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2007年10月18日
XML

この数日間、直しに時間をとられている。

本文、最終項と導入部、更に語源がまだ残っていて、
それも書かなきゃならないのだが、
(今、現実的に考えられないのだが、く考えるとあと30枚位は生産しなければならない)
直しは直しで今、50数枚残っているので
(そのあと更に30枚+最終項、導入、語源の直しがやっぱり恐らく50枚位)
それも進めないと・・・。


今やっている直しは、1950年代の手作り礼賛がドイツに根付いた経緯について。

ドイツのケーキ文化は、知る人ぞ知る、家庭の手作りケーキ文化。

50年代の動向は、日本の一億総中流化ではないが、総手作り化とでも言いましょうかね。

総手作り化と言ったって、町のケーキ屋さんがなくなっちゃうとか、そういうわけではありません。
日本の一億総中流化といっても、これも、全部が全部そうだってわけじゃないですからね。

ケーキは手作りするものという文化がドイツで至るところに広まって根付いたのが、
1950年代から60年代なのだということです。

ケーキと一口に言っても、大きく分けると素朴なクーヘンと豪華なトルテとあって、
50年代には、クリームなどで飾り付けをしない、「クーヘン」を作るのが一般的。
といっても、今でも、やっぱり家庭のケーキは、
普段には素朴な焼きっぱなしのものを作ることが多い。

でも、客が来たり、何か特別なお祝い事があったり、そんなときは
家庭でクリームたっぷりのトルテを作ることも結構ある。
(トルテにはいろいろあって、シンプルな果物だけを載せた「トルテ」もあります。
それについてはまた改めて)

一方、1950年代、特に前半は、まだ、冷蔵庫もそうそう広まってないし、
クリームを塗りたくるトルテは、家庭で作るのは難しい。
だから、何かのお祝いなどで豪華なトルテが必要になると、
パン屋さんやケーキ屋さんで用意してもらうことが多かった。

でも、ドイツの市民階級では、「日曜にはケーキを焼いてお茶」というのがありまして。

これが、元々は、「誰でもできる訳じゃない、ちょっとしたステイタスを示す贅沢」だったのですが、
戦後、奇跡の経済復興を遂げ、戦前、戦中は叶えられなかった贅沢に手が届くようになり。

更に、家族で囲む午後のケーキなんて、「温かい家庭の象徴」にぴったり。
もちろん、それをせっせと用意するのは主婦の役目。
ケーキが焼けて家事ができるなんて、主婦の鏡ッ!!
(当たり前という話もありましたが)

というわけで、50-60年代の家族のあり方も、ケーキ手作り文化の定着に力を貸して、
ドイツではケーキは手作りするものという考えがぶわーっとひろまっていく。

もちろん、復興を遂げたあたりで、
いやいや、ケーキ、美味しいものを高級菓子店で買えるなんて、幸せ~という人もいたし、
消費文化の発展というのもあって、ケーキ作りなんて、古くさい、田舎っぽい、流行遅れという見方もあったんです。

でも、1950年代終わりの週休二日制の広まりとか、
家族を大切にしよう志向は、
週末のケーキ作りを家庭の幸せに欠かせないものと捉える風潮を決定的なものにしました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ということを今、直しでやっているわけだが。 

難しい。
話し合いを2時間して、6ページしか進まない。

その前に、彼女がリライトしてくれた文を自分でチェックしてから出向いているのだが
これもまた、時間がかかる。
この数日で20枚弱しか終わってない。

ふぅ。

今日は午後3時からまた、直しに出かける。
それまで、チェックと本文書きと両方しなくては。






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最終更新日  2007年10月19日 18時40分09秒
コメント(7) | コメントを書く
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 総手作り化   こぶたのほっぺ さん
日曜日にはケーキを焼いてお茶とは素敵な習慣ですね。
日曜日は教会へ行っている間にオーブンで肉を焼いて、帰って来たら家族で食事というのが、英国庶民の文化「サンデーロースト」です。
今では教会に行く人も、食べる人も少なくなっているようですが・・・ (2007年10月22日 02時51分09秒)

