Kulturen popul?er Unterhaltung und Vergn?gung
(一般娯楽と楽しみの文化)
今回の学会は金曜から日曜まで。
発表の仕方は様々で、それも興味深かった。
セクターを「一般娯楽と楽しみの文化」とさくっと訳したが、
私はこのセクターをポップカルチャーのセクターと捉えていた。
ポップカルチャーと言っても日本で普通捉えられるものとは少し違う。
ドイツ語ではpopul?re Kulturというのだが、
これは日本語でポップカルチャーと言ったときに指すような
現代アート系が元になったり、
ポップミュージックというような特に若い人間を対象とする文化のカテゴリー以外に、
いわゆる日常的な文化も、
一般によく知られたという意味で「ポピュラーな文化」に含まれる。
私の研究していたケーキ文化はその三つ目にあたるので
ポップカルチャーに含まれるとは思っていても、
私が思うところの正統派のポップカルチャーとは少しずれていて、
こういうところでは肩身が少し狭い気がしていた。
しかし、テーマが限定された学会のいいところで、
それについても某教授と話をすることができ、
彼は正統派ポップカルチャーの大御所といってもいいのだが、
それも一つのポップカルチャーには違いなく
何を臆するところもないとはっきりおっしゃってくださったので
それだけでも出た価値があったかと思った位、少し勇気が出た。
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最終更新日
2012年07月30日 17時35分07秒
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