2008/11/13(木)16:40
干し柿
本日は快晴なり。すなわち、干し柿日和なりぃ~!
我が家では秋に干し柿を作るのが恒例になっています。
渋柿は今年も生協で予約し、20kg購入(あとで数えたら145個あった)。希望者全員に調達するほどの量がないので、知る人ぞ知るというか、めっけたもん勝ちなのです。自然の恵みなので。
これまで母は渋柿を見つけるたびいろんなところで買って挑戦してきましたが、その年によってはせっかく予約しといてもまだ熟していないのをたくさん持ってこられて、干してもいつまで経ってもいい具合に出来ず虫が寄ってきたりかびて来たりということもありました。
今年は2日前に生協のお店から買って運んできたのですが、そのときはまだちょっと色づきが薄いように見えたので、もうちょっと熟してから剥こうとベランダに待機させていました。
干し柿作りを始めて間がない頃は、手に入ったらなるべくすぐに剥いて、つるして天日に当てないといけない、と思い込んでいて、干したら今度は毎日の天気が気になって落ち着きませんでした。
今日は、そろそろ柿も赤くなってきたし、これから週末まで晴れが続くと言うし、干し柿は今日しかない!と号令がかかりました。
干し柿作りごときだけど、何年も経験をつんでそれなりにノウハウを蓄積してきたねぇ~と、剥きながら笑って話しました。
渋柿を干すときは、洗ったらヘタのピラピラをキッチンバサミでカットしてから、皮を剥きます。
皮は、特にヘタの際のところを、きっちり剥くようにするとカビやほこりで汚くなるのを防げます。
梱包用のロープを1メートルほどで切って、上から柿のヘタに付いた枝をロープで等間隔に結んで、10個ぐらい吊るしたものを、大鍋にぐらぐら沸騰させたお湯にちょっとだけつけて、表面をさっと熱湯消毒させて、すぐに上げます。
こうするとカビが来にくくなり、甘味が増します。
吊るす時は、ウチはマンションなのでベランダに物干し竿を、ちょっと人目を避けて低めに渡して、針金ハンガーで作った特製フックに引っ掛けて、並べて吊るします。
その日の天候や、一日のうちでも日の照り具合によって、母はこの干し柿のロープや物干し竿を持って、家ん中をウロチョロし回ります。
これからしばらく、天気予報を見るたび干し柿を中心に考えて一喜一憂します。
ああ。柿を剥き剥き剥き剥き。堪能した。
ちょっと前まで、指が痛いと言ってことを、最近は忘れるようになってた、ということを、今日思い出しました。
ああ~、包丁持ちすぎていたい。ニャンテナ。楽しかった!!
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午前中、買い物のついでに、そこらを撮ってみました。
ただいま、我が家から3分で、母が言うところの「そこらじゅうヨーロッパ」状態です。
秋、満喫中。
一昨日大安だったので家族で石切神社に行き、お祓いをしてもらいました。
他の人がほとんどいなくて、病のために施さんとせんことが間違うことなくうまくいきますように、ってなことを言ってくれてるのがよく聞こえました。
母が言うから、しょうがなくって感じだったけど、行ってよかったです。