない、活動はインターネットのみ。と言ってみたいものです。さて、この二人の共通点で、私が面白いと感じたところが有りました。それ故この日記に書くことになったのですけど。それは、二人の病気それも寝込むほどの大病をしたときの受け止め方です。彼らは生涯疾患に苦しんだようです。だから、何度かひどい状態になって、養生をしなければならなかったようです。その時、常人は苦しんで気落ちするのですが、天才二人は大いにその環境を、つまり、病気のため身動きとれない状態を、「楽しんだ」様です。夏目さんはその時の気分を日記にこう書いております。悠久なる安静　無言の玄境　悠々たる精神　（要はすごく安らかだ。）グールドさんは、ヨーロッパの演奏旅行中に病状が悪化して、ハンブルグのホテルで、数ヶ月一人で養生生活をするんですが、その時の手記に、「人生最良の一日」とうたっているんです。最近このことを書いた本に、偶然巡り会い二人とも芸術家としては大変、感銘を受けていたので、思わず手にとって読んで見ました。そうしたら、実に私にとって、親近感がわく以上の様な、病床に伏した時の、心情が書かれてあり、なんだかうれしくなりました。だって、私と同じ気持ちの人がいたんだってことと、それが天才と言われている人だったからです。（私が天才だってことじゃ有りませんよ。）まあ、あちらは天才、私はただのサボリ男ですけど。さて、その本に彼らの精神構造のことが、分析されてました。これは、私自身の気持ちの発見にもやくが立ちそうだと読んでみると、ズバリ、人生を休んでいる状態であり、世間一般の義務・責任・仕事等から解除されている。それは、常に外的な様々な要求に対し、自分自身が葛藤していることも休止して、外の世界を忘れている状態だそうです。その状態は別に悪いことではなく、そのようなとき己と向き合うことができ、いっそう深く自己洞察が出来、新しい発見ができるとのこと。それが、芸術家には創作活動と現れ、素晴らしい作品を作り上げることが出来るのです。私はこれを読んで、とてもしっくり納得できました。事実、病気で、一人ベッドの上で横たわっているとき、いつもとは違った、軽くて、心地よい自由の感触がします。そして、そんなときに、面白い！愉快だ！と自然に心が揺さぶられるものやことが、本当に私自身がやりたいこと何じゃないかなと、ぴったりと心が確信します。それは、様々な外的義務に翻弄されない、心の理想郷にいるからでしょう。あなたも、病気で今度休んだときに、ぼんやりと自分を見つめてみたら、素敵な本当の自分に出会えるかもしれませんよ。

  2004.04.23

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• 続　失敗物語：失敗したつもりで、今日も元気！

  　お元気ですか。昨日は少し失敗ってものを考えてみました。人生いろいろ有るから避けて通れないものみたいです。私も、少し心を入れ替えて、必要な失敗なのか、不必要な失敗なのかを、考えて転んでもただじゃ起きないようにしないとあきまへんな。さてと、昨日失敗は多い方がいい、成功へのステップだと言いましたね、たしか。でも、この間まで職人というか、技術部門の中にいた私としては、やっぱり気持ちがついて行かない。誰しもそうだとは思うんですけど、こと、職人さんの世界じゃちょっとした失敗も、許されないんです。そうですね、いろんなことを企画して、仕事を段取りして、めぐりめぐって、最終的に形になるのが、この所ですから。ここで、駄目ならほんとどうしようも無いですよね。それに、世の中ってはっきりと、階層がありますから、特に建築関係とかそうですよ。金を出す人、企画する人、設計する人、監督する人、動く人と、と流れが生まれます。それで、技術もわたしんとこみないなのは、一番下の場合が多いので力が弱い、それでもって、直接お客さんのところで、顔を合わせながら最終的な形にする仕事なんです。結構来ちゃうんですよ。上からのしわ寄せが。そう言う、仕事だし、立場なのは分かっているんですけどね。それで、失敗には慎重にならざる得ないんです。だから、新しいこと、よりはどこかで実証された内容だとか、過去の流れのままだとかが、ほとんどですし、思考てきにも規律的で、減点主義みたいなところが多くなっちゃいますよね。だから、普通以上に失敗に関して、敏感になるし、抵抗も多くなる。そのため、意識が新しい行動よりも、今までの慣習を選んだり、一つ退いて批評家みたいになって、自分は立ち止まったまま、理想の表装だけを口走ったりしちゃいます。結局は、人の表面的視線しか、気にしていないんでしょうか？失敗してもいいから、手に入れたい人生の宝が、無いんでしょうか？いろいろ考えます。そんなこと、思ってましたら、この間読んでいた本の中で、面白いことが書いてあったんですよ。それは、「仮想失敗」ってやつなんですけど、どうゆうことかと言えば。やっぱり、共同で行っているビジネスで、あきらかな失敗してしまうと、様々な影響が出てしまうので、自分自身の心の内に有る基準を作り、それに対する評価を密かに行うんです。たとえば、昨日書きましたが、私は朝４時に起きられませんでした、それは直接的に他の人には影響は無かったですし、私の心の中だけの出来事です。だけど、私自身にとっては失敗です。思う基準が得られなかった。これが仮想失敗というやつです。それで、今度はなぜ失敗したのか？どうしたら、克服出来るのか？これを戦略的に現実の世界に対応を当てはめていく。この繰り返しを続けて、行動的にも精神的にも、問題に対する対応力を高めていく。まあ、失敗続きの人生もいやですけど、多々じゃ転ばない心づもりは常々しておかなければと、考えさせられました。

  2004.04.22

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• 失敗物語：暖かなお日さんに包まれ、さぼり男はなぜお悲惨なのか？

  　成功するぞ！と勇んで、その関係を学んでいくと、結構失敗の大切さを良く説いてますね。はじめは単なる慰めかなと気にはとめませんでしたが、どれを読んでも失敗は避けられない必然的成功へのステップだと教えられます。　　せっかく、成功しよう、うまくやろうと思っているのに、失敗のことなんか考えるのって、なんだか抵抗あります。それに、わたしって、もう大小取り混ぜて、失敗の連続もう、失敗の生き字引みたいですからあんな肝を冷やすような経験、考えるのもやだ！　　それを、進んで失敗をせよ。その数だけ成功が近くなるだなんて。その話が本当ならば、わたしは今頃さぼり父さんじゃなくて、金持ち父さんですよ、ほんとに。　　そう言えば今日も失敗ありました、ありました。そりゃ、新鮮な取れたてですよ生きがいい。ちょっと味見してみますか？あなた。　　わたし、朝方人間になりたいんですよ。いや、一時期その朝方になってましてね、朝４時とか３時とか、起きることが出来ていたんですよ。それが、ぷっつり起きられなくなりまして。今はどうだって起きてくれないんですよこの唐変木（わたしのこと）が。　　こんなことじゃ、いけないんで昨日の夜は晩飯を控えて、そう、良く聞くじゃないですか。ご存じないですか？朝起きるには空きっ腹に限るってね。それで、自分の腹に言うことを聞かせて。さっさと、布団の中へ入ったんですよ。寝付きはいいほうなんでね、すぐ寝てしまいました。　　まあ、そこまでは早起きの必勝コースだったんですが、朝の第一弾の目覚ましが鳴り、わたしは飛び起きたんですよ。え？第一弾というのは第２弾も有るってことですよ。そりゃわたしもそこまでお人好しじゃ有りませんからね。一回ぐらいじゃ、起きないってことは、長年面倒をかけられどうしなんで分かってますよ。どれだけぐうたらかってことがね、自分が。　　止めたのまでは覚えているんですがね。気がついたら第２弾のベルが鳴っているんですよ。「うるさい！」と、飛び起きてこのうすらトンカチと、けたたましい奴を黙らせたんで、ほっと一息ついてたら、そのまんま。　　今日はいい天気だなと、お日さんを浴びて、ぼんやり考えていたら、時計観てお～悲惨になっちゃいました。　　何ででしょうね？　　わたし、ちょっと前まで、技術をやってたんで、仕事のためにとっても朝早かったんですよ。そんなときは、そりゃ仲間の顔が浮かんで、寝る前には気合いを入れたもんです。　　それで、朝が自然と強くなってきたら、ちょっと、欲も出てきましてね、こんなんだったら朝の時間自己啓発とやらに使おうと、考えたんですよ。　　丁度、技術から営業の方に変わったんで、そう、朝早く遠い所へ行かなくて良くなりまして、十分使える時間は出来たんです。　それからですよなかなかうまく行かなくなったのは。　何ででしょうね？　　それで、これじゃいけないんで、少し考えてみました。　ちょっと、お時間いただけますか？お忙しいのは分かっているんで、手短にいきますよ。　　さてと、１，はっきりとした、目的が無い。　　これは、痛いところを突かれちゃいました。　　実際、何のために朝起きるの？これが、はっきりしてないで　　しょう。　２，起きられない場合のリスクに対して、切実感が無い。　　技術のときは、送れるとみんなの迷惑になりますから、それは　　現実的に切実感が有りますよね。だって、送れると人間関係が　　後々響きますから。そりゃおそろしいもんです。３，具体的で、実践可能な目標が不明確　　たんに朝起きると言うことではなくて、これを達成したいと言　　う目標が無いんでしょう、あっても生活を変化させるほどの、　　執着心が無いんでしょうね。４，苦しさに妥協してしまう甘えの心　　うへ～これは痛い、わたしの見せたくないとこですね。　　おまえは甘い！なんて、どこかの熱血教師が言いそうなこと　　じゃないですか。その甘さでいままでぼんやり生きて来ちゃい　　ましたからね。　以上のようでしょうか。朝起きるのも大変だ。　まあ、こう見ると、たんに朝が起きられないと言う問題が、目的目標の必要性とその意味、行動への心理的アプローチ、そして人生観等々、よくもまあいもづるみたいに出てくるもんです。　こう考えていくと、あながち失敗も捨てたもんじゃ無いですね。あなた、もう少し、わたしと一緒に失敗とやらを考えてみませんか？え？！いやだって、そんなこと言わずに明日も来てくださいね。それじゃ今日もこの日記読んでくれてありがとうございます。あしたもいい日ですから。ゆっくり、お休みください。

  2004.04.21

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• 恐竜だって、生きるのは大変なんだよ。おやじさん熱かん一本、飲まなきゃいられないよ。

