2005/12/08(木)08:31
YOU
いつも元気をくれる友がいる。
彼女は大学の同級生。
絶対受かるはずがないと思っていた、ひょうたんからコマのキャンパスライフ。
ホントかしら?とクビをかしげながら入学手続きをした。
その時、ひとつ前に並んでいたのが彼女である。
おっちょこちょいな私は、入学手続書類のはいった封筒をさかさまに持っていて、中身を床にぶちまけてしまった。
「あららのら(汗)」
「はいっ(笑)」と拾ってくれたのがファーストコンタクト。
聞くと帰り道が同じ方向、歳も一緒。
心細かった大学生活、すっかり意気投合した。
以来、20年以上のつきあいである。
ゼミの先輩だったご主人と、卒業してすぐゴールインした彼女には4人の子供がいる。
普通、子育てに忙しい時期は、会いたくてもなかなか会えないものだ。
それが、彼女の場合、子供がいるから、と行動範囲が狭まることはない。
「会いたいね」「うん、会おう会おう」
久しぶりに待ち合わせした時、臨月間近の妊婦さんだった時はさすがに慌てた。
「なによ、だったらそう言ってくれればいいのに~」
「いや、(お腹をさして)これがさ、出てきちゃうとしばらくは、さすがに遊び歩けないからさ、今のうちって思って・・・」
元気な人である(~_~;)。
コンサートが大好きな彼女に便乗して、私も色々連れて行ってもらえる。
ここ数年、夏にはSMAPのライブ。
先週は、サザンオールスターズのライブに連れて行ってくれた。
サザンはなかなかチケットが取れないらしい。彼女は大学の頃からファンクラブに入っていたそうで、これまでも何度か恩恵を受けている。
今回は新しい二枚組のアルバムが出たばかりのツアーだから、新しい歌ばかりなんだろうな・・・↓
正直そう思っていた。
なので、3曲目に、私の一番好きな「希望の轍」のイントロが流れた時は、不覚にも涙腺大爆発。
20年の月日、青春時代
8mm映画のようにグルグルと頭の中を流れ出した
古くてせまいキャンパス。
「エサ」と言われた学食
サークルの連絡ボード。図書館の閲覧カード。
あれから本当に20年も生きてきたのか??
風に戸惑う弱気な僕
通りすがるあの日の幻影
本当は見た目以上
涙もろい過去がある
(TSU NA MI)
辛いことが色々あっても
必ず手を差し伸べてくれる人がいる。
ありがとう
ありがとう
出会いに感謝
そして元気をくれる友達に・・・