4月半ば過ぎに今の滞在許可証が切れる。
今の滞在許可は、フリーランス労働目的で1年。
フリーランスと自営は少し違う。
まあ、その辺はまた機会があったら書くことにして。
2011年秋から、滞在許可証の電子カード化が始まった。
これまではパスポートに貼り付けたり、付属で携帯する三つ折りの紙だったりで
各地方自治体がばらばらに発行していた滞在許可証。
それが、電子カード化され、全国統一でベルリンでの発行となった。
別に構わないのだ。全国統一しようが、電子カード化されようが、実害がなけりゃ。
ただしメリットがあるように宣伝するのは…無理がある。
正直言って今のところ、電子カード化のメリットはあまりない。
メリットか?と一瞬思っても、今のところは使えないもの。
1.電子カード化して、こちらの人の身分証と同じ大きさにするのはいい。
お財布に入るし。
だけど、実は外国人はそれだけではだめ。
パスポートも(本来は)別に携帯しなきゃいけない。
何のことはない、携行品に余分なものが一つ増えたと同じ。
2.電子化した分、発行手数料も高くなった。これまでの料金にプラス50-60ユーロ。
無期限滞在許可だとこれからは135ユーロだったかな。1万5000円くらい。
役所のお兄ちゃんは「ただの金儲け、全然意味ないよ」といっていた。
でも、それでもなんでもいいんだ、こっちが望む滞在許可を出してくれるなら。
って思う訳です。
特徴はまだ幾つかあるけど、それはまた今度でいいや。
で、ベルリンで作るので、時間がかかる。
だからその時間を見越して、早めに来いやと役所はいうわけです。
この、早めにっていうのも自治体ごとに少しずつ違う。
笑っちゃうなぁ。5-6週間前には絶対来い!っていう役所と、
3週間前でもまあ、大丈夫よという役所。
色々書類を集めなきゃならないものにとってありがたいのはもちろん後者。
でも、そんなの、実際に出向いてみないと分からない。
前もって「もう切れるから早めにきぃや~」と書いてきた役所が実は優しかったりもするし。
どきどきしながら書類を集めて
そういうときに限って、自分の力じゃどうにもならない時間がかかったり。