でゅわ・わーん

2006/07/20(木)05:14

ひとりぼっち。

想い(9)

いつのまにか夜が明ける時間 それやのに まだ真っ暗な空をみて ちょっと早起きしたんかなって 勘違いしたりして 太陽と会えないで終わる一日もある 月と会えないで終わる一日もある 幸せなひとにも そうでないひとにも 平等すぎる時の流れに すこし苛立ったりして 雲の向こうにいる貴方に 紙飛行機を飛ばしてみたけれど 雨に打たれて すぐそこに落ちたねん 想いだけでも 飛んでいってほしいって そんな都合のいいこと ありえないし ひとりで笑ったりして 昔 一緒にみた まぶしすぎる太陽も せつなすぎる月も 今 ひとりで空をみあげても 寂しい色した雲しかみえへん ひとりで泣いたりして 雨がいっぱい降ったら 雲はなくなる そう思ってた いっぱい泣いたら 涙は枯れる そうじゃなかった そう思って涙をふいた 頬につたう黒い涙 地面におちた紙飛行機 早く拾い上げて がさつに手で拭ってよ よれよれの服のままでいいから 汚い手のままでいいから

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