Sachi's Favorite Space

2008/09/01(月)22:45

東野圭吾「容疑者Xの献身」

本(8)

夏休みも終わって、学生さんもついに2学期がスタートした今日。 …と言いつつ、さっちんは今日は代休でお休み 何とも優雅…いえいえ、のんびり…いえいえ、ぐーたらな1日を過ごしました(汗) とにかくふにゃふにゃでした。 自分の休日の役目である御三どんは、ちゃんとこなしましたけど、ぐだぐだしていま した。 3連休にしたら、すっかり休みグセがついた模様 この土日は映画をよく見ていたので…。 本当は、今日はファーストデーで映画1000円の日なのですが、体調もイマイチな ものですから(風邪ではない)読書の日と決めてあれこれ読み散らしていました。 最近ハマっている作家さんは「佐伯泰英」先生です 時代小説といえば、私は藤沢周平先生の大ファンで、かなりの数の本を持っています。 その他、平岩弓枝先生や、池波正太郎先生のシリーズも読みまして。 最近のマイブームは佐伯泰英先生です。 毎日の通勤のお供には、佐伯泰英先生の数多あるシリーズをどれか持って出かけます。 ま、佐伯泰英先生の本の話になると話が止まらなくなるので…。 ここ1週間程で3冊を読破した東野圭吾先生のお話をば。 とりあえず、今日読み終わったのはこちら。 【容疑者Xの献身】 <ストーリー> 天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす 隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。 彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。 だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことに なる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。 私の場合。 ガリレオシリーズは、テレビドラマの時は全く見なかったのですね。 周りの友人達からは「面白いよ」と聞いていたのに、です。 それで、先日、新しい本を物色しに本屋に行った時に目に飛び込んできたのがこの 「容疑者Xの献身」です。 直木賞受賞か…と興味を持ったものの、中途半端な状態で読むのも嫌だったものです から、この作品の前に出ていた「探偵ガリレオ」を「予知夢」を読んでみました。 おっ、これはすごく面白い! やっぱりテレビドラマを見ておけば良かった。 そう思って今度映画化されるという「容疑者Xの献身」を読み始めて丸2日。 ………。 ラストは泣きそうになった。 久々に本を読んで涙がこぼれそうになった。 すごい。 こんな純愛があるのかと。 ここまでしてまでも守りたかったのかと。 心にずどんと何かが落ちてきたような、そんな感じがします。 いつもクールな湯川さんが、すごく苦しそうな、辛そうな感じが伝わってきて、妙に 人間味も感じた。 考えさせられる作品ですな。さすが直木賞受賞作。お見事 しかし、原作はとても心に響いた作品だけれども…。 これが映画化になったら、どうなるんだろう ちょうどテレビドラマのガリレオシリーズが再放送になっていたので、今日お休みで あったことをいいことに観てみたのですが…。 ………。 なんじゃこれ。内海刑事って誰よ!?の世界に陥りました。 えー、原作での草薙刑事と湯川さんとのやりとりもまた一興なのに…。 (注:北村一輝さんのファンだとか柴崎コウさんが嫌いだとか、ではない!) とにかく、微妙。 やはり原作を超えるドラマは出ないのだろうな。 となると映画も…微妙か ただ、石神先生役を演じるのが堤真一さん。 堤さんがどう石神役を演じるのかは、とても興味が、ある。 やっぱり…映画は観ようかなぁ…。

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