  　最近のCGってすごいですね、まさに本物。子供だましの映画かと観ていたら、とんでもない実に細部に渡り、しっかりと作られた秀作でした。　　その映画、ディズニー制作の「ダイナソー」です。ご覧になった方も、多いんじゃないでしょうか。いつも話題になるディズニーの力の入った、恐竜がもう人間以上の名演をした映画です。今日は、それを観た時に、感じた内容を書いてまいります。正直ちょっとネタバレですから、お気を付けて。　この映画を見終わったときに、CGの素晴らしさと共に、非常に好感を得た点があります。それは、全体を流れる生き生きとした、高揚感であり、しっくりくる感覚です。　　映画というものは正直です、その作品が作られた意図、社会的背景、監督の力量が前編通しにじみ出ます。社会全体が非常な矛盾を抱えながら、急速に発展している時の、その国の映画は本当に良いものが出ます。　日本が俊英なる映画の天才を送出し、世界に影響を及ぼす作品を世界に向けて発信したのは、終戦後の急激な成長の時です。作っている個々人は、世界という舞台は意識していないのに、自然発生的に作品は生まれてきました。　小津は徹底的にローアングルの静かな構図の中に、日本人とその心を追い求めましたし、黒沢はフォードに憧れと尊敬を持っていましたが、世界まではと考えてました。それどころか「羅生門」の評判が、関係者に悪く、これでもう駄目かと落ち込んで、釣りをしていたときに、ベネチア映画祭の金熊賞を取った連絡を受けました。　　彼らは皆時代の中で、受けた感性を映画に、焼き付けたのだと、私は思います。今で言えば、中国でしょうか。小品であってもズッシリと胸に来る、勢いが有り、深みを感じさせる、作品が多いですね。　それからすると、さしずめハリウッド映画は、全国チェーンのファミレスか、コンビニ等のファーストフードみたいな、舌のざらつく食感があります。均一なサービス、味、を提供し、どこでも同じ感情を生み出し、最低限の品質保証も付いています。その背後には、徹底した企業戦略を元に、顧客の囲い込みがなされていることを多少敏感な人なら感じると思います。それが、良いのか悪いのか見方でしょうね。　フォースとフードが食文化の悪だ、と言ってもやっぱり、安くてどこも間違いなく同じものを食べさせてくれるとなると、忙しいお昼間や、夕食時にはここにしようかなと入っちゃいますよね。　　おっと、話が全然違う方へ行ってしましました。これからだって言うのに、水瓶座の特徴で、話が飛んで仕方がありません。　　さて、映画の話しですが、そうしっくりする感じがした。という所でしたね。　この物語は本当にシンプルで、しっかりとした不変の成長物語です。古今東西一人の勇者が、無から有へ成長する話は、実に多く有り、人間がもっともひかれる内容です。　　映画では、最近はハリーポッターしかり、ロードオブザリング、マトリックスしかり、ちょっと古めではスターウォーズしかり、ほんにいっぱいあります、と言うか、基本的には成長物語を軸として、それにいろんなものをくっつけて、ちょっと見では分からない様に、変装させているんです。　私は、この恐竜たちの物語を観ながら、アメリカ人しいては、欧米人の遺伝子レベル、潜在意識の中にしみこんだ、基本的意識というのを、内容がシンプル故に、実にしっかりと受け止めました。　１，まずは明確な目的・目標　　アメリカの戦略本等を読むと、まずは目的それも具体的に、　　紙にも書き出して、しっかりとはっきりと持ちなさいとあり　　ます。一にも二にも何のために、どこに行くのか？それを　　はっきりと問われます。　　しっかりした目的観念。　　この物語も、荒廃した土地から、希望の土地へ、という目標　　が、はっきりと示されます。２，絶対的行動力　　とにもかくにも行動です。じっとしていては確実に死ぬとい 　　う、感覚が根本的にあるんでしょうね。３，全体を引っ張る、オンリーワンのリーダー　　リーダー像が強烈に押し出されてますね、全体が彼からのトッ　　プダウンの指示で、目標に向かって、前進します。　　この物語では、それに旧新のトップ交代劇も加わって、面白い　　ものにしています。旧リーダーが「マキャベリズム」的要素の　　多い強烈な目的意識と、生存能力を持った、恐怖による統率を　　行うのに対し、新リーダー（本作の主人公）は冷静な判断と　　論理的組立を旨とし、それにおきまりの人情（竜情？）を加味　　した自由闊達なリーダー像を描いています。４，忘れちゃいけない、共通の強い敵　　これは、アメリカやイスラエルなんかの現在の世界情勢にも絡　　んで来ますけど、とにかく、もうはっきりとしたむちゃくちゃ　　強い敵！これが、やっぱり好きですよね。愛してます。彼ら　　は。それによって、か弱い（まとまりの無い）民族が一致して　　て、強烈に前進していきます。　　ね、最近の新聞やニュースに出てきている内容を、思いだしま　　すでしょ。５，そして、ハッピーエンド！　　絶滅したのが分かっている恐竜ですが、やっぱり救われなかっ　　たじゃ、金返せってことになります。　　こうして、苦難の先には絶対的新天地があるんだと、強烈に意　　識の奥に、植え付けるんでしょうね。　　でも、良かった、こうでなくちゃと私も思います。　　　以上の様に、この物語の要点をまとめると、完全な成功哲学になりますし、企業戦略の根本とされている内容が、随所に出てまいります。あながち、戦略論が欧米で盛んになったのもこの辺の土壌が基本的な思考の中に入っているとを無視できないじゃないでしょうか。　そして、この物語をじっと見つめると、そう有るものが浮き上がりますね。分かりますか？そう、彼らの世界観の中心的教え、そう、バイブル聖書です。聖書の中にはこの様な、展開の物語がたくさん出来てきます。主なるものは、チャールトンヘストンが主演した、「モーゼ」これなんかもう、そのもの。そして、イエスキリストの物語、新訳の聖書そうこれも、これこそが一人のリーダーの元、新天地で解放される、「メシヤ思想」ですね。　彼らはこれらの物語を、好き嫌いを別にして、幼少の頃から、何度も何度も心の中に植え付けられています。だから、自然発生的に目的感を持って、高い目標を、苦難を乗り越え、勝利し自由と栄冠を手に入れる。という意識と行動ができるんでしょう。なんだか、ただの恐竜のアニメなのに、大げさになってしまいました、あなたは気楽に観てくださいね。実に、良くできた楽しい映画です。本物のような恐竜のCGには、感動を通り越して、あきれるぐらいでした。それではまた明日。

  2004.04.20

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• かえるだって、あめんばだって、さぼり父さんだって、みんなみんな、場所が欲しいんだ。

  　夕方から雨だって天気予報が行ってましたが、何とか持ちました。小さな折り畳みの傘は入れていたのですが、一張羅の背広と、靴が濡れるのはしのびないので、ホット一息です。今日一日皆さんはどんな一日でしたか？とってもいい日だったでしょうね。私と違って日頃の行いがとってもいい方たちだから。　さて、今日は上場企業もしくは中企業の経営者クラスを対象に書かれたビジネス書を一日読んだんですよ。最近ずっと、小企業もしくは零細企業、はたまたSOHO向けのビジネス書ばかり読んでいたので、新鮮で面白く読ませていただきました。　小さい企業には、大企業の戦略論は合わないとよく聞いていましたので、ちょっと控えていたのでしたが、今日読んだ本は戦略の基本が物語にそってちりばめられており、なおかつ補則解説もついているので、大変勉強になり、これならば個人ベースでも十分利用可能だと思いました。　　実はその本の中で、「一人合宿」なるものが書かれていました。それは、経営者や重要なビジネスパーソンが、重要な戦略的経営を組み立てる前に、日常業務を止め、温泉やもしくはホテルなんかに２～３日一人で行って、ゆっくり身を休めつつ、頭の中でじっくりと今後の展開を醸造するとのことです。　　特に、中小企業の経営者は、ちょっと背伸びした高級ホテルに泊まり、ワンランク上の環境に置いて、会社の成長考えると良いとのことでした。　　私、あれ？と思いました。これって、さぼり？そうです、これこそ私の推奨する戦略的さぼり道ですね。自分を完全に軌道からずらし、当たり前の日常に、不安定なゆらぎを創造する。その自由な環境の中で、創造的思考を展開させる。なんだか、とってもうれしくなりました。（なんだかちょっと変じゃないの？）　と、言うことで、私も日常にゆらぎを起こし、創造的な時間を過ごそうと、ちょっと、さぼりに直行！（おいおい、またか！何やってんねん！）行った場所はスターバックス、プチリッチに時を過ごしたい気分の時は、自然とここですね。なんだか違うんですよね。小金しかないときにとりあえずのド○ールや、その他諸々とは。　最近、店舗の拡張戦略がちょっとつまずいて、経営的に厳しいみたいなことを聞きますが、まだ私の中ではヒットしています。ほぼ時同じくして成長し、ブームを作ったユニクロや無印商品が、ある日を境に不思議と全く、私の心から興味が消え失せたのに。（この辺は同社の売り上げが減少した時期と重なっておりました。）　さっそく窓際に陣取り、美味しいコーヒーを飲みながら、本の続きを読み始めました。もう、至福の時ですね。私としてはちょっと贅沢なふいんきにひたり、静かに思考出来る大切な場所です。　さて、具体的にはどの様なことで、私はこの様な感情を持つに至ったのでしょうか？ちょっと考えてみたいと思います。１，コーヒーがもちろん美味しい。　　これは絶対的な前提ですよね。何たって、ここのコーヒーほかよりちょっと高いんですから。まずけりゃ怒ります。　　２，小粋な内装　　どうでしょう。主観的な内容が入ってきますが、シックな色調の落ち着いて、心を落ち着かせる感じがとても好きです。　　それに、室内が禁煙なので、空気がよどんでいがらっぽい感じが無く、私のような吸わない人間には、とって助かります。３，親しみがあり、なおかつ距離感のある店員　　私、結構これってポイント高いと思うんですよね。　　いつもどこでもだいたい同じでしょう、店員の質が、み　　　んなそれなりに美男　美女で、業務的な感じの少ない実　　に親近感のある、受け答えをしますよね。　　ちょっと、私なんかいじりたくなる。　　（いじる＝言葉なんかで、ひやかしたり、笑わせたり、　　　からかったりする。）　　それでいて、こちらがコーヒーを飲んで好きかってして　　いるときには、離れていてくれる。　　「親しみと距離」これって結構出来ている所って、少な　　いと思います。　　４，お客さんを選んでいる。　　コーヒーの金額を少し高く設定することで、顧客を選別　　してますよね。　　だから、ただコーヒーを飲むじゃなくて、プチリッチを　　　楽しみに来る人、自分はセンスが良くて素敵だと思って　　いる人、それを目当ての人、等々が集まって、一つ上の　　　　世界を作っています。　　そして、私なんかがその中に、ほいほいと入っちゃいま　　す。　以上が、私が考えた点です。　この、スターバックス関連の書籍は、結構出てますよね。　やっぱり、デフレの　時代高いものを売って、成功してい　る材料としては興味があるんでしょう。　　それで、私は結論に達しました！　　結局、人は、「場」が欲しいんだ！と、ここに行けば日頃感じられない、豊かで、有意義な時間を満喫出来る。そこで、少しだけ立ち止まり現在や未来を考えることが出来る。その様な、場所を欲求している今の人間がいるのでは無いでしょうか。前に読んだことがあるんですが、何かを達成するには、いつ（時間）どこで（場所）がしっかりしていないといけないと言うことです。　普通、いつ（時間管理）は意識を持って取り組みやすいのですが、どこで（場所の選定）はおろそかになりやすいものです。　そういえば、場所はそう自由に選べません、とりあえず家の台所のテーブルで、会社の机で、みかん箱の上で、とか限定されるんでは無いでしょうか？しかし、それは本当に自分の創造性を発揮できる環境なのか？と、考えるとはなはだ疑問が出ます。　達成し、成功するために、「少しだけ豊かな時間が持てる場所とは？」と、考えてみる必要がありますね。そういう、場所をいくつも持つことが出来れば、幸せでしょう。今日は、本当はディズニーのあの！？恐竜映画をネタに書こうと思ってましたが、急遽変更しました。まあ、一日の中、思いつきで毎日書いているので、心変わりはしょっちゅうです。明日はその恐竜ものでいっちょ書いてみます。たぶん・・・・・。それでは！

