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カテゴリ:読書
「死神の精度」の続編。
前作は短編集だったがこちらは長編。基本的には独立した作品なのだが、本作では「死神」の定義が説明されていないので、前作を先に読んだ方がいい。 「サイコパス」による犯罪という重いテーマを扱っているのだが、それよりも死と生について考えさせられる。 死は誰にも訪れる。だから生きている今こそが大切なのだ、と思う。 また、傑作「アヒルと鴨のコインロッカー」にも感じられた、人が主人公なのは自分の人生の中だけなのだ、というテーマが貫いていると感じる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.07.24 09:39:44
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