schatzky☆ドイツ忘我と結実の境。

2005/10/05(水)06:09

ドラマエキストラの続き

ドイツならではなのか? 物珍しきできごと(12)

やっぱりねー。 安いは安いのよね。 エキストラは、バイトとして考えてはいけないということよね。 ただ、広告のエキストラだと、100ユーロ位もらえたりするらしい。 エキストラの値段でぶつぶつ言っても仕方ないので、それは脇においとくことにして。 今日、ばったり日本人の知り合いにあって、 そういえば、土曜日(撮影)、どうしますかと聞いたら、 あ、いこうかなと(^^)おっしゃるので、 それじゃー、ピクニック代わりにご一緒しますかということになった (あ、ひよってると思います? 笑) リヒテンシュタインというお城を見に行く観光客という演出なのだが、 このお城、近くにあるのにまだ行ったことがないので、 バスに乗っけていってくれることだし、と お茶のだし代わりに使わせてもらうことにした。 そう考えれば、悔しくもない。 天気予報が快晴のぽかぽか陽気だと、 シュトッハーカーンを漕ぐ方が稼ぎは上がるのだが、 小雨っぽいし、 ただでピクニック(お茶代は自前だな)してお金がもらえると思えばいいわ。 でも、拘束時間が6時間の予定なので、退屈しそう。 編み物と文庫本を持っていこう。 で、ドラマの内容だが、くさいもくさいことこの上ない設定の上、 日本人は相撲取りと 芸者をしている令嬢(で、夜はパンクとして東京を徘徊しているという・・・)が役どころ。 そのうちの、女性の方がドイツまでやってくるらしいが、 こんなストーリーが放映されて、また誤解が広がるかと思うと、 頭痛いです。 だってね、 かなりオデブさんの男爵が自分のお城と未来のお嫁さんを奪われないように 日本の車会社(スモトという名前もまた、なんだかなあ)の協力を得て・・・ で、日本に行ったら、相撲取りにあって、 太っているのが帰ってもてはやされているのに気を強くして、 ついでにその会社の令嬢に恋をして、 東京中を巡り回って、珍しいものをみて、 ついでに相撲取りになりかけて、失敗して あーだコーダしているあいだに自信をつけて 国に帰ってお嫁さんだかなんだかを取り戻してハッピーエンド。 ワジマという名前が出てきたので、 あの元輪島関かしらとも思うんだけど ・・・・・・・ドイツのドラマ製作って、こんなレベル、と思われるのもなんだけど、 そういうレベルのも結構あるのよね。 通訳の件については、くだんの知り合いも、 安すぎるから、受けようとしてた人にも受けないように忠言すると言っていた。 ちょっとほっとして、帰ってきた。 わたしより先に話をもらった人がいるから、 回ってこない可能性の方が高いとは思うのだけど、 でも、そのコーディネイターにはさっきメールを書いて、 一般的な価格と通訳業のHPのアドレスをいくつか知らせておいた。 彼女も、安いギャラでコーディネイトさせられて、気の毒なんだけど、 でも、いろんな人に、つてをたどって頼んで頼んで、 続けていたら、そのうち友達なくすと思うのよね。 人の親切をあくどく利用する企業の言うことは聞いてはいけない。 ちゃんと交渉しないとね。

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