2012/06/26(火)17:39
すべり目を使ったタテジマ・ベスト完成
すべり目を使った模様で編んだチョッキの2枚目が完成しました。
ボタンはまたそのうちに付けます。
残りの毛糸でいかに「マシ」なものを作るか、悪戦苦闘中です。
とにかくめっちゃ安かった、この黄色の毛糸を消費するのに、難儀しています。黄色って好きじゃないし(ならなぜ買うのか)。
あれこれ考えて結局また「すべり目を使った模様」になりました。
この模様は、163足目の靴下と同じ編み方です。
すべり目を使った模様の多くは、このチョッキのように、2段ごとに色を変えて編んでいきます。
つまり、ヨコシマ(ボーダー)を編んでいくわけです。
この、色を変えながら編むときに、脇のカーブや、前のVのラインや、肩下がりを編むのが、ちょっと面倒くさいです。
茶杢・黄色・茶杢…と繰り返しながら、カーブやVラインを出すために編み始めで減らし目をする場合、たとえば黄色の段の次に茶杢で編むときは、その黄色の下にある茶杢の段から出ている毛糸を手元に持ってくるわけですが、減らし目をしているため下の茶杢の段の始めの目とこれから編もうとする段の始めの目の位置がずれてしまいます。
なので、斜めに糸を持ってくることになるのですが、この糸を引張り気味にしてしまうと、ラインがきれいに出なくなってしまうので、必ず弛ませ気味にしておかなければなりません。
だから、脇のカーブでは、その周りにボワボワッと糸がいくつも出ていることになりますが、これらは後で脇のゴム編みをするときに、うまく処理するようにします。
肩下がりは、もっとややこしくなります。
たとえば今回は、肩の部分を20目にしたのですが、これを7・7・6に分けて、肩の外側の7目手前で編むのをやめて引き返して編み、次に真ん中の7目まで編んでまた引き返し、最後に6目が残る、というようにして、肩のラインの斜めを作ります。
これを、すべり目を使った模様でやろうとすると、最後の段では、たとえば100段目のところと、102段目のところと、104段目のところが出てきてしまい、柄にどうしても矛盾が生じてしまいます。
これを完璧な模様にするのは、ちょっと今の私では無理なんで、テキトーに誤魔化してしまっています。
肩の部分を、じぃ~っくり見ることなんてあんまりないんじゃないかと思って。。
黄色の毛糸消費のために、編み始めたので、どうも編んでいて好きになれなかったのですが、縁のゴム編みをつけたら、そんなに悪くないような気もしてきました。
でもやっぱり色がね。黄色のところが、臙脂とか赤系統だったらもうちょっとかわいくなったんじゃないかなあと思うんですが。
阪神タイガースみたいというか、ゲゲゲの鬼太郎みたいというか。