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2010.06.13
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カテゴリ:映画
監督 中島哲也

少しあらすじ
中学校の1年B組、終業式後の雑然としたホームルームで、教壇に立つ担任の森口悠子(松たか子)が静かに語り出す。「わたしの娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、娘は事故で死んだのではなくこのクラスの生徒に殺されたのです」教室内は一瞬にして静まりかえる。二人の犯人はすぐにわかる。森口は二人の飲んだ牛乳にエイズ患者の血液を混入させたと告げ、学校を去っていく。

感想
原作は買ったものの、映画を先に観ようと思い未読。

愛娘を殺された女教師の復讐劇である。
エイズに対する無知と偏見、熱いだけで頭の悪い教師、秀才の虚栄心などを巧みに使った復讐は見事(変な言い方だが)である。

「そこまではしないだろう」という予想を、予想の範囲内で裏切る(変な言い方だな)ような展開もおもしろい。

でも、中学生ってそこまでバカじゃないやろ、とか、こんな熱血バカ教師なんておらんやろ、とか思ったら、ついていけなくなるだろう。と思う。
もっとも、映像の動的な美しさ、独特な音楽の使い方が異化効果を生んで、そういった少し変なところも展開上の「お約束」として受け入れやすい。(変な言い方かな)

基本的には、テーマがどうこうという作品ではなく、物語の展開をおもしろく見せる作品なのだと思う。
それはそれで良しとするか、命の問題を扱う以上はもっと別の描き方があるはずだと考えるかによって、好き嫌いが分かれるだろう。
私は前者なのだが、展開にややあざとさを感じてしまうのも事実。これは原作の限界なのかも知れない。(読んでないので断定はしないが)

松たか子の感情のオン・オフを使い分けた表情が見事。





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最終更新日  2010.06.13 16:46:54
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