  2004.04.19

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• 続.誰がために映画は映る。

  今日は昨日からの続きです。もし、私の楽天日記が始めてでしたら、昨日の日記を読んでください。えっと、そういえば私、映画の歴史で、戦略で言うところの「成長法則」を考えよう。と話を進めました。ただ、実際環境的な面、技術的な面、経済的な面等見方は様々ありますので、本当の意味で正解不正解うんぬんは別にします、あくまでも私の頭じゃ分からない、「成長法則」を分かるようにする。例として映画の歴史と照らし合わしています。それでは、昨日は「成長期」を考えました。あまたの、導入期の偉人を規範としながら、現在の映画の基本を作るような、確固たる映画の概念を作り上げました。作り方、見方様々私たちに映画ってこういうものですよ。としっかり作り上げられた時代ですね。映画はスクリーンで観るためのものを、基本として作られてます。そして、制作者も本当の意味で、個性的、創造的な人材が突出する時代です。暗闇の映画館の中、白黒の深い陰影で、彫刻をするように、作品を削り出しています。この時代は、後々まで、鑑賞されて研究の対象となるほどの芸術的、技術的、そして娯楽性の高い作品と作者が数多く出てきます。いまでも、日本なんか黒沢・小津・溝口ですもの。定番て、やつです。この辺クラッシックの世界にも言えますね。そして、「成熟期」この成熟期と成長期の分岐点に、”転換点”があります。でも、一般的に察知できない。映画の歴史においても、成長期から成熟期のながれって、ハッキリしません。まあ、生きて作り続けている長生きな監督も多いですから。この、成熟期の特徴は、販売量は増加しているが、伸び率の鈍化、現象が目立つ。飽和状態です。これを映画で観ると、TV普及の影響が色濃く出て、映画は時別な存在じゃ無くなりました。しかし、映画としての特色を出した、数多くの成熟した作品が、産出されたと思います。私なんかは完全にこの辺でしょうか。やっぱり、アメリカ映画が主流で、「イージーライダー」やフランシスフォードコッポラの「ゴッドファーザー」「ゴッドファーザーパート２」それに、スタンリーキューブリック「2001年宇宙の旅」、ミロシュフォアマン「カッコウの巣の上で」、「ET」「未知との遭遇」の天才スティーブンスピルバーグ、「スターウォーズ」のジョージルーカス等々数え切れないほどあります。どれも、傑出した名作品ばかりです。成長期の非常に充実した映画手法を、彼らなりに解釈し成熟させ、視点、表現方法、題材は多方面に渡ります。私はこの辺が、一番映画としては好きですし、直接観た作品もありますので、親近感も湧きます。映画館で、ちゃんと観ること前提とした、作り込みがなされています。とくに、間が絶対的に違いますね、限定されて鑑賞することを、前提とした空間の中で、観ますので観客もそれなりの集中力があります。その為、監督の趣向で、作品の流れを左右することが出来ます。そして、生まれる”間”が、監督の伝えたいことや、個性、を伝え、作品に深みを与えました。このころのアメリカ映画って、まだ、芸術してたんですよね。あと、忘れちゃ行けないのが、ヨーロッパ映画、アメリカ映画と対して、芸術性や作品性に徹底してこだわった、屈指の作品がありました。最近ヨーロッパで、この人！と言うような絶対的な監督が少なくなったのが実に寂しい。「アメリ」ジュネと「海の上のピアニスト」のジョゼッペ・トルナトーレぐらいでしょうか。それで、このときやっぱり外せないのは、「ルードウィッヒ神々の黄昏」のルキノ・ビスコンティ「８1/2」のフェデリコ・フェリーニそれに、スウェーデンのイングルマン・ベイルマン「叫びと・ささやき」ロシアのアンドレイ・タルコスキー等々おられます。そして、今。今はどんな時代でしょうか？「飽和期」もしくは「衰退期」でしょうか。より、効率の良い運用方法を模索しており、そのため、システム的にすべてが回転しています。映画自他も確実な資金回収のため、作品自体の内容を徹底に分析し、市場を明確にし、戦略的方向付けをされた上で、配給されます。監督個々人の資質を、徹底したリサーチや市場分析で、削り取り作品の高低を限りなく少なくなるように調整しています。また、観る側も今までの映画館のイメージを覆すように洗練され、固定化された、シネコンプレックスが続出して、画一化した安心感や娯楽性を観るものに与えてくれました。混沌から、集約され始めています。成長の緊張感や躍動感は、失われましたが安定に供給される満足は、確保しました。正直、今この人と思い浮かぶ、監督はありません。まあ、出せばティム・バートンだとか、クワンティン・タランティーノだとか、ありますが。強烈に脳裏をかすめる人って、いなくなっちゃいました。この間のラストサムライの監督さんて、言えますか？いい悪いではなくまた、そう言える状況でも無い、今ですので前向きに考えましょう。さて、話をもどして、「成長法則」ですが、この様にどん詰まりになった時、これは今までの考えを打破して、新しい導入期出発の時です。さあ、新しい船出をしましょう！って、ことです。映画でも、映画館で座って観ようと言う時代ではありません。だって、作る方もそれを見越して、作ってますから。映画を映画館に限定するのではなく、多方面で使用できる娯楽素材として、世に発信しようと考えております。その為に、DVDやVTRで鑑賞する時を想定し、スクリーンでは無く、TV画面でも、十分楽しめるように、作品の作り込みを行ってます。コンセプトの転換ですね。映画館で流す素材としての、ワンセットの概念がどうしても私なんかは、拭えないのですけれど。総合的エンターテェメントと捉えれば、どこでもその表現の場はOKですよね。映画を売るのでは無く、感動の時間を売る。それが今後の展開でしょう。まあ、映画館は無くなりはしませんが、作られる作品の方はホームシアターシステムあたりで、観ると丁度良いぐらいの作品となっています。私なんか、映画館で観るとなんだか忙しないなと、良くわかんないまま帰ることが、最近の大作には多いのです。でも、同じ作品をTVとかで観ると実にしっくりすることって、たくさんあります。普通のご家庭の中で、目線に色んなものが入り込んでいる環境でも、十分楽しめるように、カットの多い、動きが早く刺激的、そして、間を少なくしてます。観る方も、良くできてるなと感心しながら、自分の家庭でハリウッドの一流の映画技術を観ることに堪能します。映画館と言う特別な場所に行かなくても、家で、現代の最高の技術が得られるのです。お得感がありますよね。こうやって、過去のことをチャラにして、未来に向けてどんなことが出来るのかを、ぼんやりと頭の中に入れて、グニャグニャと攪拌すると、おもしろいことが出来そうです。一応、映画史と成長曲線を絡めて考えてみました。ちょっと無理があったかもしれませんが、整理と思考のきっかけになればと思い、書いてみました。考えるに、時の流れを見極める目はとっても大切だなと思いましたし、衰退期にさしかかったときに、再度コンセプトを柔軟に変換させて、頭の中を攪拌させ無の状態から、コーティングを行っていく必要があるなとも思いました。常に未来に向けた目線は必要ですね。ただ、その場合の足かせとなるのが、とっても愛した映画の過去でしょう。大切なものゆえ、そのことに囚われて、柔軟な発想や、迅速な行動が出来ずに、時期に乗り遅れたり、未来を見据えて戦略的行動がとれなかったりします。人情的には苦しいかもしれませんね、戦略って。だから、新参者がサッと入ってきて、今までの心情基盤が無い上で、思い切った方法で勝者になる。優柔不断で、のんびりもののさぼりの私にはなかなか難しい。それでは、また明日。

