schatzky☆ドイツ忘我と結実の境。

2007/08/22(水)07:25

ネオナチ的外国人排斥か単なる喧嘩か

ドイツ事情一般 - 政経・生活・メディア等(69)

今、時間が経つに連れて大きくなっているニュース。 旧東独ザクセン州のある町、Muegelnミューゲルンで、週末、夏祭りの際、 ドイツ人の若者たちが8人のインド人を町中追いかけ回し、怪我をさせ、 インド人は最終的にピザ屋に逃げ込み、殺されずに済んだのですが 警察も呼ばれたにもかかわらず、大して役に立たなかったとか 周りの人たちも、止めるでもなんでもなく、 みているだけだったとか。 丁度お祭りだったので、ことを大きくしてはお祭りに影響が出る ということで、のんびり救助だった模様。 (って、馬鹿じゃないの。と思ったのは私だけ?) 市長は、たまたまエスカレートしただけで、右翼はこの町にはいない。 とコメントしていますが、 この見方には非難が集まりつつあります。 確かにね、 徒党をなして暴力行為に走っている相手に やめろと言って、自分が傷ついたらどうすりゃいいんだ? という気持ちも分かるんだけど 祭りに影響が出るから政治的介入をノンビリって、そりゃなんですか? インド人が何かけしかけたに違いない。 とかさー、 そういう騒ぎは祭りにつきもので、 インド人がいなかったらドイツ人同士で争いになってた。 とかさー、 一見正しいようで、 それで納得してる人たちは、自分たちがやられたらどんな思いがするのか、 考えたこともないんだろう。 まじめにそんなことを考え、大声で発表する人がいる限り、この町は救われない。 大丈夫なのか、ドイツ。 なんて、ドイツ全体の問題にしてしまったが。 市長の声明が、市民の声を代表しているようなものではないか。 町中追いかけ回して怪我をさせ、更に 逃げ込んだピザ屋にも入り込んでたたきのめそうとしたらしい 常軌を逸した不自然性を 単なる一時的な行為とみるのは、どうですか。 そんなことをドイツ人集団にしたドイツ人集団の行為がこれまでどこにありましたか。 こういういい方は好きではないが、ミューゲルンは終わっていると思った。

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