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テーマ:旬・シュン・しゅん♪(3072)
カテゴリ:料理・たべもの
一年に一度、この時期にだけ買うことの出来るぶどうが手に入ったので、今日は、家中ををあんま~い香りいっぱいにして、母がぶどうジャムを作っています。
このぶどうは、ポラン広場の宅配から届くもので、長野県の夜間瀬というところでつくられた、有機栽培のコンコード。 コンコードは、いまではほとんど生食用ではなく、ワインなどの加工用に使われている品種です。 そのため、一般に私たちが手に入れようと思っても、お店でお目にかかることはほとんど不可能になっています。 我が家では、わたしの身体のために、10年近く前から有機食品の宅配を取り始めました。 そのなかで、名前は一緒でも、近くのスーパーで売っているのとは見た目がずいぶん違うものや、初めて知る野菜や果物に、いくつも出会ったのですが、このコンコードも、そのようにして出会ったもののひとつです。 何年前だったか、図書館で『暮らしの手帖』のバックナンバーをいくつか借りてきた中に、ぶどうジャムのつくり方が載っていて、これを母が真似て作ったのが最初。 はじめの2年ほどは、これも夜間瀬の有機栽培のもので、キャンベルという品種のものを使っていました。 キャンベルは、今でも昔ながらのぶどうの味がするといって、食べるのに好んで買う人もあるので、比較的手に入りやすい品種です。 形や大きさはほとんど一緒ですが、ジャムにすると、キャンベルのほうは色が鮮やかで見栄えがし、より甘みを強く感じるように思います。 それに対してコンコードは、色はキャンベルより赤みが濃くにごった感じの色になります。味は甘みだけでなくすばらしい酸味が利いて、そしてなにより、とってもいい香りがします。 午前中は二人がかりで、4キロのぶどうをひとつぶずつ、プチュップチュッと皮を剥き、皮と実それぞれ鍋に分けて、火にかけて、しばらくコトコト。 そして、実をザルで漉すと、中の種だけがザルに残るのでそれを捨て、皮もザルで漉して絞るとワインみたいな色の汁がたくさん。 これらを全部あわせて、アクを取りながら、お砂糖を加えてまたコトコト。。 気の長くなる作業ですが、このぶどうジャムは知り合いの方におすそ分けすると人気なので、母もこの作業を楽しんでいるみたいです。 夕方6時過ぎ、半日かかってようやく出来上がりました。 出来立ての熱いジャムを上まで入れてふたをし、瓶を逆さにしておくと、長期保存できると聞いてやってみることに。 ※ぶどうジャムのレシピは、こちらに紹介しています。 ____________________________________________________________________ 昨日の晩ごはん ・ワンプレートに。。 ミニミニグラタン(先日のシチューの残りを利用した)、鶏手羽中煮込み、鵜巻き、茄子の煮物、大根の煮物、レンコンチップス、オクラ ・大根葉の胡麻和え ・明太子 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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