  2004.04.18

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• 誰がために、映画は映る！

  あの、ちょっとお詫びと言うか、修正です。昨日、ブラックホークダウンをグラディエータの次ぐらいかな？と、書いてましたが、その間にハンニバルが入ってました。思いつきで、書いてすいません。特に昨日は、私の日記で、一番多いアクセスをいただき、なんだか申し訳ないやら、恥ずかしいやら、映画命としては口惜しいしだいです。これに懲りずに、また、ちょくちょくよってください。さて、気を取り直していっちょ今日も書かせていただきます。戦略を考えるによく、「成長曲線」なるものを聞きくんですが、毎日ぼんやりしている私には、もう一つよく分かりません。これを説明するときにジェットコースターみたいに、上がって、ちょっと下がって、上がって、下がる。S字の形を書きます。ご存じの方も多いのでは。　それで、「成長曲線」とはなんぞや？本を読んでみると、こう書いています。　[ものごとには、すべて成長法則というものがある。したがって、戦略とか戦術というものも、その成長法則を流れる発展の各段階に応じて考えられなければならない。]う～んわかったようで、ようわからん。（わたしゃあほか？）それで、私は大好きな映画の歴史を、ひもときながら考えようと、思い立ちました。題して！[誰がために、映画は映る！]まずは、「導入期」この時期は一点集中、一つのことを力強く押し進めていく。映画で言えば、エジソンが映画の原型を作り、サイレント映画が今までの、演劇やコンサートなどとは違った新しい娯楽として確立するために、すべてを捨てて集中して押し進めて行きました。そして、今の映画の原型が確立され、大型スクリーンでの同時鑑賞等々身近な大衆娯楽として確立しました。たしか、日本でも歌舞伎や演劇崩れの人たちが、集まって情熱と希望で、映画の未来を切り開いていきました。この時期、映画の古典的名監督が、未来を担って、様々な実験的映画を作り上げました。たとえば「戦艦ポチョムキン」や「イワン雷帝」などのロシア屈指の名監督エイジェンシュタイン、「エントレランス」のグリフィスそして、我らがチャップリン等々尊敬すべき映画の先祖たちが、突出した働きをした時代です。それから、「成長期」もう映画の勢いは止まりません。多様化と拡大の時期、何たって、このころの映画は一般大衆の最大の娯楽。今のスクリーンで鑑賞するしきたりが、完全に定着した時代です。私もこの時代の映画が一番映画らしいと思います。この時代、先人たちの威光を見事に受け継ぎながら、勢いに乗って実に素晴らしい映画を送出しました。「昼下がりの情事」のビリー・ワイルダーや、「駅馬車」「怒りの葡萄」のジョン・フォード等々もう数え切れない名監督・名作品が出てきました。そして、日本でも黒澤明、小津安二郎・溝口啓二等々名監督が目白押しです。この辺の日本映画は最高ですね。映画って、生き物ですから、社会が矛盾を抱えながら、急成長しているときって、非常に良いものが生まれます。今で言えば中国映画なんかそうですね。おっと、時間がなくなっちゃいました。次回は明日。もうちょっとやそっとじゃ終わりそうじゃなくなりましたので。

  2004.04.17

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• サボリダウン！！

  　疲れた～。今週いっぱい、営業で東京中を歩き回り、さすがに金曜日の今日、体力も限界に近づいてきた。結構、足に来てしまって、もう座ることも出来ない状態、この日記は寝転がって書いてます。　まあ、楽しいこともたくさんありました。東京のあっちこっちを歩いて、新緑の素晴らしさに心を躍らせたり、大都会の喧噪の中大阪じゃしょっちゅう行った、東急ハンズや紀伊国屋書店に久しぶりに行けたり。もう、ＳＡＢＯＲＩ全開です。　実は、この数日ずっと一冊の本にのめり込んでいました。それは、「ブラックホークダウン」という本です、邦題は「強襲部隊」これを聞いて、リドリースコットが監督をした、あれだと、思い出す人は結構通ですね。　たしか、アカデミーショーを取った「グラディエータ」の次の作品だったと思うんですが。陰に隠れてもう一つ表に出ませんでした。でも、この作品純粋に彼の映像美学を堪能するには最適な映画で、私は結構楽しめました。　内容は、ソマリアに展開していたアメリカ軍（レンジャー部隊・デルタ部隊）の生還劇です。１時間で終了するはずであった、作戦がブラックホークダウンと言う最新鋭ヘリが墜落したことをたんに発し、９９名のアメリカ軍が、何千という数のソマリヤ人を敵に回し、戦い抜き、ある者は壮絶な死を迎え、ある者は勇敢に戦い、生命を手にする。陰惨たる市街戦の現実を克明に描いたドキュメンタリーです。　　「男の子って、戦争ごっこが、大好きなのね。」と紅の豚での中で、言わせていますが。私って、どうもこの手のものって好きなんですよね。ついつい、そそられます。本屋に行っても、特殊部隊うんぬんやグリーンベレーかくかくしかじかとか、あるとつい手に取って見てしまいます。　戦闘で、戦っている兵士のことを読むと、最近の様々な事件のため、米軍は悪いとか怪しいとか思っていても、現場の人間にはいい人だと、親近感が強烈に湧いてくきます。それは、大きい戦略的な視点より、より具体的な目の前の戦闘に目が行くから。　会社や組織でもそう、その会社がどの様な戦略で、未来を築いているのかと、訝しがる心が芽生えても、目の前の自分より能力のある人や、熱心に実務を行っている人がいれば、会社の戦略をうんぬんより、その人の行動に感服され、戦略レベルまでの言及を、控えてします。「この人が、がんばっているんだから。」と、安心してしまう。　　そのことを別の視点から見る。戦略経営で接近戦の重要性が、問われている、つまり顧客との直接的接点を増やすこと。会社の知名度が非常に低く、製品等の顧客への認識度が非常に低くても、目の前の人間が顧客の感情を交わらせると、あなたを信じてこれを買います。と言う良くわかんない理由で、成約となります。　接近戦この大切さをもう一度考えてみたいですね。　営業って、あんまり得意じゃないけど、接近戦でがんばろう！！

  2004.04.16

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• 「なぜサボリパパは、抵抗することをやめて、歯医者さんを愛するようになったか！？」（スタンリーキューブリックのではありません。）

  　今日は暑くて疲れてしまいました。本当にこう温度差が激しいと、健康対策が大変です。皆さんはどうされてますでしょうか？　さて、皆さんは歯医者って好きですか？　そんなあほな質問せんといてや！と、お叱りの声がこの聞こえてきそうです。そう、やっぱり歯医者っていやですよね。　私は特に、歯を抜く前の麻酔の注射、あれがいやでいやでしょうがない。頭に響くどうしようもないあの痛み。治療だから仕方がないんですが、やっぱりいやですね。それ以外にも、全世界歯の治療最悪選手権を行えば、必ず、首位は取れるであろう、キリキリ、キュルキュル、のドリル。下手な、ドラマでの歯医者のシーンでは、必ず主演クラスの印象を観るものに与えます。　そんな、水戸黄門の悪代官のように古今東西、森羅万象、嫌われている歯医者を、私は好きになっちゃいました。　なぜ？　かくして、「なぜサボリパパは、抵抗することをやめて、歯医者さんを愛するようになったか！？」（スタンリーキューブリックのではありません。）　　最近まで、私は歯の治療に通っておりました。虫歯が口の中にいくつも出来、それはひどいものでした。とにもかくにも私の無精者の性ゆえ、自業自得と申しましょうか。もう手遅れでした、大きな穴がぽっかり開き、それは地獄への入り口のように黒ずみ、激しい痛みを私に与えていました。　その様な状態でも、やはり歯医者に行くには抵抗があり。重い腰をようやく上げたのは、その虫歯が激痛で、完全に私の思考能力を奪い去ってからでした。　　耐えかねて、「もう、どうにでもして！」と歯医者に駆け込むと、やはり、抜歯。わかっちゃいるけど、おそろしい。しかし、抜かないことにはもっとつらいおそろしい。覚悟をきめて、決死の覚悟で、診察室へ．．．．．。　私、あれ？と思いました。　　とっても、中かがおしゃれで感じがいいんですよね。真っ白なかべ、それにワンポイントの飾りがかけてあって、ご丁寧にスポットライトで浮き上がっています。それに、リクライニングの治療椅子、心地よいBGM最近の歯医者って、こんな感じなんだと少々驚きました。　私の記憶では、もっと陰惨で、険悪なふいんきの初老の医者が、実にこうまいに、患者の無精をなじりながら、拷問をいや、治療をする。と言う、ハリウッドのB級恐怖映画ばりでした。　初めのうちは結構痛い治療がありましたけど、後は口を開けてぼんやりしてたら終わりってのが、多くなりました。そうなると、俄然、楽しくなりました。　　何が楽しいって、「何にも出来ないこと。」これが最高に楽しくて、安らぎです。　　何にも出来ないこと？変なことまた言ってると、思ってますね。　　そうです、その通り、何にも出来ないことこれが実に良い。私に限らず、今、みんな何かしら忙しなく、手や口や目やいろんな五感を使っていますよね。　私なんかはその典型で、立っていても、歩いていても、電車に乗っていても、ちょっと時間が出来れば、PDAでメルマガ読んだり、ビジネス書を開いたり、メモ書きしたり、しょっちゅう手や目を使っています。　それが、歯の治療中そのまま結構待たされることがあり、私はリクライニングされたまま、治療椅子の上で、ぼ〜とBGMを聞いて、目の前の実に白い壁にかかる、飾りを見ながらいるんです。　　そうすると、心から「何にも出来なくていいんだ。」と安心しちゃうんです。そのうち、体が動かせず、外的インプットが出来なくなると、頭の中でグルグルと、いろんな情報が攪拌されて、すごく創造的作業が出来るんです。　これは、歯の治療だけではもったいない、いっそこんな場所を作って、悩めるビジネスマン・ウーマンの為の、何にもしないでいいリラックススペースにすればいいんじゃ無いかと思いました。　　だって、今瞑想ばやりで、わざわざ田舎のお寺に座禅に行ったり、特別な道場に行って、偉い先生に教えを受けたりする時代ですから、都会のちょっとした場所に、もうなんにもしなくていい場を提供する。　　そして、瞑想や呼吸法、右脳開発、速読、アロマテラピー等々自己啓発を絡めれば結構おもしろいことが出来そうな気がしました。　　そんなことで、いつしか歯医者に行くことが楽しみとなりました。　その治療も、先日無事に終了し、今は歯医者に行くと言う名目で、ちょっとさぼれないのが残念です。

