フランクフルト・本の見本市 Die Buchmesse
この日は、10年ぶりに知人に再会。知人は日本でドイツ製品を輸入したり、翻訳コーディネイトをしたり、日本語の教本を作ったりしている。というわけで、フランクフルトの本の見本市にも小さいながらブースを持っており。今度いつドイツへ来るの(夏に会い損ねた)と聞いたら、メッセにいるから遊びに来たらといってくれた。今までだったら、フランクフルトはあまり近くないので、遠慮していただろうがハイデルベルクからちょっとでるくらいなら、大丈夫。何せ、うちの街からシュトゥットガルトへ行くくらいの感覚。(あ、それは嘘だった)。ICE(超特急)もでてるし、IC(特急)もあるし、RE(普通)もある。S-Bahnでもいけないこともないが、乗り換えが面倒だし、運賃はREと変わらない。というわけで、REで行くのが一番安いが、本数が少なく、時間が1.5時間かかる。今回選んだのは1時間でいける、IC.ICは、ICEと比べたら、たまに少し余計に時間がかかるが、それで節約できる金額に比したら気になることもない電車。今回も、10分くらいしか変わらなかったので、ICにした。帰りは友達の叔母さんのところによったので、REになり、更に安かった。さて、フランクフルトの「ブーフ・メッセ」でござるが、ドイツ最大の本の見本市といわれ(確かにその通り)、毎年話題のメッセである。 普通のメッセと同様、最初の数日は業者専用、これに入場するためのチケットも、一般価格の3.5-4倍ほど。その代わり、ゆったり回れるというメリットがある。最後、土日は一般入場可で、チケットも9ユーロ(あれ7ユーロだったかな)。まあ、買えない訳じゃない。メッセ価格というのがあり、そこで手に入る本は、およそ20-25%引き。カレンダーなども売っており、来年のカレンダーを廉価で手に入れたい人にはお薦め。カレンダーの割引は、年が明けて1月も16日位から、公式には30,31日から始まる。その前に割引するカレンダーは、よほど大量に仕入れすぎたか何かしたもののみ。ドイツのカレンダーは写真と絵画の芸術品と言え、カレンダー専用の分厚いカタログもあるほど量も豊富だが、値段もそれなりにする。大判のものだと、50ユーロはざら。一年飾っておくものだから、一月に5ユーロ、壁掛け替わりに投資していると考えることもできるが。最近は撮影技術がかなり向上しているので、使い終わったカレンダーの気に入った月の得や写真を枠に入れて飾っている人も多い。 話がずれた。そう、メッセに行ったのだ。しかし、着いて3時間くらいは知人と四方山話に終始していたので、彼のブースに座ったきり・・・。たまに日本語教本を探している人がきたり・・・。で、メッセの様子を・・・とAutyさんにリクエスト頂いたのだが、結局、私が回れたのは、2時間ほどかけて、一つの建物、6番のフロア(1,2階)のみでした。ごめんなさい。本当は、今回はインドがテーマなので、そのテーマフロアだとか、後、日本の出版社が入っているフロアとか、純文!っていうフロアもあったと思うんだけど、回りきれず。 私が回った6番は、一般文化っていうのかなぁ。旅行、外国、子供、食、政治、文学などがごちゃ混ぜになったフロアで、きれいだったのは子供用の本の出版社ブース。だけど、なぜか写真がない・・・。というわけで、撮れていた写真で載せられるもの。これは雑誌、シュピーゲル社のブース。雑誌、新聞系は、座談会なども催しており、向かい側のZeit紙は、後10分くらいで著名な作家の講演が始まるはずだった模様。LESUNGと呼ばれる、作家が自分の書いたものを朗読する会もあり、児童文学でも行われていた。そういえば、漫画ブースもたくさんあったわ。日本人も何人か座っていました。見た階では、、韓国の漫画ブースが大きかったけど。業者用訪問日なのに、10代の訪問者がたくさんいて、漫画を熱心に読んでいました。次の日につづく~。