 Re:総手作り化(10/18)   schatzky☆ さん
こぶたのほっぺさん
>日曜日にはケーキを焼いてお茶とは素敵な習慣ですね。

スコットランドにはないでしょうか?
この前、知り合いの知り合いのエングランド人が、
私達のところでもケーキ、焼くけど。安上がりだし。と言うようなことを言ってたんだけど日曜に限定されないのかな。



>日曜日は教会へ行っている間にオーブンで肉を焼いて、帰って来たら家族で食事というのが、英国庶民の文化「サンデーロースト」です。
>今では教会に行く人も、食べる人も少なくなっているようですが・・・
-----
ドイツも、日曜は、午前中が教会で、帰ってきたら、やっぱりSonntagsbratenといって、日曜のローストなんです。そしてそのあと、お散歩に出かけて、帰ってきたら午後のお茶。これが典型的な日曜の過ごし方のパターンでした。
ドイツもメッチャくちゃに崩れているところが多いみたいですけれど。


(2007年10月22日 05時50分25秒)

 Re:ドイツの手作りケーキ礼賛文化について。論文直し中・・・(10/18)   にしもと さん
こんにちは(*^^*)卒業論文のテーマでドイツの家庭での手作りケーキ、お菓子について調べています。参考資料を集めるのに苦戦しているのですが、おすすめの本、論文等ありましたら、教えていただきたいです。 (2014年10月06日 04時43分52秒)

 Re[1]:ドイツの手作りケーキ礼賛文化について。論文直し中・・・(10/18)   schatzky☆ さん
にしもとさん

こんにちは(^^)。
初めまして。メッセージありがとうございます。

そうですよね、苦戦しますよね。ドイツですら、特に近現代の家庭とケーキについては、誰も書いていなかったですから…。
日本だとドイツでの家庭の手作りケーキが学術論文のテーマになるかということ自体、私がドイツ家庭手作りケーキを修論のテーマに選んだ頃は、まだ日本の大方の教授陣は首をかしげていましたし。
(というわけで、自分は統計資料・歴史的史料とフィールドワークを元に、まずはこれが学術的なテーマになるということを修論で書きました。)

その先は、日本には資料と呼べるようなものがほとんどなかったので、再びドイツへ来たのですが、でも、ドイツでも、そういう論文は前例がないので、本にまとまっているものはあまりないのです。よくて、歴史系や社会系、民俗学系の食習慣関連の本にちょこちょこ書いてあるのを少しずつ抜粋で集めるとか、そんな感じです。
日本で手始めに読んでいたのは民俗学系や家族社会学系の古典、ウェーバー・ケラーマン@ドイツの家族とか(多分既にご存じですね)。

そのころのことや、ここのサイトに書いてあることは、おおよそ博士論文に書いたので、手前味噌で申し訳ないながら、私の博論を参考にしてもらうのが一番良いような。

その前にひとつ、まず、どういう視点からその論文を書くかということがありますが(分野、時代など)、にしもとさんは、そちらについてはもう決めていますか。
というのも、既に書かれたテーマで論文を書くことは基本的にNGなので、重なっていたら困るだろうなぁと。

後、史料はほとんどドイツ語なのですが、卒論だと外国語文献は普通はハードルが高いのですが、いかがでしょうか。

その辺りがクリアできていたら、拙著をお薦め…します(^^;)
ドイツ語なんですが…。
修論のまとめの一つは某紀要に日本語で載ってはいますが…。
後輩…ってことはあんまりないですよね…。日本広いし…(^^) (2014年10月08日 02時17分22秒)

 Re[4]:ドイツの手作りケーキ礼賛文化について。論文直し中・・・(10/18)   にしもと さん
お返事ありがとうございます!
丁寧なアドバイス、参考にさせていただきます。
問題提起は、お菓子(kuchenとTorte)イメージ像が家庭(女性、母)のイメージとなっていったのは?いつから家庭でよくお菓子が作られるようになったのか?を中心に書こうと思っています。歴史的観点から調べていくつもりです。
まずは、⑴お菓子作りの始まりについてお菓子の歴史(菓子職人など)をはじめに書き、次の章で⑵KuchenとTorteの語源やドイツの代表的なお菓子、行事のお菓子、キリスト教との関わり、地域の名物について書きます。⑵は、地域や行事を通してお菓子がどういうものであるか、関係、重要性を説明します。
そのあと⑶家庭の中でのお菓子について、戦後50-60年の家庭の過ごし方(生活、技術、物流の発展を関連させる)やメディア(テレビCM、映画、文学、雑誌、広告)を通してお菓子の普及について書こうと思っています。