  2004.04.15

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• 夢の宮殿それは、かじりリンゴ！？

  　先日、銀座に行きました。またさぼってうろうろしてんじゃないの？！と言うお声が聞こえてきそうで、耳が痛いのですが、あなた、それは真実です。そう、何を隠そう、私は今回さぼってあるところに行ってまいりました。私の欲しいものは何でしょう？さあ、クエスチョン。３分内に答えよ！チチチ・・・・・・・・・・タイムアウト！！答えは～、あの美しすぎる・地上最高の自己満足コンピューターAppleのPowerBookG4です。引かないでください、お願いします。私はMacが好きです。今、iBookでこの日記を書いています。私が週末起業で、月２０万円（目下の目標です！）稼げるようになったら、迷わずPowerBookG4（もうそろそろG5かな～）を買います。絶対に！欲しい！で、これでどこに行ったか、おわかりだと思います。銀座（ヒント１）で、Apple（ヒント２）で．．．．．．．。さあ、３分以内に答えよ！チチチ・・・・・・・・・・タイムアウト！そうです、Appleストアーです。銀座の一等地に、燦然と輝く、かじったリンゴのマーク。お客より多いのではないかと思われる店員。われわれ、Mac好きの宮殿となりにけりのApple直営の販売店です。でも、ここって欠点があるんですよね、何たって、作業服じゃ入れない。格好があまりにも不釣り合い、そりゃ、入ろうと思えば入れますよ、でも、私のような美意識の鋭敏な人間には、あの美しいMacの宮殿に足を踏み入れること何て、とっても出来ません！（そりゃなんじゃ！？）基本的に、現場の一労働者としての、セッティングを行っているときは、要はあまりにも周りの環境に圧倒されて、薄汚れた作業服では到底入れないと言う、小心者の性が出てしまうんです。それで、仕事で近くまで来ていても、行けずじまいのことが少なからずありました。しかし！その時は違った！私は馬子にも衣装、すっきりとしたダブルのスーツに身を包み、銀座の街にスックと立ったのです。（おまえ本来の目的を、忘れてないか？）うれし～！久しぶりのAppleストアー、じっくり時間の許す限り見て回るぞと、足を向けました。さあ、黒色に輝く壁面に、浮かぶような”かじりリンゴ”のイコン、その夢の宮殿へ、我は美への無限なる欲望を抱きつつ、吸い込まれていく。一階には、おびただしい数の、Macたち。私は、高鳴る胸を押さえて、我が美を愛する心情へ、この者たちを沈殿させようと、触り始めたのでした。しばし、夢想。しかし、その夢想は現実への階段となる。「必ずや我が胸に抱かん！」と、宴もたけなわの頃、私の目線に黒い陰が映ったのでした。その陰は、うっすらと硬直した笑いを口元に浮かべて、まさににじり寄るように、ズリズリと、両足を動かし、徐々に徐々に私へと近づいて来ました。「なんやこれ？ちょっと近づかんといて欲しいな。」その陰の正体は、我が愛すべきAppleコンピューターの社員つまり、この店の店員でした。この店は、実に多くの店員がおります。平日なんかでは、店員の方が多いのでは内でしょうか、数えてみるだけでも、トリビアの泉に取り上げられるのではないでしょうか？そして、その店員は説明によると、非常にMacのことが詳しい、私のようなMac好きには最大の友人だと言うのです。みんな、黒のMacＴシャツに身を包み、ほぼ美男美女、そして、明るいと思われる笑顔。最近の店員の傾向をパクッております。その、見ず知らずの友人が近づいてきているのです。そして、近づくのと正比例して、私は夢想からと、PowerBookG4から遠のいたのでした。ああ、なぜこの様な哀れな人間を、静かに見守ってくれないのだ。私は、そなたの硬直した笑いから見て取れる、対人関係の欠点を見せつけられたくはないのだ。それならば、ただただ、返答をせず光り輝く、MacOSXを心ゆくまで触らせておくれ。名残惜しい情念を矢のように突き立て、私はその場から離れたのでした。ちょっと、論理思考。この店のコンセプトは何だ？１，Apple製品を実機を持って、理解させる。２，小数派のMac好きが、集まれる場を作る。３，銀座という立地条件そして、美意識優先の展示による、Appleのイメージ付　　け。４，弱者のAppleが本格的顧客との接近戦を行う。てっとこでしょうか？この中で、人がかかわっているのはと言うと、２，４でしょうか。特に４，これが最大の目的だと思います。現に今まで、Macは地元のマニアである店によって、販売され潰れず生きながらえてきました。そう、その人たちが弱者なりに誇りを持って、団結し、迫害にもめげずに戦ったのです。（ちょっと表現やばいかな？）※でも、WIN全盛のこの世の中で、Macを使うって、狂気の沙汰です。　特に、リスク管理のしっかりしなければならないビジネス系ならばちょっとMac　は選択内には入りませんでしょう。要は、スティーブさんはその辺をパクッタわけです。いい店員は、お客さんが商品を見ているときには、無視をしてくれて思う存分触らせ、お客さんがこのことで、聞きたいな。と、思った瞬間にサッとヒーロー登場と現れて、３分で解決すると聞きます。心理的負担が最小限になるように、ちゃんと見計らっているんでしょう。それに、Macを購入する言えば、３０代～４０代後半までの世代が多いんじゃないかと思います。そういう年代はものがあふれている中で育っていますので、人に勧められるとかえって拒否反応が出てしまいます。あくまでも、数多くの中から、自分で納得して選びたい世代です。だから、どうもAppleストアーの店員の方々の、対応が気になって仕方がありません。あれほど洗練された、店舗、装飾、製品等形が全て整っているのに、じっと見守って欲しいときに、よかれと思いながら来てくださる、店員のぎこちなさがどうも腑に落ちないんです。もしかしたら、そういう販売としての基本的対応が、レッスンされてないのでしょうか？（あくまでも仮定です。）もしそうであれば、今後顧客との接近戦を、展開していく予定ならば、人材戦略を見直す必要があるのではないでしょうか？私としてはもう少し、余裕を持って、お客さんを見守る潤いを、持つていただければなと、願っております。ただ、結構、店員とお客さんが親しげにお話しされている光景も見受けられますので、この様な私の意見は少数意見なのかもしれません。何せ、偏屈男ですから。だから、Appleストアーの店員さん、今度おじゃましたら、私に声をかけないでね。

  2004.04.14

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• いろんな違いを考えてみる。

  　昨日の日記に、大阪からのおばあちゃんの手紙のことを書きました、我が家庭は今、千葉に住んでますけど、私は四国徳島、妻は大阪と関西圏出身です。ですから、初めてこちらに来たときには、本当に緊張しました。だって、言葉が違いますから。もう周りは関東弁、当たり前ですがそうです。やっぱり、いくら関西弁の露出度が、TVなんかで増えたとはいえ、小心者の私はしゃべることに抵抗が有りました。まあ、妻は環境に柔軟というか、すぐとってつけたような関東弁でしゃべり始めておりましたが。　こんな私でも、もう住んで２年となり、だいぶ耳が慣れてまいりました。関西と、関東の、会話の違いを経験出来たことは貴重だったなと思います。　　関西弁と言うのは基本的にボケとツッコミですから、ボケが言葉を投げかけると、しっかりツッコミが、キャッチして絶妙なタイミングで、パスしてくるんですけど、（まあ、サッカーでしょうか。）関東弁は起承転結をしっかり自分の中で、組み立ててから理路整然に話します。（たとえで言うと、自分のポジションで処理する、野球でしょうか？）　私なんかそれで良く失敗します、引かせちゃうんですよね。思ったことを本音で話し、このぐらいのパス（ツッコミ）が戻ってくるだろと、待ちかまえていると、相手方は口をあんぐり開けて、そのまま凍り付いてていることが良くあり、何とも気まずい空気が流れ。慌てて、話題を変えることがあります。「おかし～な」と関東系のしゃべりの上手な人の話し方を良く聞いていると、実に起承転結がハッキリして、整然としたの話し方をしています。もう、一人語りの妙味でしょうか。話の組立が、清流のような、淀みなさを信条としているようです。（水清ければ魚住まず。ということわざもありますが。）　さて、久しぶりに大阪の妻の実家に戻った時の話です。　近くの百貨店に家族で行き、無意識にエスカレータの左側に立って、ここは大阪かと気が付き、急いで右側に立ち直したとき、小ぎれいな百貨店に響き渡る、無数の関西のおばちゃんの声が耳に入ったのです。　その時、私は懐かしさよりも、底知れぬ行動力・瞬発力を恐怖と共に感じました。改めて、関西のおばちゃんいや関西人の本質をみたような気がします。久しぶりに聞く、関西弁の集団は、関東弁そして、関東の理路整然とした話法に慣らされた、私の耳には非常に強烈に感じたのです。　成功本を読むと、「言葉を選びなさい。」と書いています。言葉が、その人の思考を変え、行動を方向付け、結果を出すと、口を酸っぱくして、説いております。耳にたこができるほどの、定番中の定番、大阪のお好み焼き、東京のもんじゃ焼きです。　しかし、今まで、「そんなもんかいな？やっぱり偉いさんが、ゆうてはるから信じとかなあかんな？」と漠然と信じていたのですが、まさに目から鱗、非常識の法則、トリビアの泉、なるほどと片膝うって、手を叩き、持った湯飲みをバッタと落とし、大やけどをおいながら、悟りました。　　「やっぱり、言葉って人を変えるんやな～！」と、　　そうでしょう、関西弁からは、爆発的で、直情的、直感的、行動的、という感覚が否が応でも、生まれてきます。百貨店、あの一様高級ブランドが置いてあるところで、「あんた、これどないすんの！？」・「これちょっと高いな？」・「あほか、ほんなことゆうたかて、買えんもんは買えんのじゃ！」とか、飛び交っているんです。ほんまに、これでなんか、飛び出してこんほう（こないほうが）が不思議っちゅうもんです。（と言うものです。）　やっぱり、言葉っちゅうもんは人を、形成するんやね。　一般の常識で、起業人は関西・企業人は関東と聞きます。　（そうだったやろか？）　新しいこと、それもけったいで、非常識なビジネスは関西圏から出発し、それをしっかりと管理して、組織として永続させるのが、関東圏と言いますが、まさにそれは真実だったのです。（と、思います。）　　やっぱり、相互交流・異文化コミュニケーションで、本当の成長は有ると思います。双方の、良い点を補い合えば、より素晴らしいものとなるのは間違い有りません。　私は、関西の良さを知り、関東の良さをしれたことを、大変うれしく思います。そしてこの図書館で、この日記を書けることも感謝です。えっ！今どこにいるって、ちょっとさぼって、某図書館内でこれを書いています。今日は大変寒いですね、みなさん風邪を召されないように、お気を付けください。

