426216 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

笹本敦史のブログ

笹本敦史のブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

カテゴリ

ニューストピックス

プロフィール

ももたろうサブライ

ももたろうサブライ

フリーページ

コメント新着

石崎徹@ Re:「鬼の筆」 春日太一(02/24)  橋本忍はぼくの高校時代に朝日新聞で連…
笹本敦史@ Re[1]:「ハンチバック」市川沙央(第169回芥川賞受賞作)(08/20) 深井泰議さんへ 他人がどう読むのかは興味…
深井泰議@ Re:「ハンチバック」市川沙央(第169回芥川賞受賞作)(08/20) 来月、私の民主文学東京東部支部で合評を…
石崎 徹@ Re:党首公選が必要だとは思わないが(04/24)  いちばん最後の項目がいちばん大事です…
石崎 徹@ Re:核共有(ニュークリア・シェアリング)にあきれる(03/05)  そのとおりです。核による抑止力という…

お気に入りブログ

再出発日記 KUMA0504さん
masalaの辛口… マサラ0517さん
ビール片手に 五右衛門802さん
たーくん'sシネマカ… たーくん.さん
巴里雀のつぶやき 巴里雀さん
2010.09.25
XML
カテゴリ:映画
監督 三池崇史


少しあらすじ
将軍の弟として次の老中就任が内定している明石藩主・松平斉韶(稲垣吾郎)は、民衆に不条理な殺りくを繰り返す暴君だった。
明石藩の家老・間宮の命を懸けた上申により、老中・土井は島田新左衛門(役所広司)に斉韶を暗殺を命じる。やがて新左衛門の下に13人の刺客が集結する。
参勤交代で明石藩へ帰る斉韶を警護するのは新左衛門のかつての同門・鬼頭半兵衛(市村正親)ら総勢300人超の武士。新左衛門は策を練り、天下万民のための賭けに出る。

感想
腰痛で椅子に長時間座ることに不安がある状態での鑑賞。しかも戦闘シーンは大の苦手(様式的なチャンバラは好きなのだが)ときているので、ひょっとしたら途中で退場するかも、という覚悟で観たが、これは楽しめた。

もともと50年近く前の作品のリメイクである。そのためか、一片の同情の余地もない悪役。圧倒的な敵の数。立ち向かうのはわずか13人。頼るのは知恵と個々人の力と崇高な犠牲的精神・・・というわかりやすい構図なのが良い。

冒頭に、広島・長崎への原爆投下の百年前、というテロップが出る。これはオリジナル版とは違うところなのだろうが、観ているとしだいに製作者の問題意識がわかってくる。最後になぜこいつが生き残ったの?と思うところがある。しかし、製作者の問題意識からすれば、彼は生き残らなければならないのだ。
戦の終わった虚無感の中、最後に、武士の時代の終わりを告げるテロップが出る。なかなか考えさせる。単なる娯楽作品(それを否定するつもりは毛頭ない)に終わらせないという意欲を感じた。

役所広司、松方弘樹、伊原剛志らが見事な殺陣を見せる。
稲垣吾郎の暴君ぶりもなかなかの好演。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010.09.25 18:22:30
コメント(0) | コメントを書く
[映画] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.