schatzky☆ドイツ忘我と結実の境。

ビザ/滞在許可取得と延長で気をつけること

ビザ/滞在許可取得と延長で気をつけるべきこと

学生ビザに限ったことではないのですが、
滞在許可の取得や延長で悩んだり不安に思う方のために。

自分でいろいろ苦労したので、少しでも他の人の心労が減ればと思い、書きます。
私自身ももまだ、終わっていませんが…。

書いたものが消えてしまったので、ぼちぼち…。

1. 法文で明文化されていることを確認する。

  明文化されているものは私たちを守ってくれます。
  役所が知らなかろうと、明文化されていればこちらのものです。

  ただし、明文で示せないあやふやな「大丈夫だよ」は絶対、鵜呑みにしないで下さい。
  明文で示してくれといわれたときにコピーを提出できるくらいに。
  お役所は、紙に書かれたものには弱いのです。
  
  だけど、根拠があやふやな「大丈夫じゃないの」は絶対にいけません。
  希望をもらって嬉しいかも知れないけれど、
  はっきりした根拠がないときには非常に危険です。

善意の「大丈夫ですよ?」をするりと信用していたい目にあった人を、何人も見ています。

はっきりした根拠のない「大丈夫」に振り回されると、
これを確かめるために時間、労力、費用もかかりますが、
役所とのやり取りの際に精神が非常に疲弊します。
だめだったときの喪失感は半端ではありません。
加えて、役所に対する心証も、ともすればマイナスになります。

だから、
「大丈夫」なことの根拠を自分の目で確認できる情報でない限りは、
それをするりと信用しないで下さい。
これも自分を守るためです。

※ここの情報の@大丈夫@だめ@については、ドイツ語サイトの資料を出しています。
そちらを見て、言葉が分からなければ、
そのサイトをドイツ語の分かる人に見てもらって下さい。

日本語とドイツ語を見て「?」と思われることがある方は、お手数ですがご一報下さると幸いです。


2. グレーゾーンに入ると、私たちの立場はかなり弱くなります。

当たり前じゃないというかも知れませんが、えっと思うところもグレーゾーンだったりします。
  グレーゾーンというのは、役所の裁量に任されている範囲です。
  例えば、「~できる」とあるものがこれにあたります。

  極論すれば、学生ビザはそもそも付与「できる」ものであり、
  言い換えれば付与しないことも自由です。
  これを決めるにあたり、その人物が滞在する状況を調べて、
  要件が満たされていると紙で証明できれば、もらえるということです。

役所の裁量が大きい場合は、
私たちのこれまでの履歴、これから予想される状況、役所の基本方針が決め手になります。
ドイツに滞在したいからには、滞在させても大丈夫と思わせる心証を作ることが大事です。
一年しかいないとか、一度限りの申請しかしないというならともかく、
最初から「この人は自分ではやっていけないのかな」と思わせることはなるべく避けるようにした方がいいと思います。

本当は、一度限りだって、後に続く他の人のことがありますから考えるべきですけど。

また、グレーゾーンには、前例や大学機関などの支援が効きます。
なるべく情報を集めて、自分のよりどころとなる機関の力を借りてください。


3. 例外

役所の裁量がある=例外があるということでもあります。
例外はありませんかと聞く勇気を持つことは大切です。

それで道が開けることもたくさんあると思います。
元気があるうちは全然構いませんし、頑張って、といいたい。

けれど、その例外を探すことはとても疲れることです。
ですから、その時には次のことをよく考えてから決めて下さい。

3-1. 番外:例外ではない基本事項

*なお、役所に電話で問い合わせるときは、大抵、まともな答えがもらえません。
大抵「実際に当該人物の…」という答えが返ってきます。
役所もおいそれと安請け合いはできないからです。
その中で、明確に「可能」という答えがもらえた場合は、
少なくともその枠組みでは、
その役所でのコンセンサスがそのように出来ているということです。
一般的な、ワーホリに1年とか語学修得に1年半などと明文化されている条件に関するもので、
該当の人物がその枠組み内にあると判断できる場合は、役所もはっきり答えてくれたりします。
怖がらずに一歩前へ進みましょう。
但し、念のために、可能といってくれた係員の名前はきちんと聞いて控えておくこと。


4. 滞在許可や延長許可を申請してきて、身にしみて思うことがあります。
(自分の分も、お手伝いした分も)

それは「些末な」ことにこだわりすぎないことです。

何が些末なの?と思われるかも知れません。
今うまい言葉が思いつかないのだけど…。
言い換えれば、@根本的に重要でないことかな。

もちろん、人によって、何が根本的に重要なのかは違います。

比較の問題でもあります。より重要で、より根本的だと思われるものをとるのが大切。

本当に欲しいもの、本当に必要なものを考えて、
自分が申請しているものにどこまでこだわるべきなのか
はっきり見極めてください。

例えば、滞在許可そのものと、滞在許可につくオプションとでは重みが違います。
オプションの中でも、それがなければ滞在、ひいては自分の存在自体が危うくなるもの、なくても何とかなるものがあります。

自分が力を振り向けるべきはどこなのか、よくよく考えて、
分からなければ、同じような状況の人がどうしているのかを見聞きして、
本当に大切な事だけにこだわるようにしてください。

お金が少しでもあるなら、どうにもならなかったら、
決め手の部分にのみ専門弁護士に頼むのもひとつの手です。
弁護士への相談料は、これを書いている時点で、1時間120ユーロくらいです。
長期滞在許可証の発行料と同じくらい。
なお、最初の説明は無料で聞いてくれるのが一般的です。

ビザ取得や延長で苦労する人がなるべく減りますように。

































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