  2004.04.13

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• 菓子箱の奥に潜めし、ばあちゃんからの手紙（じあまり）

  　このあいだ、大阪のおばあちゃんから手紙が来ました。いつも、孫のためにお菓子やら、生活用品やら、いろんなものを送ってくれます。ありがたいことです。　その中に、おばあちゃんから孫への手紙が入っていました。それは、広告の裏をメモ用紙代わりに使って、遠く離れた孫への思いがつづられていました。　戦略本を読むとまず、はじめにコンセプトというのが、待ちかまえています。アナタハナンノタメニコレヲスルノデスカ？その、戦略なり、製品なり、の＜概念＞というものです。正直これってよくわかりません。でも、「とっても必要で、大切なものだから、いつでも、どこでも、彼処でも、このことをハッキリ！しておいてくださいね！」と、言われています。　わかっちゃいるんですが、私なんかは、頭から飛んでしまっていることが多分にあります。やっぱり、「俺は何のためにこれをやっているんだ？」といつも考えていないと言うことでしょうか。　　確かに、日本人と言うのは戦略に疎いと良く聞きます。やっぱり、この＜コンセプト＞、概念、目的、意味がハッキリとしていないから何でしょうか？基本的に村社会の共同体的認識が高いから、個々人で、私はこのために、これをやりたいと真剣に考えなくても、全体的の動きに同化させることで、何となく生きているのかなと思います。　私も自分を振り返ってみると、自分自身の今やっていることを真剣に「何のために？」と考えていなかったと、実感いたします。結構、成り行きで流されて、与えられた仕事、与えられた環境、与えられた給料で、そのまま居ることばかりです。　一時止まって、何のために自分は今ここにいるんだろう？と、漠然とでも考えることが大切なんでしょうね。　そりゃ、仕事だって、なんだって、周りの人は大切だ、意義があるんだ、だから、命をかけてやらなければならないと言いますが。私自身はどうなんだ、別の生き方が有るんじゃないのかと、試行錯誤してもいいんじゃないかと最近考えます。　それで、こうして楽天日記で駄文を書いているんです。自分自身の未来へのささやかな一歩でしょうか。ちょっと、話がはずれてしまいました。　コンセプトを考えるきっかけは、冒頭で関係なさそうに書きました、おばあちゃんからの手紙です。　おばあちゃんからの手紙には、親族の結婚式に出席すること、故郷を懐かしむこと、そして、遠い孫たちのこと、が書かれていました。それは、手紙という形を持ちながら、年老いたことの、どうしようもない寂しさが浮かび上がっていました。　　最近、本やメルマガやひたすら、読みあさっているんですが、一番感動したのが、彼女からの手紙でした。孫への、広告の裏を使った、走り書きのような手紙です。　　それが、私の涙を誘うんです。　　「名作は行間を読みなさい」とよく耳にしますが、この手紙を読んでそれって本当なだったんだと、改めて思いました。　目に見えるもの、また、触れて使えるもの、そんな物質的なことを、超えて、現れる、染み出す、真実の声が、コンセプトじゃないかなと、おばあちゃんからの手紙を読みながら、考えました。※この数日１００以上のアクセスをいただきました。ありがとうございます。　あまりにも駄文で、歯ぎしりしながら書いております。　ただ、今はそれぞれ個人が、しっかりと自分自身とはを見つめて、生きていく　時代です。もう、波に漂う生き方は許されません。　それは、私の生活の中で、日々実感しております。　その為に、この楽天日記を書き、勇気を持って、自分自身をさらけ出して、　私という人間の価値を、真正面から問いたいと考えております。　本来ならば、私の駄文をお読みいただいた方々に、お礼を送らねばなりません　が、この文章を御礼の代わりとさせていただきます。　本当にありがとうございました。心より感謝いたします。

  2004.04.12

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• 百花繚乱プラズマＴＶ、はかくして、映画の夢ようになったのか。きのうの続き！

  　今日はきのうの続きです、キルビルもパート２も出ることだし、ごかんべんを。　さて、このブログの題名は、さぼりパパの戦略日記です。もともと、のんびり屋の私が、戦略に興味を持ち、日々の生活（と言うかＳＡＢＯＲＩのなかで、）今まで身近でなかった「戦略」を、ぼんやりと身近な、仕事のこと、生活のこと、趣味のこと、なんかとからませて考えてみようと書いております。　　ですので、あくまでもまったくの、完全無欠の、素人。MBAも、中小企業診断士も、会計士もま～ったく関係のない私が、かってに書き連ねておりますから、読んでくださるおかたも、気楽にあははと笑って読んで、絶対真剣に読まないでくださいね。　それでは、本文に入ってみましょう。昨日は近所のダイエーに私たちファミリーは、家族団らんで行きました。そこで、なんと、あの、マトリックス・レボリューションズが、ノーカットで、PR用のものではなく、まさにそのものが上映されていました。　　ホームシアターシステムの販売目的とはいえ、何とも太っ腹、確かにすごい迫力映画館で観るより数倍、この映画の事が分かりやすかった。そう、分かりやすかったんです、監督ウォシャウスキー兄弟がこの映画を作った心意気が、それと、それによるスッテンコロリン（つまり、つまずき。）が。　この、マトリックス・レボリューションズは言わずとしれた、かの、マトリックスシリーズ最終章、集大成、と言える第三部です。そうとう気合いをいれていることが、画面の端々から感じられました。そうですよね、この一作で過去の評価が決まってしまうやもしれませんし、ビジネスライクなハリウッドの制作連中に、コケたら干されてしまうかもしれません。もう必死。　　でも、正直に言うと、わたし確かにがんばっているな～とは思ったのですが、おもしろくなかった、心に入り込んでくれなかったこの映画は。う～ん大作だし、ウォシャウスキー兄弟だし、金かかってるし、良くできているのは分かるんだけど．．．．．．．？　　いろいろ考えました、あのキアヌリーブスだからか？（わ～言ってしもた！！）、それともロードショーは大いなる前振りで、このあとのＤＶＤ市場で大儲けするために、それに特化した編集をしたのか？なんてね。　たしかに、きのう書いたように、TVの小さな画面でこそ、楽しめるように激しい映像の連続を、スピード感のある、変幻自在のカット割りで、見せてます。ホームシアターシステムの一番大きな機種で観ていたのですが、もう、ぴったり！映像と、画面が合っていて、とても私としてはしっくりきました。　シネマスクリーンだと、あれよあれよと大きな画面に、振り回される感じが、わたしにはしてしょうがなったのですが、これならば視神経の範疇内で、十分対応できるかなと言うとこです。　　そうして、改めてじっくり観ると、映像作家としての監督ウォシャウスキー兄弟が、はっきり見えてきます。そう、映像作家なんですかれらは。　　マトリックスの戦闘ロボットが、タコのような足（腕？）を使って、つぎつぎと殺戮を行こない、ザイオンに猛攻撃を加えて、そりゃ、修羅場が展開されておりました。　　それに対し、かの、（どの？）ミフネ船長が、人類の存亡をかけて、ガンダムもどき（ボトムズもどき？）の、戦闘ロボットで撃って、撃って、撃ちまくり！　　マザイオンの外では、戦艦がマトリックスのタコやろうを振り切るために、ザイオンに向かって、配管内をすごいスピードで、疾走し右や左への大立ち回り、船酔いしやすい人はご用心。　　さあ、そこで大問題ザイオンへ入るための扉が固く閉ざされている。これじゃ、中に入れない。このまま衝突して、ちりと消えるのか！どうする、ミフネ、どうする、モーフィアス、どうする、ウォシャウスキー！「ひらけ！」願いもむなしく、タコやろうの猛攻にミフネ船長、あえなく討ち死に、これで、人類の未来も万事休す。だれがいったいこの厚い扉を開けてくれるのか、お願いだ！だれかOPENDoor！　　そのとき、弾丸補給の若き青年、ミフネ船長にかけより「これはひどい！」、ミフネ船長、傷だらけの顔をゆがめ、最後の一声「おまえがやれ！」この言葉に若き青年、こころを振り絞り、戦闘ロボットに駆け寄り、血塗られた操縦桿をつかむ。　もう時間がない、刻一刻と戦艦は扉に向かっている。「誰かあけて！」戦艦の女船長、心からの願いを天に投げる。　　若者、ギクシャク・カクシャク戦闘ロボットを扉に向けて、動かせた。目指すは、扉開閉用チェーン、「こいつを切れば、未来はつながる。」女船長と時同じく、天へ祈りを砲丸投げ。　おい、あぶないぞ！照準を合わせた彼の背後に、タコやろう。そうはさせじと、飛びかかる。これで命運つきたか！そのとき、電磁砲、手にしたおねえちゃん、実に見事に命中させ、ザイオンの未来を三途の川より引き戻す。　　「さあ、はやく撃って。」　　若者、しっかりと引き金を引く。　　真っ暗闇の配管に真っ赤なバラ咲いた。それは、ザイオンへの扉がひらいた証だ、攻撃により炎につつまれたザイオンが見えた、愛しいかの地への道がこれで開けたのだ！　（うへ～、調子こいて完全ねたばれ、浜村淳になってもうた。すいません、もう二度とこんなことはいたしません、ご勘弁を。※ちなみに関東地方の人では浜村淳は知りませんよね。俳優じゃない方です。）　　この一連のシーン是非ＤＶＤとか、ビデオとかでじっくり観て欲しいですね。もう、ウォシャウスキー兄弟の映像作家としての、醍醐味が存分に楽しめます。　さて、ここでわたしは考えました。戦略で定番と言えば、「選択と集中」ですよね、特に選択は大切。これ、もうどの本にも書かれています。自分自身やその組織の中身を細かく分けて、その中から、「強み」をこれ！って選び、それに一点集中する。　ウォシャウスキー兄弟の強みと言えば、やっぱりその映像表現の素晴らしさです。印象的で、刺激的で、美しくて、意外性が有る。だから、それに絶対的に集中して、資源を投入して、もう、圧倒的一番になる事が絶対的に大切。　　うがった見方をすれば、他は別にどうでも良い、かえって、陳腐なほど強みが引き立ちます。　　彼らの映画は今までそれに徹していた感じが有りました。私の好きな彼らの映画にバウンドってのが有りますが、内容は至って、シンプルで下世話。でも、展開が実にスタイリッシュで、彼らの映像を実にしっかりとサポートしています。　　バランスが実に思い切って、はっきりしていたんです、映像が主で、ストーリーが従。この方が、視点がはっきりして、作品をシンプルに楽しめました。これは、おもしろい画を作る監督が出たな～って具合です。　彼らに対するこの感覚は、マトリックス一部まで、はっきりしていました、二部になると、映像プラス何かを彼らが求めている気配がして、あれ？って思いました。　　そして、この三部作最終章マトリックス・レボリューションズは、完全に、今までように、映像をコアコンピダンスとして、集中したものではなく、別のものを求めて、それに資源を集中した感があります。そのために、観る側としてはなんだかがんばっているのは分かるんだけど、具体的に、喜べない、楽しめない漠然としたものになっているじゃないでしょうか。　あれだけの、世界を揺るがすような作品を作り続けてきて、最後の締めともなるこの作品、ただ単に画が刺激的じゃ、終わりたくなかったんでしょうね。彼らの芸術家としての、精神的成長を証してみたかったのかもしれません。濃厚な人間の生命への欲求、共に生き命を束ね、永続させる情熱、そして、命以上の愛を守るための自己犠牲。やっぱり、創造者になりたかったんでしょうね、でも、ちょっと早かったのか、元々その部分のコアコンピダンスは無かった。のかも、（今後の期待ですが。）　戦略本を読んでいて、印象に残った所がありました、それを最後に。「戦略的発想は個人的発想と決別したところから始まる。」※ランチャスター法則入門　田岡信夫著※

