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2007年12月01日
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ついに12月になってしまいましたわからん
年の最終月だとは、何ともかんとも…。1年経つのは早いものです。
今月は週末も色々慌しい日々になりそうです。
さて、月の初日は映画界ではファーストデー、つまり1000円で映画を見れる日!
ということで、本日から公開された「椿三十郎」を見に行ってきましたうっしっし

tsubaki


~ストーリー~
ある夜、とある社殿の中で九人の若侍が密議をこらしていた。
上役の汚職を暴きだそうとしているのだ。
若侍の一人、井坂伊織(松山ケンイチ)によれば、汚職の張本人、次席家老黒藤(小林稔侍)
と国許用人竹林(風間杜夫)の粛清の意見書を伯父である城代家老睦田(藤田まこと)に
差し出したが受け入れてもらえず、一方大目付菊井(西岡徳馬)は快諾し、井坂の仲間を
この社殿に集めるよう井坂に申し付けた。
意気あがる若侍たちの目の前に、社殿の奥の間からよれよれの紋付袴の浪人(織田裕二)
が現れた・・・


~キャスト~
織田裕二/豊川悦司/松山ケンイチ/佐々木蔵之介/西岡徳馬/小林稔侍/中村玉緒 他


えーと、1962年に公開された黒澤明監督「椿三十郎」のリメーク版、ですな。
私の母親が三船敏郎バージョンの方を見てまして「面白かったよ」と絶賛していた作品です。
この「椿三十郎」の原作は山本周五郎の「日日平安」です。
私は時代劇が大好きでして、最近はひたすら時代小説を読んでいます。山本周五郎も好きな
作家さんの1人でして、原作の本を読んだことはなかったのですが、予告編のCMを見て
「これは面白そう」と思って公開と同時に映画館に足を運んだ
感じです。
映画館は、妙に年齢層の高い状態でして…雫
やはり母のように以前、黒澤明監督の「椿三十郎」を見た年代の人達がいらしているのかな
と思いました目
うちの母親は「えー、三船敏郎が良かったので、織田裕二のは見ない」と言ってますが…。
それはいいとして。
私はこの作品、結構好きですね~うっしっし
ユーモアを感じさせるシーンがいくつもあって、私はくすりと笑うことが何度かありました。
時代劇好きならば、殺陣のシーンも楽しめますし、椿三十郎のひょうひょうとした浪人ぶり
には惹かれる
と思います。
織田裕二は結構、作品のイメージに合っていると思いますよ。
私は個人的には豊川悦司さんのシブい演技と、最近の若手の中ではなかなか有望だと言われ
ている松山ケンイチさんの役柄に興味を持ちました

中村玉緒さんはイメージと合っていてかわいかった(笑)
あと、押し入れ侍の佐々木蔵之介さん、かなりいい味出してますグッド
キャストは本当にすごいですよ。
ベテラン勢から若手まで、個性溢れる顔が揃っているのでキャストを見るのも面白いかもウィンク

ただ、思ったのは、若者には辛い作品かな~なんて思います。
年齢層的には、中年以降にはウケがいいでしょうが、時代劇が苦手な若者にはあまり人気が
出るとは思えない
かな。
内容的には、映画にまでする必要があったのかどうかは悩むところですが、普通にテレビの
特番でやってもいいぐらいかも
しれません。
もちろんあくまでも個人的意見ですので、スルーしていただければOKなのですが、時代劇
をある程度見ている人は十分楽しめると思いますが、キャストだけのために見ようと思うの
は若干無謀
かと思います。
好き嫌いは分かれる作品かもしれません。
あ、私は好きですよ。時代劇ファンにはオススメしたいと思いますスマイル

そういえば、12月に入って新しく公開が始まった作品も出てきました。
そろそろお正月映画も解禁になる頃でしょうか
次に何を見に行こうかと考える間が結構楽しいものです。
うん、次は洋画にしよう。
最近の邦画界は賑わっているようですので、今度は洋画を楽しみにしたいと思いますひらめき





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最終更新日  2007年12月01日 22時32分14秒
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