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カテゴリ:アトピー
これはちょっとしたメモ。
視覚の発作を予防するために飲んできたクスリについて。 ずっと長年、私は自分が飲んできたクスリについて、 「初めの約10年ほどはヒダントールで、そのあと今まで10年ほどエクセグランを飲んできた」と記憶してきました。 が、どうやら少し違ったようです。 ひと月ほど前に、母があるメモを持っていると言うので、それを見せてもらいました。 それは、10年ほど前私が体調を崩し入院した際、母がこのクスリの名前を医師に尋ねて、それをメモに書いてもらったものです。 そこには、 「エクセグラン 160mg 以前は アレビアチン 0.1 ルミナール 0.04」 とありました。 以前は、とあるのはきっと、少し前にクスリが新しく変わったところだったので、前のクスリについても書いておいた、ということなのでしょう。 ちょうどそういう過渡期に、体調を崩したということです。 で、アレビアチンというのは成分はフェニトインで、これはヒダントールと同じもの。これは問題ありません。 ルミナール、というのはなんじゃ。。 調べるとこれはフェノバルビトールです。これはバルビツール酸系で依存性のあるクスリです。 こういうのを10代の半ばから20代半ばまでのずっと飲んでいた、ということを、今頃知るとはどういうことだ? 私はずっと同じ医師に診てもらっていて、その先生の勤務先が変わるとくっついて行っています。 初めは公的機関で「ヒダントール」といわれた錠剤のクスリを出されてずっと飲んでいました。最初は何錠か飲んでて、2段階ほど薬が減ったように思います。 次の府立病院では、「この病院ではこれまでと同じクスリを扱っていないので、同じ成分のものをコナグスリで出す」と言われました(私は学校でほとんど通院できておらず、実際に説明を受けたのは母)。 で、上に書いた「アレビアチン、ルミナール」は、このときの処方ということになるのですが、 このような経緯から考えて、初めの公的機関で飲んできた「ヒダントール」も、フェニトイン単独のものではなく、フェノバルビトールが混じったものだったと思われます。 で、調べると、「ヒダントール」というクスリ以外に、「ヒダントールE」というものがあることが分かりました(実際には、DもFも、複合アレビアチンというのもあるのですが)。 私の考えでは、ヒダントールE(フェニトイン&フェノバルビトール)を何錠か飲んで、少しずつ減らし、病院を移る頃にさらに量を減らすことが出来て、錠剤1錠分より少なくて済むようになったので、コナグスリになったのではないかと思います。 ほんで、私がある日突然クスリを飲むのをバタンとやめてしまい、1週間から10日ほどしてちょうど血中濃度が切れた頃に発作が起きました。 これも母がひと月前に話してくれたのですが、私がクスリを飲むのをやめてしまう少し前に、母は診察で(この時期は退職後ずっと体調が悪く通院できなかった)クスリをやめてもいいのではないかと相談していたのだそうです。 それに対して医師は、どうしてそんなに急ぐのかとか、このクスリでアトピーになるというは聞かないと言い、もう少し辛抱してみたらどうかと言われたのだそうです。 この種のクスリは、急に服用をやめて血中濃度が急激に下がると強い発作が誘発されることがあるので、私がパタンとやめてしまったのは愚かだったと思います。 あのときはそのようなクスリの知識が充分になく、ずっと発作が起こっていなかったので、皮膚や体のつらいことにしか気持ちが行かなかったのです。でも、バルビツール酸系のクスリが入っているんだったら、なおさらそういうことは注意しておいてくれないと。また、今まで何の説明もないなんて。 先月の診察で、クスリを減らすという話をした際、先生が今のクスリはエクセグラン「単独です、これだけなのでね」と強調したので、ああ前のことをやっぱり覚えているんだなと思いました、何も言いませんでしたが。 やめられないクスリを出されている患者は弱い。でも、しっかり覚えておく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.03.03 11:59:13
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