  2004.04.11

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• 百花繚乱のプラズマTV、に映画のゆくすえを想う。

  　今日は会社が休みの土曜日なので、近くのダイエーに買い物に行きました。嫁さんが、髪をカット。それで、子供たちを１時間ほど面倒をみることに。さて、どこに行こうか？しばし迷うが、私の好きなＳＡＢＯＲＩポイントの電気ショップに、ここって結構だいすき。あちこち最新の電気製品を見るだけで、たのしいもの。　子供たちをだましだまし連れて行くと、案の定、最新式のプラズマTVが五万と展示されています。なんと！そこにはあのマトリックス最終章、マトリックス・レボリューションズが上映されており、「そら、見るだけならタダだ！」と私のとぼしいお給料では買えない高級ホームシアターシステムの前に陣取りました。　　いや～。けっこうおもしろいんですよ、これが！わたしも子供も、もうしばし呆然と、圧巻の戦闘シーンに釘付けでした。ちょうど、ミフネ船長がもう撃って撃って撃ちまくってところでした。この、迫力とスピードそれに、迫真の演技、私が映画館で観たときより格段におもしろいんですよね～！！これが？！　　あれ？同じ映画なのに、ホームシアターで観た方が、なんだかおもしろいぞ。正直そう思いました。ちょうど、映画館の大大スクリーンで観るよりも、ホームシアターの画面がちょうどよかったんです。　そうなんです。と知ったかぶりですが。最近のハリウッド映画は、基本的に映画館よりも、その後のDVDやビデオ市場を、ポイントに作品を作り込んでいるようです。やはり、MBAのお国柄どの様な収益をいくらだけ上げるのかをシュミレーションして、この様な、娯楽産業でもしっかりとペイ出来るように、考えているようです。（また聞きなんですけどね。）　映画のモニタリング用の試写も通常のスクリーンとは別に、ＴＶでの試写もして、それも何度も、映画の作り込みをしてＤＶＤやビデオで観ておもしろい作品に仕上がってきます。具体的には、つかみの多い作品になっていきます。つまり、はじめ、なか、終わり、と刺激的な映像や、気が抜けない展開だとか、激しいカットの連続だとか。もう、ハラハラ、ドキドキの連続です。　それぐらいでないと、現実どっぷりの一般家庭じゃ、駄目でしょうね。宅急便は来るは、セールスの電話はかかるは、途中でトイレって、子供はパンツを脱いで、チンチン見せるは、もう、夢もロマンも吹っ飛んじゃいますので。　だから、不思議と、スクリーンだと作り込みが大味で、いまいちの作品でも、ＴＶのそこそこ大きな画面で観ると「得した～」と満足しちゃうんですよ。アクションが多くて、カット割りが派手な、大作は大スクリーンがいいと思っている人も多いんですが、えてしてＴＶぐらいで観る方がお得感があるんです。　あのみなさん、わたし観ながら本当に、これは映画を観ると言う行為の概念が、変わるんじゃないかと思いました。こんな感じで、実に小規模で、プライベートで、高品質のシステムが世に誕生し、また、ソフトもそれに合わせて、作り上げられている。　それならば、ロードショー形式ではなくて、みたい人たちが少人数で、観たいときに、観たい映画を、観たい場所で観る。そんなシステムが出来ればおもしろいんじゃないかと思いました。　　観たい映画が有れば、たとえばネットで公募したり、オークション形式で観たい映画を選んだり、インターネットを使って映像コミュニティを作って推薦シネマをシネマ祭みたいに上映してもおもしろいかなと考えます。　　もう、小規模に、少人数で、短時間、短く短く確実に浸透させて行けば映画にとどまらず、映像芸術の発展にまで行き着くのでは無いでしょうか。やっぱり、人間て受け続けていれば、絶対自分から与えたいと心が叫ぶはずですから、今度はそういう人たちが自力で、短編映画を撮ってそれを上映する事をバックアップする事が出来ると思います。　映画を撮る機材はもう、小型・簡単・低価格になっていますよね。だって、カメラだって、その辺の量販店で販売している品で十分出来ますし、それを、編集するのだって、Ｍａｃですぐ出来ちゃいます。（わたし、Ｍａｃ好きなもんで。ついつい、、、、）でも、それを上映する場が無かった。全て、ちいちゃく、ちいちゃくなっているですから、映画監督もちいちゃく気楽にできても良いんじゃ無いかと考えます。なんだか、今日はおそろしくねつが入ってしまいました。何せ、三度の飯より映画が大好きなので、こと、映画に関することとなると一言申さないとすまなくなります。なんだか、濃くてすいません。　思いつきで書かせてもらいましたが、いつも読ませていただいている森氏「経営戦略思考」で、SINEMABOXのことが紹介されておりました、カラオケBOXにホームシアターを設置し、利用者は持参したDVDやビデオを、高品質の映像と音声で心ゆくまで楽しむとのことです。　　読んだ時はピンとこなかったのですが、今日、ホームシアターシステムを実感して、大変興味がわきました。残念ながら、私の住んでいる千葉県には無いようですが、できたあかつきには是非、さぼって観にいってまいります。

  2004.04.10

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• 春の電車、となりは何をする人ぞ。

  春の風に誘われて、ついついSABORIの心がわいてきます。さて、今日ですが電車に乗っていると、子供連れの女性が二人、ちょっと小金持ちでしょうか実に、品のいい標準語で話しております。　そういえば電車だとか、バスだとか、公共の乗り物で一応周りには同じ言語を使っている人たちが座っているのに、まるで居ないがごとくのプライベートな話をナチュラルに話しておられる人たちがおります。絶対的にまわりの人たちは自分たちの人生には入ってこないと自信があるのでしょう。　実は私、そういう人たち大好きなんです。その人たちの話を聞きながらあれやこれや探偵気分で、推理します。その人がどんな人であるのか？どういう生き方をしているのか？と、言うことを。結構面白いんです。　この間も、電車に乗っていると、カップルが入ってきました。私は座って、本を読んでいたので、膝から下しか見えません。男性はスニーカーにジーンズ、女性はスカート普通の、まあ、フリーターかなと思いました。よくあるカップルです。　その何の変哲もないカップルのはずでしたが、女性のマシンガンの様なトークを聞きながら何か違うぞと思ったのです。そうなると気になって仕方が有りません言葉の端々から彼らの、現在の生活を探り出そうと、聞き耳を立ててみました。　違うぞと思ったのは、女性の方のしゃべりです。確かに早口でお若い女性が使う、ためぐちですが、話の間のとりかたがうまい、話の切り返しのタイミングが最適、あれ？と思いました。それに男性も女性のトークに対する、受け身の話法が絶妙の間をとっていたのです！この二人、もしかしてインテリか？　そう思いました。　その内、「音楽」「楽器」「指揮」等々どうも音楽大生もしくは、大学で音楽関係のなにかをしている様な、単語が出てきました。男性の方は楽団で指揮をしているとのことで、結構優秀そうです。女性も何らかの楽器をしているようで、二人のつながりはその楽団もしくは音楽学校みたいです。　私は二人の話に同化し、もう一歩でうなずいたり、笑ったりしそうでありましたが、何とかそれは押さえることが出来ました。　こうして密かな他人の人生への、アクセスは結構頭の体操になって面白いですよ。気持ち悪いって、そう言わないで”刑事コロンボ”のつもりでどうぞ。　

  2004.04.09

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• 科学の発展が、ＣＤをタダで聞かせ、ＳＡＢＯＲＩをより広げる。

