うちの母が言った。
通訳なんて、そんなアルバイトみたいなものばかり続けていても仕方ないでしょう。
・・・・・・・。
(この人はまだそういう観念を持ち続けていたのか。)
母親に対して、この人というのは失礼だ。
が。
通訳は自由業だが、すなわち臨時稼業というわけではない。
母が言いたいのは、要するに、定期的収入と安定性がないということだ。
そりゃ、自由業はそんなもんです。
さらに日本語とドイツ語なんて、需要が余り無いからね。
だから、その分、需要があれば報酬も英語や仏語より高いんだけどさ。
でもねぇ、やっぱりがっくり来るよね。
彼女の中ではそういう範疇にくくられているんだわ。
これでは、研究を修了した後、
もし通訳や翻訳で食べていくと言っても、
納得しないだろうなぁ。
いや、それで食べていけるだけ稼がなければ、
納得もさせられないのだが。
いっぺん、どかーんと稼いで、
最低4,5年はこれで「裕福」に食べていけるのよと
示せなければ、
納得しないようなきがする。
もしくは、固定的な収入があるところに所属するとかね。
うちの母のりそうは、
男性と同じ給料をとりあえずくれる、
安定している
公務員。
教職は持ち帰り仕事が多いから
勧めないと断言していた。
でも、ひがなパソコンで計算書をたたき出しているより、
残業あっても講義してたほうが
私にはあってるんだけどな。
ドイツには、
くじで終年毎月5000ユーロずつもらえるというのがあるんだが、
そんなのに当たれば、
何をしていようが、文句は言わないだろうなぁ。
ただし、わたしはくじなどは買わないので、
それも夢だけど(^^;)
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