474596 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

映画・小説 趣味のお話

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2009.10.07
XML
カテゴリ:洋画・SF
ジュラシック・パーク3

2001年8月公開
監督:ジョー・ジョンストン
製作費:9千万ドル


 人気アクション・アドベンチャー映画、「ジュラシック・パーク」シリーズの第3作。

 監督は、『ジュマンジ』のジョー・ジョンストン。
 出演は、サム・ニール、ティア・レオーニほか。


[簡単なあらすじ]
 「ジュラシック・パーク」事件より8年。
 古生物学者アラン・グラント(サム・ニール)は、パークでの出来事には一切の沈黙を貫き、再び恐竜の化石の発掘活動に専念していた。
 ところがある日、カービー・エンタープライズの社長を名乗るポールとアマンダの夫妻がアランのもとを訪れ、ジュラシック・パークのガイドをしてくれるよう依頼してくる。
 研究資金の出資話につられて、またもやパークを訪れることになったアラン。
 ところが、カービー夫妻の本当の目的はパークの見物ではなく、行方不明となっていた息子、エリックを探し出すことだった。

 “初めて”訪れた恐竜の闊歩する世界<サイトB>で、アラン一行は必死の探索行を決行することになるのだが――



 第1作の公開から8年。
 ふたたびサム・ニール演じるアラン・グラント博士を主人公に据えて製作された、「ジュラシック・パーク」シリーズの第3作です。
 監督は前2作のスティーヴン・スピルバーグから、ジョー・ジョンストンにバトンタッチ。
 また、今回はマイクル・クライトンの原作はなく、脚本は映画オリジナル。



 この映画を観てまず驚くのが、冒頭<サイトB>に上陸してすぐに始まる、ティラノサウルスとスピノサウルスの恐竜同士の激しい戦い。
 見るものを圧倒する、巨大な生き物同士が繰り広げる凄まじい戦闘に、

「あれ? これは怪獣映画だったっけ?」

と呆然とさせられるはず(笑)

 実はこれが、この映画が公開当時に賛否両論を巻き起こした原因でもあり。
 原作小説、及び前2作が持っていた、「恐竜の生態」「遺伝子によるクローニング」「恐竜が絶滅した謎」といったSF的考察ははるか彼方へ。
 シリーズ中、本作に限っては、恐竜は人間程度では到底太刀打ちできない、獰猛な猛獣としてのみ描写されており、SFというよりはアクション・アドベンチャーといった趣が。
 息子を救出し秘境を探検する、という構成は、同じスピルバーグ作品でも、「インディ・ジョーンズ」の方がタイプ的に近いかも。

 とはいえ、それが悪いというわけではなく、ティラノサウルスのライバルとして初登場したスピノサウルスの怪異な風貌のインパクトは凄まじく、こちらも本格的な参戦は初となる人気翼竜プテラノドンの恐ろしさも中々のもの。
 ハラハラドキドキ感では、前2作を上回っているといっていいでしょう。



またお前らか……(笑)

 また金につられてしまったグラント博士(笑)
 恋人だったエリーが結婚してしまって、ちょっと寂しそう。

 出番が少なくなったとはいえ、シリーズとおしての強敵ヴェロキラプトルの脅威も健在。
 羽毛恐竜説に基づき、今回は頭の上にちょびっと(毛?)が生えてます(笑)


ショートカットが似合ってますねー

 紅一点? のアマンダ・カービーを演じるのは、『ディープ・インパクト』のティア・レオーニ。
 中学生くらい? の息子がいる母親役にしては、めちゃくちゃ若くて美人です。

 しかし、この息子のエリック。
 ただの無人島ならいざ知らず、肉食恐竜がウロウロしているデンジャーゾーンで2ヶ月も自力で生き延びていたなんて、たくましすぎでは……?
 彼の、「マルコムはカオス理論だらけで自画自賛」、というセリフは原作者マイクル・クライトンへの皮肉?


もはや現代とは思えない世界……

 本作の真の主人公ともいえる、初登場、ワニのような外見が恐ろしい、スピノサウルス(右)。
 ティラノ(左)との戦いは、完全に二大怪獣大決戦

 ただ、この描写には映画的な脚色が多分に入っており、実際はティラノサウルスの方が体格がたくましく力も強かったであろうとのこと。
 もっともこの2種の恐竜は、棲息していた地域、生存していた時代が異なるため、実際に顔を合わせることはなく、映画だから実現したドリームマッチということです。


飛びます!

 知名度ではティラノサウルスにも劣らない、翼竜プテラノドンも登場。
 こういう、“CGで再現されたリアルな恐竜を見て楽しむ”という点では、非常に優れた映画といえます。



 『1』にあった、“失われた恐竜という生物への畏怖”“クローニングに対する倫理観”、といった深いテーマは『』で薄れ始め、『3』に至っては完全に忘却の彼方へ。
 とはいえ、思い切ってアドベンチャー映画へとシフトチェンジしたことで、娯楽映画として非常に楽しめるものとなりました。
 94分と短めで、グロテスクなシーンもないので、家族映画として、特に男のお子さんと見るのに適した映画ではないでしょうか。
 スピノサウルスの迫力は、大人が観てもビビりますよ。



 **********


【第3弾50万ポイント山分け】ジュラシック・パーク3


【第3弾50万ポイント山分け】ジュラシック・パーク


【第3弾50万ポイント山分け】ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク


この映画の詳細(Amazon)。

ジュラシック・パークIII 【プレミアム・ベスト・コレクション1800円】 [DVD]



ジュラシック・パークシリーズの記事はコチラ

「ジュラシック・パーク」

「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009.10.07 18:44:36
コメント(2) | コメントを書く
[洋画・SF] カテゴリの最新記事


PR

サイド自由欄

さぶろが鑑賞した映画の、紹介を兼ねた感想などを語っております。
好きなジャンルは、SFとアクション(特にアメコミ原作系)。

好きな俳優は、
トム・ハンクス
ジェニファー・コネリー

気軽に絡んでもらえると嬉しいです。

カレンダー

カテゴリ

フリーページ

バックナンバー

2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11

お気に入りブログ

まだ登録されていません

プロフィール

さぶろ5105

さぶろ5105

コメント新着

ka-ko@ Re:Mr.&Mrs.スミス(08/29) 『Mr.&Mrs.スミス スタンダード エディ…
さぶろ5105@ Re:なっちゃんの思い出の~映画だ~^^(10/22) ◆なっちゃんさん 観た時のことを思い出す…
なっちゃん6504@ なっちゃんの思い出の~映画だ~^^ お正月に観に行ったな。 なんいもお店が…
さぶろ5105@ Re:子どもが恐竜好きで(10/07) ◆なっちゃんさん やっぱり、子供さんには…
なっちゃん6504@ 子どもが恐竜好きで DVDがあります。 それにドキドキしちゃい…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

楽天カード

ニューストピックス


© Rakuten Group, Inc.