schatzky☆ドイツ忘我と結実の境。

ドイツ人の知らないバウムクーヘン(仮)


今日の御題はバウムクーヘン。
BAUMKUCHEN

ドイツに来て、「バウムクーヘンを食べるぞ!」とか「お土産に買いたいんだけど」と聞き回って、がっかりした方、割といらっしゃるのではないでしょうか。

今の西ドイツでは、バウムクーヘンはそれほど有名なお菓子ではありません。
返って日本の方がバウムクーヘンを知っている人は多いのではないかしら。

ドイツ人にバウムクーヘンを知らない人が多いのは、実は不思議なことではないのです。バウムクーヘンは、第二次大戦後以降、統一がなされるまで、西ドイツではどんどん忘れ去られていきました。元々売り出したお店や、それで有名だったお店がすべて東にあったためです。

フランクフルトで7,80年代にとあるケーキ店が売り出しましたが、それは日本からの逆輸入店でした。ドイツから来て、日本でバウムクーヘンを焼いた職人さんのご家族が日本でお店を出して、それがようやく里帰りを果たしたとのですが、それ以来、フランクフルトにはバウムクーヘンを売るお店が一件だけある、という時代が、長いこと続きました。ここ10年くらいでバウムクーヘンも西側にだんだんと広がってきましたが、まだまだ、聞いたこともないと言う人も少なからずいるはずです。聞いたことはあるけれど、みたことはない、とかね。

最近、全国展開をしている安売りスーパー、アルディがクリスマス期にこのバウムクーヘンを売り始めました。これから、バウムクーヘンは、クリスマスのお菓子として定着していくのかもしれません。

バウムクーヘンは、クーヘンとは言えど、ドイツ人にとっては、彼らになじみのある家で焼くケーキではなく、何かお祝い事や特別な行事のときに「買う」、高級チョコレートと同じようなカテゴリーにある高級菓子です。

今日はこの辺で。
そのうち、もっと詳しく書いたものを見つけたら、アップしますね。







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