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今日の新聞に、イオンが自社ブランドのトップバリュ5000品目について6月末まで値上げしないと全面広告を出している。
原油や小麦価格の高騰があって2月ごろから値上げの動きが目立っていたが、ウクライナ情勢の悪化によってさらに値上げが加速しそうな中で、2カ月とは言え、値上げしないと表明するのは市場に影響を与えるかもしれない。 消費者としては歓迎したいところだが、懸念もある。上方硬直性という言葉が正しいのかわからないが、欧米と比べると日本の物価は上がりにくい。円安傾向の中で原価の値上がりは欧米よりも大きいと思われるにもかかわらずである。 原価が上がっているのに販売価格が上がらないのは、下請けや労働者にしわ寄せしているからではないか。下請けいじめが欧米より酷いか否かは比較しようがないが、賃金が30年前から上がっていないことは事実であるし、大企業の利益が減っていないのも事実だ。 「値上げしない」を素直に受け止めることができないのは、天邪鬼だからだけではないと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.03.24 21:36:08
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