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カテゴリ:映画
監督 フランク・ダラボン
1994年の作品。妻と愛人を殺した罪で終身刑の判決を受けたアンディー(ティム・ロビンス)がショーシャンク刑務所に送られてくる。なかなか周囲に溶け込もうとしないアンディーだったが調達屋のレッド(モーガン・フリーマン)に心を開く。やがてアンディーは経理の能力を買われ所長に利用されるようになるが、所長の汚いやりくちに嫌気がさし・・・。 終身刑は死刑よりも非人道的だという主張もある。何十年も刑務所で生活してきた人間が果たして社会で生きていけるのか、というのは結構難しい問題だと思う。刑務所から仮釈放されたブルックス(ジェームス・ホイットモア)もレッドも再び犯罪を犯して刑務所に戻りたいという衝動に駆られる。 アンディーはある秘密を持つことによって年月の重さに耐え、希望を持ち続ける。ブルックスは年月の重さに押しつぶされ、レッドはぎりぎりのところで希望を見出す。そして感動のラスト。 レッドが調達した小さなハンマー、リタ・ヘイワースのポスターが重要な伏線になる。そのポスターがモンローに変わり、ラクエル・ウェルチに変わることで年月の長さを感じさせる。アンディーが自殺するのではという終盤の展開。とにかく脚本が見事。 モーガン・フリーマンをはじめ役者がみんな上手い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.02.25 20:09:08
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