schatzky☆ドイツ忘我と結実の境。

おいしいルバーブ、成分、食べるときの注意

おいしいルバーブの見分け方、成分、気をつけること
ルバーブ、切り身、赤
今回は味の見分け方から。
(前回の話は、ラバーバー ルバーブ と 蕗 と アンジェリカにあります)。

最近、日本ではとりわけ赤い種類が出回っているらしいが、
ドイツにあるのは、下から上まで真っ赤っかという種類ばかりではなく。

茎の薄皮も緑のもの:     非常に酸っぱい
茎の薄皮は赤いが、茎肉は赤い:少し渋みがあるが、酸味はより穏やか
茎の薄皮、茎肉ともに赤い:  酸味は穏やかで、木イチゴのようなかおり

というわけで、なるべく茎の中まで赤いものを選ぼう。
・・・といっても、茎の中までは、実は、切ってみないと分からないんだけどさ。


これは、切ってみたら珍しくも真っ赤っかだったので、写真を撮ってみた。

そうそう、ルバーブは、最近、日本でも注目されているらしい。
アルカリ性で、ビタミンA, B1, B2, C, ナイアシン、
そしてカリウム、カルシウム、リン酸、鉄分等のミネラル分を豊富に含むこと、
とりわけ、リンゴ酸、クエン酸、葉酸を多く含むので
整腸作用、血液浄化作用、さらには利尿作用があるといわれている。
ところで、整腸というのは、腸をきれいにする方、つまり、便秘に効くということです。

気をつけてほしいのは、シュウ酸を含んでいるため、
生ではあまり食べないように。
ということ。
結構、サラダなどの生食を勧めているサイトがあるが、避けた方が無難。

胆石、痛風持ちの人は、
ルバーブはそれらを悪化するおそれのあるシュウ酸を含んでいるので、
絶対に避けるべき。
シュウ酸に敏感な人は、胃腸痛などを起こすこともある。

古くは、このシュウ酸が植物の生長とともに増加するため、
6月半ば以降は食べるな
といわれていた。

それで、ドイツでは、6月24日のJohannistag(洗礼者・ヨハネの日)や、夏至を境に、収穫をやめるとされていたが、

その後の研究で、シュウ酸をルバーブから摂取できる量は限られていると分かったため、
最近では、6月を過ぎても問題はないといわれる。

但し、花芽がつくと急に筋っぽくなって、まずくなるそうな。 

 ちなみに、6月24日をもって、白アスパラの収穫も終わり。
しかし、こちらは乱獲を防ぐためといわれている。

さて、シュウ酸はカルシウムと結合するので、
心配だという人は、牛乳など、カルシウムを含む製品と一緒に食べるとよい。

シュウ酸が体内に吸収されると体内のカルシウム(骨にあるやつね)が排出されてしまうという心配があるため、
用心を重ねたい人は、生食はもちろん避け、
薄皮をキチンとむいて、プティングなどと一緒に調理したり、
コンポートを食べるときは、アイスやヨーグルトと食べるとよいでしょう。

用心するべき方々には、
上記の方のほか、妊娠中の方、お子さんが含まれます。

そうそう、牛乳から取れるはずのカルシウム分が減ってしまうではないかという方、
ラバーバー自体にも、牛乳の5分の2から5分の4ほどのカルシウムが含まれています
(そのカルシウムは、ラバーバーのシュウ酸とは結びつかないんだよね。不思議だ)。



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