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カテゴリ:映画
久しぶりに劇場で映画を観た。
ヒュー・ジャックマン主演の「グレーテスト・ショーマン」。 実在した興行師PT・バーナムをモデルにしたミュージカルで、物語はいたって単純。 貧しい子ども時代を過ごしながら良家の娘と結婚したバーナムは、勤めていた会社の倒産を機に興行の世界に入る。フリークショーで成功した彼はそれに飽きたらず、ヨーロッパから呼んだオペラ歌手のツアーを成功させ、上流社会にも知られる存在になる。 という成功物語が一気に描かれる。 その後、上流社会での成功に気を良くしたバーナムがフリークショーの仲間を顧みなくなり、それをきっかけに挫折。どん底からの再生をめざす、というありきたりの展開をノリのいい歌とダンスで見せる。 特にバーナムが成功をおさめるところまでが、まったく屈折することなく描かれるので物語としてはもの足りない。作品全体でも2時間弱なので「あらすじ」を読まされているような感覚ではある。 それでも飽きさせずに見せるのがミュージカルの強み。もちろん良い楽曲と役者のパフォーマンスがあればなのだが、そのあたりはハリウッド映画。抜かりはない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.04.07 08:46:17
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