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カテゴリ:アトピー
最近あれこれとビタミンやミネラルを摂りたがるようになったのはなぜかということを、少し書いてみたいと思います。
まず。 パントテン酸は、主に副腎の働きを助けたり強化するために摂ってきました。 また、B2やナイアシン、B6などのほかのB群や、Cが有効にはたらくためにはこのパントテン酸が必要で、これらのB群が食事から摂った脂肪や炭水化物のエネルギー代謝に使われたり、コラーゲンの生成にCが使われたりするので、健康なからだや皮膚のために、これらの栄養が必要だといえます。 ビオチンについては、これまでは脂肪酸の合成についてしか知りませんでした。脂肪酸のうちγリノレン酸が炎症を抑制するプロスタグランジンを作り出すというもの。 さらにビオチンは、ブドウ糖のリサイクル(糖新生)やアミノ酸の代謝に関与するそうです。 糖新生がうまくいかないと筋肉痛や疲労感といった症状が起こるわけですが、最近アトピーと低血糖の関係が指摘されており、血糖値を安定させるためにも、ビオチンは大切であるといえると思います。 アミノ酸の大切さは、皮膚や髪の原料そのものなので、いうまでもありません。 腸内細菌のフォーミュラ(Multidophilus 12)は、体内でビオチンの生成を行うのが腸内であることや、Th2が多すぎるアンバランスを改善することが大切なので(Th1もTh2も腸内にある)、腸内環境を整えるためにとっています。 お腹の調子の悪さは、絶不調のときも、どう言葉で説明してよいものやら、私は分からず、ただただ家で耐えているしかありませんでした。 もしかしたら、祖母くらいの歳になったら、恥も外聞もなくものすごくリアルに描写して見せることが出来るのかも知れんけども(聞くに堪えない…)、それってどうよ、そういうところに行ってしまったらきっと、今みたいにからだがダメダメで報われない年月が続いてたら、気持ちがめげてしまってたんじゃないだろうか、と思います。 やっぱり、家の人にも医者にも言えん、と思う気持ちがあるから、頑張ってこれたんであって。 ほんで、そんなことを最近思うのは、…その、調子がよくなってきたんです。 前は、ず~っと何年も、ついこないだまで、人間は1日にあんなにいろいろ食べるのに、何でこんなけしか生産しないんだろと思ってましたが、 最近は、あんなけの材料で、なんでこんなにも生産できるんだろと思います。 生産活動にちょっとからだがまだついていけてません。。(バカタレ) じゃあ、ビタミンBのコンプレックスやマルチビタミンやミネラルまで、なぜ?というと、 ひとつには、こないだもちょこっと書きましたが、 体の中では、栄養が相互に作用しあって働いているので、人間の体に必要な約50種類ほどのアミノ酸やビタミンやミネラルを毎日きちんと摂り続けることによって、強い生命の鎖が出来る、という考え方があります。 そういうことを知ると、今の自分の体調にとって、たとえばビオチンが足りないとかパントテン酸を補いたいと思ってそれだけたくさん摂っても、その栄養はあまり効率よく働いてくれないように感じました。 また、私の場合、いくつかの栄養が不足しがちになるクスリを飲んでいるので、その分、体のベースを作る栄養の底上げをしなければ、健康になれないのではないか、という気もします。 以前にも、フェニトインを飲んでいると葉酸やビタミンD,B6,カルシウム、ビオチンが体内で不足するということを知ったということを書きましたが、 先日読んだ「人気サプリメントの真実」という本でも、 フェノバルビタールやフェニトインの服用でビタミンDが不足する、フェニトインの摂取でビタミンB1の吸収が阻害されるといった記述がありました。 また、白内障はビタミンCやPの不足で起こることは以前より知っていましたが、これはビタミンCには水晶体のタンパク質を活性酸素の攻撃から守るためであることや、 ビタミンB1も活性酸素を分解する働きがあり眼球のレンズを守るため、これの食事からの摂取量が多いほど水晶体が濁りにくい、と書かれていました。 私はもう後発白内障以外で水晶体が濁ることはありませんが、もちろん、だからビタミンCやB1が少なくても足りるということではなくて、 20代ですでに白内障になったということは、普通の人以上にこれらの栄養が失われやすい要素があると考えて、からだのために積極的に摂った方がいい、というサインなのだと思います。 ま、そんなこんなで、つまりは、食生活はこれまでどおりきちんとやっているのですが、それでも不足してしまう要素があるみたいだし、からだもそう訴えているので、栄養を全体的に底上げしてみたい、ということです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.03.03 12:25:25
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