  ◆みなさんさぼってますか！ＳＡＢＯＲＩは心の翼、発想の駿馬、潤いの源、　日々感動の発掘です。◆それでは、今日ですが外回りをしているので、私のさぼり度全開であちこちと　歩きながら、つきない興味がわいてきます。　早速、私の大好きな本店が、ビルの６階に見つけましたので、自然と足はエレ　ベータの前へ。◆６階には書店と併用して、CDショップが有り、その中を通り抜けて書店に行く　ようになってました、いつもはCDショップにはあまり行かないのですが、中を　通り抜けついでに、最近気になるCDをチェックしていると、店内の至る所にあ　る視聴用のCDプレーヤーに目につきました。◆これって、けっこうすごいですね。最新CDがタダで聞き放題なんですから！　さまにＳＡＢＯＲＩの最新兵器！科学とマーケッティングの進化に感謝せずは　おらせません。　さて、私はと、エリック・クラプトンの最新CD、それからクイーンのベスト、　と、その他もろもろを聞きました。　※エリッククラプトンの最新アルバムは、最高ですね！彼の原点といえる、　　ブルース魂のかたまりです。しびれました。◆いつもは書店で時を過ごし、心の翼を広げるのですが、今日ＣＤを聞きながら　あらためて、音楽っていいなと思いました。何たって音楽の持つ純粋な喜びは　右脳にズパット入ってきます。ただただ良いなと感動します。　思えば最近こんな単純で、正直な心の潤って、ないなと思い出しました。◆私は好きなテーマで知識を得るため、書店に行くことが多いのですが、楽しみ　半分、必要性半分のとこがあります。　目的が有ることは人生大切なのですが、のんびり屋の私、ちょっと疲れます、　足りない頭にマーケッティング　や戦略・成功本関係のビジネス書ばかり詰め　込み、どうしたらこうしたらと、頭の中がカクカクと音が出そうなぐらい固ま　りそうになります。◆その点、今日ＣＤを聞いたとき、その固まりかけた頭がいっぺんに溶けて柔ら　くなったんです。これは！と思いました。　書店で、ビジネス書を立ち読破し、左脳を磨き上げ、　ＣＤショップの視聴コーナーで、右脳を飛躍させる。　双方、ＳＡＢＯＲＩによる、まさに究極のコラボレーション！　今日はなんだか、すごい発見をした気がします。★なんだか、こじつけの様な感じとなってしまいました。本当にこんな事、　素晴らしい大学出の、ビジネスマンがやってはいけません。　ご参考までに留めておいてください。（誰がそんなことをするか！！）　でも、久しぶりにＣＤをじっくり聞きました。家のオーディオよりも音は良い　し、聞きたかった最新のＣＤは有るし,良かった。

  2004.04.08

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• 鬱な朝日、読書の夢を見る。

  ◆最近ちょっと前より、本を読んでいます。　読むと結構はまってしまうもので、次々と読んでいます。　そのため、読む時間を取るのに四苦八苦。　まあ、それがさぼり大好き私には良い目標になって、しっかりと時間を　意識して生活できる事が出来ています。◆昨日も、仕事はこの内容を、定時までに仕上げて、その後は読書！と、　お楽しみを明確に決めると、気分が左右されずに最後まで集中して、　仕事が進みました。　それも、私の大の苦手の電話アポイント。◆私の会社は元々技術系で、直接営業は行っていなかったのですが、　何せこのご時世、下請けに甘んじていれば、潮が引くように　お仕事が少なくなってしまいます。　それで、オープンマーケットへ！　と言うことです。　でも、いったい誰が外に出るんだ？と言うことになり、　ドライバーやペンチの代わりに、営業鞄と営業本を持ったしだいです。◆私が最近本をよく読むのも、正直今後の仕事そして、　生きる未来を何とか、明るいものにしたいと思ったからなのです。　だから、やっぱりビジネス系がほとんどですね。　戦略だとか、マーケッティングだとか、　あれが売れる。これが売れる。断れ。等々　有名どころの書籍とメルマガ（これも約７０ぐらいはとってます。）　をひたすら読みまっくっているんです。◆でも、ものを読むのは全く苦にならないどころか、　楽しくて仕方がないと言う性格なので、　毎日に張り合いが出て、今日はこれを読破するぞと思うと、　ワクワクして、何とか時間を作ろうと張り切って仕事やら雑務やらを、　こなせるようになりました。◆この間、EQ関連の本を読んだんですけど、一日の内に楽しみを見つけると、　いやな事が待ちかまえていても（仕事や雑務等々）、心の入れ替えがスムーズ、　に出来。やる気が出てくるとのことです。　さしずめ今、私はサボって本を読みまくることでしょうか？！

  2004.04.07

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• 桜咲く散る、我、手帳片手に何思う。

  ◆今、千葉に住んで居るんですけど、この辺の桜ももうそろそろ終わりでしょうか。花の咲く期間はとっても短いのですが、あの美しさで一年間、私たちの心に、残り続けるんですね。なんだか生き方を教えられます。　◆昨日から実験的に、能率手帳を使っているんです。　ミーハーな私は、三色ボールペンで有名な、斉藤考氏の本を　読んで、あまりの読みやすさに驚いて、感動し、氏が賞賛し　ていたこの手帳をちょっと使って見ようと思い立ったので　　す。丁度年始にタダでもらったものが有りましたから。　◆実に使い心地が良いんですよねこれ。改めて、ファンが多い　のを実感させられ　ました。軽くて、薄くて、胸ポケットか　らさっと出せて。もう、自分の体の一部のようなフィット感　が最高に良いんです。　◆それにもまして、これはすごいと感嘆したのが、目を通り抜　けて、私の脳へ直接入り込んで来るような、感覚があるんで　す。ちょっと分かりづらいかもしれませんが、サット取りだ　し、パッと手帳を開き、スパット一週間のスケジュールが　　入って来る。これはと思いました。◆この抜群の使い心地に感心しながら、私、複雑な思いになり　ました。　あの、私、実は手帳フェチなんです。今まで我が知的生産の　為にと、数多くの知的創造用品つまり、手帳を使ってまいり　ました。　◆出発は、おきまりのバイブルサイズシステム手帳、それから　でっかいなと言うことで、ミニタイプのシステム手帳、そし　て、時代はPDAだと、今や伝説のHP200LX（これはよかった。　あの液晶白黒ですが見やすかった。）、それからPalm（パソ　コンと同期が簡単、これに感動。）、これは三台所有してま　いりました。はじめはPalmそして、ハンドスプリングのバイ　ザー、現在はＳＯＮＹクリエ、これで落ち着いたかなと思っ　たのですが、併用して、野口先生の超整理手帳（これなんか　一度挫折したのにまた買った。）、そんでもってA4が挟める　ファイル。　◆われながら今までの手帳遍歴を書いていると、おいおいおま　え何考えてる？と、自分自身に説教の一つでもしたくなって しまいました。とにかく使っているうちに、こんなのどうだ ろう、こうしたらもっと効率良く仕事が出来そう、　等々アイデアが湧いてきて、その為にはこれ！と衝動に駆ら れてしまうのです。とほほな話です。　◆はじめに私、複雑な思いだって、書きましたが、実はこんな 手帳遍歴があったんです。そして、悔しくて仕方がないので すが、あの、サッと・パッと・スパッとは他の手帳じゃ感じ られなかったんです。　それが、この年始回りに配られたタダの手帳で感じちゃった んです。 他の手帳、情報創造ツールにどれほど金と時間をかけたと思 うんですか！　正直悔しい。今までの私の進化の証と思われていた、知的創 造への足跡は無に帰すのでしょうか？◆戦略本を読んで行くと、一にも二にも選択と集中だ！と書い ています。　特に選択は難しそうです。少しばかり成功体験や、努力した 過去の有る人は、どれもこれも、あれもこれも大切で仕方が ありません。自分の人生、自分の分身ですから。その中か ら、選ぶのって結構大変。　それに、選択した結果が多大な時間と費用を、かけたもの じゃなくて実に単純で、お手軽なものだったら。よかった! と喜ぶより、こんな事とがっかりするのではないでしょう か？◆だから、過去の資産へのこだわりとか、人の目とか、もった いないだとか、を抜きにして、シンプルに素直に見つめるこ とが必要なんでしょうね。　やはり辛いんです、私のアイデアで正しいと思いながら、意 気揚々と遍歴を重ねて来たんですから。ですから、見極めた ら他を捨てる勇気も必要でしょう、結構これハード。いざと なると捨てられない。　そういえば前に、ランチェスター戦略の入門（田岡信夫著） を読んでいたら、感情を越えて、戦略を実行しなけらばいけ ないと、書いていました。　しかり、です。　素直な目、とらわれない目をもって、もっとも今にフィット した、生き方を選択したいものです。◆今日ふと、私の手の上に有る、ちっぽけなタダの手帳を、見 ながらそう思いました。7日の日記 (PM 05:59)鬱な朝日、読書の夢を見る。◆最近ちょっと前より、本を読んでいます。　読むと結構はまってしまうもので、次々と読んでいます。　そのため、読む時間を取るのに四苦八苦。　まあ、それがさぼり大好き私には良い目標になって、しっかりと時間を　意識して生活できる事が出来ています。◆昨日も、仕事はこの内容を、定時までに仕上げて、その後は読書！と、　お楽しみを明確に決めると、気分が左右されずに最後まで集中して、　仕事が進みました。　それも、私の大の苦手の電話アポイント。◆私の会社は元々技術系で、直接営業は行っていなかったのですが、　何せこのご時世、下請けに甘んじていれば、潮が引くように　お仕事が少なくなってしまいます。　それで、オープンマーケットへ！　と言うことです。　でも、いったい誰が外に出るんだ？と言うことになり、　ドライバーやペンチの代わりに、営業鞄と営業本を持ったしだいです。◆私が最近本をよく読むのも、正直今後の仕事そして、　生きる未来を何とか、明るいものにしたいと思ったからなのです。　だから、やっぱりビジネス系がほとんどですね。　戦略だとか、マーケッティングだとか、　あれが売れる。これが売れる。断れ。等々　有名どころの書籍とメルマガ（これも約７０ぐらいはとってます。）　をひたすら読みまっくっているんです。◆でも、ものを読むのは全く苦にならないどころか、　楽しくて仕方がないと言う性格なので、　毎日に張り合いが出て、今日はこれを読破するぞと思うと、　ワクワクして、何とか時間を作ろうと張り切って仕事やら雑務やらを、　こなせるようになりました。◆この間、EQ関連の本を読んだんですけど、一日の内に楽しみを見つけると、　いやな事が待ちかまえていても（仕事や雑務等々）、心の入れ替えがスムーズ、　に出来。やる気が出てくるとのことです。　さしずめ今、私はサボって本を読みまくることでしょうか？！

  2004.04.06

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• いよいよ始まる。

  とうとう始めちゃっいました。毎日、日記は付けていたのですが、このプログなるもの、面白そうなので、お気楽にやってみようと思い立ちました。結構、読む方は好きで、日頃から私ならこうだああだと、妄想をふくらませていましたが、実際見るとやるとでは大違いでしょう。まあ、このホームページ名の通り、何よりさぼりが大好きなので、さぼりで蓄積した、雑学を雑記帳として書いてまいります。皆様よろしくお願いいたします。

  2004.04.05

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