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カテゴリ:読書
![]() 重松清の官能小説である。 官能小説は一歩間違うと「そんなヤツおらんやろ」というようなことになりやすい。それぐらい官能の世界というのは千差万別で極私的世界なのだと思う。またそれゆえに一人の作家が書く作品の「その部分」の描写はワンパターン(あるいは少数のパターン)になりがちである。 ではこの重松清の世界は、というと倦怠期の夫の願望に基づいているようで、女性の立場から見たら多数は否定的かも知れない。男の側から見ると、まぁそれぞれだろう。何しろ極私的世界の話なのだから・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.05.31 21:49:14
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