ドイツの医療事故件数 2006.
3900件ほどらしい。一番多いのは外科。4月24日のテレビでは、左膝と右膝を間違って手術され、健康な膝を切られて再手術が必要になった男の子についてレポートしていた。笑っちゃうのが(ブラックだけど)医療事故を防ぐためには、手術前には、患者の名前、患者の病名、カルテを確認しましょうというもの。なんじゃそりゃ。私はありがたいことに、今まで外科のお世話になったことはないがどこの国でも同じ位なのかなぁ、医療事故は。ちなみに、東京がんセンターで、かなーり怪しい例を体験したので、日本が大丈夫かといえば、そうでもない。ドイツでは腕の確かな医者を選べるようにできる、健康保険のグレードアップがある。しかしこれだけで月々20000円くらい余計に払うので、そうすると、「金持ちはいい医療を受けられる」っていう方程式が・・・そうならないための保険制度なのに、肝心の所で、役に立たないというか・・・。怪我や病気をしないことが一番なのかしら。この4月1日から、公的健康保険は、「入りたい」という人を断れなくなったらしい。これまでは、私的保険に移行した人、公的保険にこれまで入ったことのない人、雇われ労働者でない人などは、実質的には公的保険に入れなかった。私的保険は一般に高いので、保険難民がいたわけですが、これからはこれがなくなるんだなぁ。ちなみに私的保険でも、最近は、一部自己負担とか、医者に1年行かなかったら払い戻しがいくらかあるとか、そういう付加サービスで保険料を下げるパターンもある。