2024/04/23(火)22:18
ある家族の13年!
新聞に東北大震災に会った家族の13年の記事と写真があった。
当時幼稚園だった男の子。
地震と津波が来たのはちょうど幼稚園にいた時。
先生たちと幼稚園の園舎の屋根で一晩を過ごした。
自衛隊のボートで助け出されて、護衛艦で三日間を過ごした。
その時点で家族がどうなっているかわからない。5歳の子には不安でたまらない三日間だったと思う。
3日後母と再会。
記者は偶然母が震災のがれきの中にたたずむ母の写真も撮っていた。
まだ息子の生死がわからないときで母は不安げな表情で立ちすくんでいた。
無事再会して一年後の親子の写真。つらいときもあったけどこの子がいたから生きてこられたと母が言う。
息子を助けた護衛艦が入港してきたとき助けてくれた隊員に会いに行った。
三日間面倒を見てくれた隊員に会ってお礼の手紙を渡している写真。
息子が中学卒業した時の写真。背はもう母を越えていた。
そして今春の写真。息子は自分を困っている人を助けたいと海上自衛隊に入隊がきまり
制服姿の写真。
数枚の写真で親子の13年間を速足で振り返る記事。
もう震災から13年もたったんだなと感慨深い。
被災した人たちはどうしているだろうか?今年はお正月に能登半島でも地震があった。
家が全壊して避難所にいたり、不安な気持ちでたくさんの人がいることだろう。
少しでも落ち着いて生活できる日が早く来ますようにと願っている。