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カテゴリ:読書
久しぶりにミステリーを読みたくなったので、講談社文庫の新刊「名探偵傑作短編集 御手洗潔篇」を買った。
収録されている5篇のうち3篇は初収録の短編集で読んでいる。 初めに既読の「数字錠」を読んだ。トリック自体は憶えていて犯人もすぐにわかるのだが、憶えていないことも少なくなく記憶力の弱さを痛感する。 数字錠の組み合わせが何通りあるかを御手洗潔が説明する場面があるのだが、その説明が明らかに間違っていて、どうにも納得がいかない。ひょっとしたら数字錠というのが僕の思っている物とちがうのだろうか、と思ったりしながら読み続けたのだが、結局その説明自体がトリックの一部だということが終盤になってわかる。 よくよく思い出してみると、初読の時も同じところにひっかかった記憶がうっすらある。まあ、中途半端な記憶力のおかげであとの作品も楽しめるかも知れないと考えれば、悪いことばかりとは言えないのだが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.09.15 20:56:34
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