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2018.12.27
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カテゴリ:創作
前回、リアリティのことを取り上げたのは、実は小説ではなくテレビドラマをめぐる論議が発端だった。それなら「小説の」と言わなければ良い、ということに気がついた時は後の祭りだったので、そのままで続きを書く。
件のドラマは少し前に放送されていた「健康で文化的な最低限度の生活」。このドラマについては福祉事務所の現場を理想化して描いていて、リアルではないという批判があり、一方で生活保護受給者の実態を描いたことに意味があるといった意見もある。
実は僕はこのドラマを半分ぐらいしか観ておらず、福祉事務所あるいは生活保護行政についての情報はほとんど持ち合わせていないので論評できる立場にない。
したがって論点が外れてしまうのだが、件のドラマは公務の現場を描こうとした点には意味があったのではないかと思う。
ドラマに登場する公務員と言えば警察関係者か教師がほとんど。それ以外の公務員は世間的にはやっかみかバッシングの対象であることが多い。実際の公務員はいろいろな人がいるだろう。お役所の窓口に行く機会は多くはないが、親切な人もいればそうでない人もいるというのが実感だ。
窓口の対応が悪いのは市民に冷たい首長のせいだ、という類の話を聞くことがあるのだが、いわゆる民主的な首長になったからといって末端の公務員までがすぐに変わることはないだろう。基本的には個人の性格の問題なのだと思う。(年月をかければ職員教育によって変わるということはあるにしてもだ)
閑話休題。ある役所の一般的な実態はどうであっても例外はあるだろう。ドラマが例外を描いてはいけないということもないと思う。だから件のドラマもそれで良いのだという論理も成り立たないわけではない。
一方で、その例外に過ぎないもの(あるいはまったくのフィクション)が実態であるかのような誤解をまねくという批判も当然成り立つ。
結局、その表現がどれだけ実態と離れているか、誤解をまねく恐れがどれだけあるか、という問題だと思うのだが、前述の理由で僕は件のドラマについて評価する資格を持っていないのだ。





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最終更新日  2018.12.27 21:57:13
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