のんびり幸兵衛夢日記

昨日に引き続き、靴下を編んでいました。
・・が、一人で黙々と編んでいると、眠くってちっともはかどりません。

こんなとき、音楽でも聴ける環境ならいいんですけど、私にはそのような機器は一切なく（ま、パソコンでも聴けるけども・・）、しばらくは口笛を吹いたり、昔の歌を片っ端から口ずさんでみたりしましたが、やっぱりすぐに机に突っ伏して眠ってしまいました。

なんぞやりながらじゃないと、こりゃあかんな、ということで。
目の前に読みかけの本を広げて、読書しながら編み物、という強硬手段に出ることに。。
目が４つあればいいのにな（想像すると恐ろしいけども）。

編んでるときに、じぃ～っと手元を見て編んでるわけではないので、目のためにもあっちこっちよそ見をしながら編むほうがいいのだと思います。
本を読むというのは、そういう意味ではあまり目に優しくはありませんが・・、効率はかなり上がりました。

今読んでいるのは、もう随分前の本ですが、宮部みゆきの『模倣犯』（最近文庫本が出たらしい）。
母が読んでおいてあったものです。
だいたい、私が自分で読みたいものを買って来て読むなんてことは、もう何年もありません。
あるものを、読む。

宮部みゆきの本はかなり読んでいますが、じゃあ好きな作家かと聞かれれば、まあ嫌いでもないけど好き！というほどじゃぁない、といったところ。
なにが、好き♪と言わせないかというと、登場人物に必ず老人、少年が出てきて、優しい視点で描かれていて、物事をどこまでもまっすぐマジメに捉えようとする気質・・。
ひねくれ者の私には、心の底から共感できないときがあったりします。

でも、今読んでいる『模倣犯』は、大変長いにもかかわらず全く飽きることなく話の中にぐいぐい引き込まれていく面白さです。
おかげで眠気が吹き飛び、靴下は片方の、かかとの手前まで編むことが出来ました（笑）。

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昨日の晩ごはん

・鶏カツ（胸肉に衣を付け揚げる）、千切りキャベツ、トマト

・ぬた（わけぎ、アジの酢締め）

・茶碗蒸し（しいたけ、百合根、ぎんなん、鶏もも肉）

・ほうれん草のおひたし