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2008.02.02
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カテゴリ:映画
監督 河瀬直美

以前、録画していたものの、何となく取っつき難くて放置してあったのをやっと鑑賞。

少しあらすじ
 山間地のグループホームに暮らすしげきは33年前に妻・真子を亡くし、その死を受け入れられないままでいる。そこへ新しく介護福祉士の真千子がやってきた。彼女は子どもを亡くしたことがきっかけで夫との別れを余儀なくされ事で心を閉ざして生きていた。
 ある日、真千子としげきは外出中に事故に会い、しげきは山奥に逃げ出す。真千子は後を追うがやがて日が暮れて・・・。

感想
 ドキュメンタリー風の撮り方の為なのだけど、セリフが聞き取りにくく(途中からヘッドホンで聞いた)、説明的なセリフが少ないので物語の展開についていけなくなる。

 でも実際は、ついていけないことを気にするほどの展開はないのだということは後でわかる。例えば真千子としげきが外出する場面。二人きりの外出の目的が説明されないのが気になるが、終わってみれば亡妻の墓参りなのか思い出の場所への訪問なのか、そんなことだったのだろうと想像がつく。

 死を象徴するような冷たい雨と暗い森、そして夜。でも雨と森は生命を育み、夜は新しい朝をもたらすのである。
 「行く川の流れは絶えずして・・・」としげきが方丈記の一節を呟く。生きるということはそういうことなのかも知れない。

 主演の尾野真千子がすばらしい。しげき役に演技経験のない「うだしげき」をあてたのも成功している。





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最終更新日  2008.02.03 10:23:18
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