⑶が一番重要ですが、資料集めが一番大変ですね…。
「メディア」はDr.Oetkerなどのお菓子作りのメーカーのホームページなどを参考に歴史をふりかえることができそうです!あとは女性雑誌の探し方が難しいです。いつから女性雑誌でお菓子のレシピがよく取り上げられるようになったのか、流行も調べていきたいのですが、これも苦戦中です。

ドイツ語は半年間留学経験があるのと勉強中なので、なんとか辞書を使いながら読めると思います。博士論文参考にさせていただきますね(*^^*)
わかりにくい説明になってしまいましたが、長文失礼いたします。 (2014年10月09日 00時37分04秒)

 Re[4]:ドイツの手作りケーキ礼賛文化について。論文直し中・・・(10/18)   にしもと さん
お返事ありがとうございます!
丁寧なアドバイス、参考にさせていただきます。
問題提起は、お菓子(kuchenとTorte)イメージ像が家庭(女性、母)のイメージとなっていったのは?いつから家庭でよくお菓子が作られるようになったのか?を中心に書こうと思っています。歴史的観点から調べていくつもりです。
まずは、⑴お菓子作りの始まりについてお菓子の歴史(菓子職人など)をはじめに書き、次の章で⑵KuchenとTorteの語源やドイツの代表的なお菓子、行事のお菓子、キリスト教との関わり、地域の名物について書きます。⑵は、地域や行事を通してお菓子がどういうものであるか、関係、重要性を説明します。
そのあと⑶家庭の中でのお菓子について、戦後50-60年の家庭の過ごし方(生活、技術、物流の発展を関連させる)やメディア(テレビCM、映画、文学、雑誌、広告)を通してお菓子の普及について書こうと思っています。

⑶が一番重要ですが、資料集めが一番大変ですね…。
「メディア」はDr.Oetkerなどのお菓子作りのメーカーのホームページなどを参考に歴史をふりかえることができそうです!あとは女性雑誌の探し方が難しいです。いつから女性雑誌でお菓子のレシピがよく取り上げられるようになったのか、流行も調べていきたいのですが、これも苦戦中です。

ドイツ語は半年間留学経験があるのと勉強中なので、なんとか辞書を使いながら読めると思います。博士論文参考にさせていただきますね(*^^*)
わかりにくい説明になってしまいましたが、長文失礼いたします。 (2014年10月09日 01時19分12秒)

 Re[4]:ドイツの手作りケーキ礼賛文化について。論文直し中・・・(10/18)   にしもと さん
お返事ありがとうございます!
丁寧なアドバイス、参考にさせていただきます。
問題提起は、お菓子(kuchenとTorte)イメージ像が家庭(女性、母)のイメージとなっていったのは?いつから家庭でよくお菓子が作られるようになったのか?を中心に書こうと思っています。歴史的観点から調べていくつもりです。
まずは、⑴お菓子作りの始まりについてお菓子の歴史(菓子職人など)をはじめに書き、次の章で⑵KuchenとTorteの語源やドイツの代表的なお菓子、行事のお菓子、キリスト教との関わり、地域の名物について書きます。⑵は、地域や行事を通してお菓子がどういうものであるか、関係、重要性を説明します。
そのあと⑶家庭の中でのお菓子について、戦後50-60年の家庭の過ごし方(生活、技術、物流の発展を関連させる)やメディア(テレビCM、映画、文学、雑誌、広告)を通してお菓子の普及について書こうと思っています。

⑶が一番重要ですが、資料集めが一番大変ですね…。
「メディア」はDr.Oetkerなどのお菓子作りのメーカーのホームページなどを参考に歴史をふりかえることができそうです!あとは女性雑誌の探し方が難しいです。いつから女性雑誌でお菓子のレシピがよく取り上げられるようになったのか、流行も調べていきたいのですが、これも苦戦中です。

ドイツ語は半年間留学経験があるのと勉強中なので、なんとか辞書を使いながら読めると思います。博士論文参考にさせていただきますね(*^^*)
わかりにくい説明になってしまいましたが、長文失礼いたします。 (2014年10月09日 02時27分12秒)

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