笹本敦史のブログ

2008/06/22(日)08:12

「ラスト・フレンズ」良い最終回でした

TV(72)

 宗佑(錦戸亮)がタケル(瑛太)に暴行したあたりから、違和感(警察に訴えろ)があって、すっきりしなかったけど、最終回は良かった。  意地悪く言えば、きれいにまとめ過ぎたとも言えるし、バイク事故からの展開は無理矢理だし、でもこれで良いと思う。  違和感のピークは宗佑の自殺。死んで罪を償うなんて、美知留(長澤まさみ)への嫌がらせを目的にしたのでないのなら間違っている。死をもって宗佑を許してしまうのはおかしいと思ったが、瑠可(上野樹里)の「(宗佑の)死に方も含めて卑怯だと思う」というセリフのおかげで救われた。そのシーンも含めて、このドラマで一番株を上げたのは上野樹里だね。記者会見のシーンもすごく良かった。  エリ(水川あさみ)とオグリン(山崎樹範)の結婚はまとめすぎの感じもあるけど、物語全体を通して一番まとも(?)なキャラだったエリが幸せになって良かったというのが素直な感想。水川あさみの明るさ(軽さ?)が重すぎるドラマの救いになっていたと思う。    というわけで、長澤まさみ目当てで見始めたドラマなのに、上野樹里と水川あさみの好感度が上がった感じ。美知留はちょっと共感しにくい役だったから仕方ないですね。  最近の「隠し砦の三悪人」の好演をみても、長澤まさみにはあまり女々しい役は似合わないような気がする。そう言えば「世界の中心で愛を叫ぶ」でも、前半のちょっと気の強そうな女の子の方が魅力的だった。

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